ひこばえ(下) の商品レビュー
重松清さんらしい後味の良い作品 登場人物もよくかき分けられていて すいすい読めた でも、なぜだろう? あまり共感できなかったのよね 自分たちを捨てて勝手に生きた父の死 それに向き合う洋一郎 うーん 大家さんとか住職さんとかいい人すぎて…… ひこばえ 新しい芽に託す うーん ≪...
重松清さんらしい後味の良い作品 登場人物もよくかき分けられていて すいすい読めた でも、なぜだろう? あまり共感できなかったのよね 自分たちを捨てて勝手に生きた父の死 それに向き合う洋一郎 うーん 大家さんとか住職さんとかいい人すぎて…… ひこばえ 新しい芽に託す うーん ≪ 胸の穴 その穴埋める 道探す ≫
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父・石井信也の晩年を知る人たちから、明らかになる父・石井信也。 『自分史』を作ろうとしていた父・石井信也。 カレンダーに残る、母、姉、洋一郎の誕生日…何を想っていたのか… 父は何を残したかったのか… 父の遺骨を故郷に持ち帰り、母に合わせようとする洋一郎。母は… やはり、...
父・石井信也の晩年を知る人たちから、明らかになる父・石井信也。 『自分史』を作ろうとしていた父・石井信也。 カレンダーに残る、母、姉、洋一郎の誕生日…何を想っていたのか… 父は何を残したかったのか… 父の遺骨を故郷に持ち帰り、母に合わせようとする洋一郎。母は… やはり、ひとにはひとの想いがある… 洋一郎には記憶がなくても、母には母の、姉には姉の… 『ひとはいいことも悪いことも含めてひとだから』 父・石井信也は決していい夫、いい父親だったわけではない。 が、石井信也がいなければ、今、自分はいない。 父親でいられなかったことの申し訳なさはずっと抱えていたのだろう。 どんな父親になりたかったのだろう。 『父』をたどることで、自らのこれからの生き方を考えることができただろう。 息子へ、孫へ、つないでいかなければならないことを。 親の介護、自分の老後、墓の問題… 現実と老後を考えさせられた。
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全体的にそれぞれのキャラが分かりやすくなっているなという感じ。 ドラマにしたら神田さんとかや真知子は必要不可欠な存在なんだろう。私は真知子の言動がいまひとつ好感持てなかったんだけどね 読みやすかったけどその分斬新さはない、ありきたりといえばありきたりの人情物語かもしれない。
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