闘う舞踊団 の商品レビュー

金森穣(著者)

2023/05/19

どこが元の言葉かは失念したのですが、地方を変えるのは「よそ者、若者、ばか者」であるということを再認識させてくれる一冊です。ただ、読んでいて、就任する前、日本の芸術団体が公共で置かれている現状をこの方はどこまで理解して就任したんだろう？という疑問もわきます。鈴木忠志時代のSPACを見て感動したというのですが、芸術監督が変わった現在、地元民としてその記述を素直には喜べません。
静岡県知事選挙で「SPAC芸術監督への権力の集中」が争点となることがあるだろうか？