太平洋食堂 の商品レビュー
太平洋食堂にちなんだ話はほとんどありません。 実在の方がから、盛れないだろうけど、つまんない!世間的にはあまり知られてない人だから、知るいい機会だったのにもったいない
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大逆事件の詳細を知ることができる小説です。明治藩閥政府の無茶苦茶ぶり、その反面として紀州新宮の大石誠之助たちの人間的魅力が伝わってきます。 次は、西村伊作自伝を読む予定です。
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近現代史て高校でさらっと流れたからこの事件も結末しか知らなかったんで、その辺りの厚みがすこし出来てよかった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明治時代に活躍した、大石誠之助という人物の話なのだか、勉強不足で全く知らなかった。読後、色々調べてみた。 舞台が新宮、和歌山であり自分の隣県で方言も近く、親しみやすかったのだけど、社会主義、政治の話は取っつきにくく中々読み進められなかった。 誠之助の行動を中心に話は進んで行くのだけど、途中で横道に逸れて明治初期の出来事が紹介されるので歴史の教科書のよう。 穏やかな好人物だったんだけど、唐突に居なくなってしまう。余りに呆気ない退場に、え?と、悲しい気持ちも湧いて来ない。 それだけに当時の裁判や政府の無茶苦茶さ、理不尽さが伝わり、なんだそれ、と怒りの方が湧いてきた。
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