パレスチナに生きるふたり ママとマハ の商品レビュー
イスラエルで紛争が起こっていますが、我々が知っているのは部分的なものであるが、この写真絵本ではパレスチナで住んでいる人の日常がテーマとなっており、普通の日常や命の大切さをあらためて感じる内容となっています。
Posted by
すごくかわいそうだった。逮捕してくるやつとか、ほんとクソだと思った。あと、料理が日本とぜんぜん違った(9歳10ヶ月本人談)
Posted by
写真「絵本」なのに、短い文章から垣間見える人々の生き様、そして彼女たちの祈りに、涙が出そうになった。同じ著者の「それでもパレスチナに木を植える」に、同じ登場人物やエピソードがより詳細に出てくるので、併せて読めてよかった。絵本で読みやすいので、友人たちにも勧めやすい1冊。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
パレスチナに暮らす2人の女性が、その暮らしを語る 写真絵本 ママはインムハミースと呼ばれている 夫と5人の息子と5人の娘、そして孫たち。 畑を耕し、ヤギの放牧や養蜂をして暮らしていた ある日、村に突然分離壁ができ、壁の向こうには入植地が出来た 村の男たちは反対運動をし、そして逮捕されたり撃たれたりした マハはインムカムールと呼ばれている 寝たきりの夫、息子4人、娘2人と孫がいる ジェニン難民キャンプで暮らしている ○ただふつうに暮らしたい。そんな願いがなぜ叶わないのかと思う 今、起こっていることなのが辛い
Posted by
小学生の子どもさんや外国人日本語母語ではない方にも読んでいただける様にということか、そもそも大判で写真絵本仕様だからか、全部ルビがふってあります。そして高橋美香さんの友人であるママさんとマハさんの二人の顔がSNSのアイコンのようになり対話形式で、お二人のページの下にはそれぞれのカ...
小学生の子どもさんや外国人日本語母語ではない方にも読んでいただける様にということか、そもそも大判で写真絵本仕様だからか、全部ルビがふってあります。そして高橋美香さんの友人であるママさんとマハさんの二人の顔がSNSのアイコンのようになり対話形式で、お二人のページの下にはそれぞれのカラーと模様のパレスチナ 刺繍のモチーフ。 毎日の暮らし方、オリーブの木やヤギや家族のこと。でも毎日命を削るように生きているパレスチナの暮らしなので、穏やかなことばかりではない。 なぜ夫が拘束されたり息子や娘や友人たちが逮捕されたり射殺されたりするのか。パレスチナ問題は長い長い時間と共にあり、そして私がよく知っていた頃よりさらに20年以上の時が経ち,よりひどくより悪くより非道により無慈悲になっている。 よく知らない人には,この本が入り口となりパレスチナ 問題が日本でもっと語られたらと願うばかりだし、全ての小学中学高校に、配置してほしい一冊です。 パレスチナ の人と温かい関係を保ちながら特にコロナ禍ではなすすべもなく日本で歯痒い思いがとてもひりひりと痛いように伝わる、パレスチナの、美味しい野菜、豊かな緑のオリーブの木、歌と踊りが大好きで,コーヒーやお茶をゆったりと木陰で楽しむひとたちの居場所が何十年もの間どんどん失われ追われていること。私たちに無関係な事ではない。 なかなか本屋さんで見つけられなかったのは,もしかして絵本コーナーに分類されていたからなのだろうか。もっと目に止まるところにママとマハの、笑顔が見えるように置かれることを願う。 お茶を飲みながらヤギの出産のタイミングを待つママ夫妻の写真が好き。ポストカード本屋さんでいただいた。
Posted by
- 1