最後の記憶 新装版 の商品レビュー
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相手と同じ場所に立って初めて相手の気持ちに寄り添えるし、自分本位な見方をしていたことに気付くんだ〜!荒井そんなに悪者じゃなかったんだね。 ほえーーーって感じで読めてほえーーーーーって感じに終わる。このお話は私には少し早かったっぽい!私の髄液は代々継ぎ足されてきたものではないみたい。私の頭には私が生まれてから今までの私だけの知識しかないから、私が理解できなかったらそれで終わりなんだね。それこそ脳外科医の髄液mixされてたらもう少しわくわくして読めたのかな
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臓器を移植して人格が変わっていくみたいなストーリーを読んだことがあるけれど、また違う視点で面白かった。 このタイトルが、なるほど!素敵だなと思った。
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飽きずに最後まで読めた! 主人公の脳だけの話ではないんだけど、 人ってやっぱり自分から見えてる面だけでは判断できないなあ、、と思った。 多面性があるのが人間だけど、本質はあるから素直にお話をすることが大事なんだと思った。 きっともっと早く素直にお話ができていたら寒椿の向こうに人を見ることもなかっただろうに。 自分も人のことを一面だけ見て嫌な人とか意地悪な人とか思わずに素直に「悲しい言い方だけど本当に傷つけたくて言ってる?」とか聞けるようになりたい。 色々プライドとか恥ずかしさとかあって聞きづらいと思うけど。 それはそうと、みんなは楽しいからって活動しすぎて宿主を壊すのは寄生ズとしては失格すぎる。 そのおかげで主人公はいろんなことに気づけたのかもしれないけど……最後に良いこともあったし。 私も最後の記憶を選べる人生が送れると良いな。
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自分の意思だと思っていたものが実は自分の脳内に棲みつく何者かによる意思であることに気づく。 それに苛立ちを覚えてもそれもまた誰かの気質であることに気づく。 無限に繰り返される思考と選択のループを終わらせるための物語だったが、世界中に俺のような人がいるのではないか?と主人公が思...
自分の意思だと思っていたものが実は自分の脳内に棲みつく何者かによる意思であることに気づく。 それに苛立ちを覚えてもそれもまた誰かの気質であることに気づく。 無限に繰り返される思考と選択のループを終わらせるための物語だったが、世界中に俺のような人がいるのではないか?と主人公が思うように結局は堂々巡りな話で救いがないなーと感じた。 自分が医療を学ぶ学生だからこそフィクションをフィクションと楽しめずいやいやそんなことないでしょ〜!と思ってしまったので読み手の問題もあるかも〜…(^。^)汗
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医者の沢村は、脳腫瘍の患者秋山の手術を担当する。手術中秋山の髄液が沢村の目に入った。その日から沢村は、脳裏におかしな映像が映ったり、好みが変わったりした。なかなか面白い長編サスペンスだった。 そのようなことが実際にあるとは思わないが、人類や体の神秘を感じさせるお話だった
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