海が走るエンドロール(4) の商品レビュー
2024/10/13 違和感を無視し続けすぎたのがうみ子さん!! うみ子さんは映画で家族が重要な要素になっていて 海は現実で家族が重要な話になっていて、という。 親に認められたいって思うのもそれを弱さって思っちゃうのも海くんは純粋でいい子と思う。
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うみ子さんと海くんの関係とても良いな…。 2人が一緒にいる時の、夜の海みたいに静かで、でも大きくはない波がせめぎ合って何かを浮かび上がられせるような、そんな雰囲気が好きだ。 そして海くんがいざというときに助けを求めるのがうみ子さんなの胸がきゅーっとなる。 そして海くんが笑うとう...
うみ子さんと海くんの関係とても良いな…。 2人が一緒にいる時の、夜の海みたいに静かで、でも大きくはない波がせめぎ合って何かを浮かび上がられせるような、そんな雰囲気が好きだ。 そして海くんがいざというときに助けを求めるのがうみ子さんなの胸がきゅーっとなる。 そして海くんが笑うとうみ子さんと一緒に私たち読者も嬉しくなる…。
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悪気のない言葉、そこまでではないけれどちょっと不愉快なもやもやちりちりすること。 旦那さんと暮らした日々だって楽しい事だけではない。でも、亡くなってしまったら良い思い出にばかりなっていく。 自由に『させてもらった』方だけれど、旦那さんが生きていたらうみ子さんは映画を撮ろうとはしていなかった。 奥さんという立ち位置があったし、そこに収まるのが楽でもあった。 枠の中から出るのは、やはり荒波に船を出すことだ。しかし出さねば景色は変わらない。 法事をしていると聞いてわざわざ高尾まで来てくれて、お墓参りもする海くんは本当に律儀。 お互いがちゃんと映画に対して真剣で、相乗効果があるのが良い。 うみ子さんが書き直した脚本を無遠慮に読むけれど、笑顔で手伝いたいという言葉が出てくるような 裏表の無さがソラの魅力なのだろう。 海くんの気持ちは痛いほど分かるが、大人数が揃えば プロならまだしも学生たちで同じ方向を同じ真剣さで 向くことは難しい。 怖い監督の下で最高のパフォーマンスが出せないからコスパが悪くなる、という意見は納得。 さらなる大海原へ。背中を押す風。本当に素敵な表現。 求められる以上のことを返すのが当たり前と思っている人しかいない。 それがプロ。 「物語」を人は応援したくなる、という言葉も印象的。 海くんにとって監禁されるかも、と思って何より大事なのが映画の撮影データで、それを託したいと思うのがうみ子なのがすごく真っ直ぐで透明な重みを感じる。 言いたい事があるなら言えと言いながら全く話を聞こうとしない父親。案の定だ。 母親は黙ったままなのかと思ったので少し意外だった。 もし認められたら。応援してもらえたら。 期待して何が悪い、と思う。 泣く海くんを変に慰めるのではなく、 「私たちは映画を撮っている限り強い」 の言葉は仲間であり海くんを肯定しているうみ子さんだからこそ言える言葉だろう。 情けないあなたは魅力的だしとっても映画的。 夜の海を散歩しながらのこの台詞も映画的で強くて美しい。 時間をかければ良いものができるわけじゃない。 けど時間もすべて映画にかけたい。 ソラが映画を見た感想を「イライラする」と表現するのが とてもらしいなと思う。 面白い物を見た後イライラしたり走り出したい気持ちになったり編集作業したり それは自分が受け取るだけの側の人間ではないからだろう。 うみ子さん、やはり無理がたたってしまったか。 でも、無理をするなというのも何か違う気がする。 番外編で映画を撮るようになって人に見せるために何かを作る時 自分が何故それを作るのか、つまり自分が何が好きなのかを考えないといけないと思ったというのが好きだ。 更に突き詰めると、自分はなんなのかに辿り着く。 みんな本気で映画が好きなのが羨ましいし、こういう環境にいたらそれはうみ子さんも、頑張りたいと思ってしまうだろうなと思った。
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soraいいやつじゃん! 求められている以上のことをするのが当たり前なひとたちに囲まれていると、気持ちいいよなあ。
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映画を撮っている限り強い 苦しいこと、やりきれないこと、怒り、悲しみ、喜び、全部俯瞰してやりましょう この漫画を読んだ時は落ち込んでいる時だったけど、ここのセリフを見て落ち込んでも大丈夫だと言われてるみたいで嬉しかった どんな気持ちも全部自分の糧にしていつか作品作りの糧にする、...
映画を撮っている限り強い 苦しいこと、やりきれないこと、怒り、悲しみ、喜び、全部俯瞰してやりましょう この漫画を読んだ時は落ち込んでいる時だったけど、ここのセリフを見て落ち込んでも大丈夫だと言われてるみたいで嬉しかった どんな気持ちも全部自分の糧にしていつか作品作りの糧にする、そういう人生の向き合い方って素敵
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※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 映画館で海という青年と出会い、自分が映画を撮りたい側の人間だと気付かされた65歳のうみ子は、映画を撮るために美大に入学する。映画祭に作品を提出することを決めた、うみ子と海。仕事と学業に加え、創作活動という目まぐるしい日々が始まるが……!? ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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最後のシーンに全部持ってかれて、内容がぶっ飛んだ。 それはないよね。カムバックするとは思うけど、そういうのこのストーリーに必要なのかな。とまで思ってしまった。 海とうみこさんのことは応援してるんだけどね。
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うみ子さんはいろんなことをすごい深く掘り下げて考える人だなぁと思っていて、娘さんの「思考オタク」って言葉がすごくしっくりきました。 soraくんがただ掻き回すだけの人じゃなくて良かった!
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映画人の心理や思いが次から次へと染み入ってくるなあ。 ラストは「いつかは来るかもしれんなあ」とずっと心配していた展開。さて、どうする。
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毎巻考えさせられる 自分の生き方と比べて辛くなる瞬間もあるけど、 それでも読む手を止められない面白さがある。
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