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はじめてのクラシック音楽 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2024/12/03

クラシックに関する本は、「やさしい」や「初心者向け」を謳っていてもある程度知っている前提に立っているものが多いように思ったが、この本はわかりやすくて読み易かった。 作曲家等の解説と、交響曲等の概念の解説と全般的にあって「はじめて」というタイトルにふさわしくすぐに読み進められた。 ...

クラシックに関する本は、「やさしい」や「初心者向け」を謳っていてもある程度知っている前提に立っているものが多いように思ったが、この本はわかりやすくて読み易かった。 作曲家等の解説と、交響曲等の概念の解説と全般的にあって「はじめて」というタイトルにふさわしくすぐに読み進められた。 同じ作者の方の別の本も読んでみたい。

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2024/11/09

今まで学校でしか聞いた事のなかったクラシック。なんとなく興味があるなぁ、と手に取った本だったが、はじめにで「入門書。これほど空しい本もありません。」とバッサリきて面食らった。たしかに「好き」を認識する時って、何かを実際体験したり味わったりした時に自発的に思うもの。好き嫌いって運命...

今まで学校でしか聞いた事のなかったクラシック。なんとなく興味があるなぁ、と手に取った本だったが、はじめにで「入門書。これほど空しい本もありません。」とバッサリきて面食らった。たしかに「好き」を認識する時って、何かを実際体験したり味わったりした時に自発的に思うもの。好き嫌いって運命的なんだな。 著者も語っているが、この本はクラシックに好奇心を抱いた人にクラシックの俯瞰的な見取り図を示したもの。 そもそもクラシックとはなんぞやからはじまり、聴き方や音楽の種類、はたまた具体的な作曲家について、時折毒づきながら述べていく。 つらつらと説明的にならず、作者なりの見解が随所にあるため飽きずに読み進めることができる。 曲名にあまり意味を盛り込まず、純粋に『音楽』に意味を込めるというのは何となく作曲家たちのプライドを感じる。 敷居が高いと思い込んでいたクラシック、思ったよりも楽しめそうだと早速サブスクで聞いてみたが曲の背景も知ることが出来て、感慨深い。 クラシックに少しでも興味がある方、知識を付けたい方におすすめ。本書後半の作曲家や演奏楽器についての話しもためになる。

Posted byブクログ

2024/09/17

クラシックは聞いてみないとわからない。旅行と同じで、歴史背景の知識があるとより楽しめることがわかった。

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2024/08/29

クラシック音楽の歴史的背景や作者について、簡潔に説明されていたので、初学者にはわかりやすかった。 聴いてみたい音楽にいくつか付箋を貼ったので、一つずつ聴いてみようと思う。 とりあえず読了後、ヴィヴァルディの『四季』の演奏動画を何度か鑑賞した。 目を閉じれば、春夏秋冬それぞれの情...

クラシック音楽の歴史的背景や作者について、簡潔に説明されていたので、初学者にはわかりやすかった。 聴いてみたい音楽にいくつか付箋を貼ったので、一つずつ聴いてみようと思う。 とりあえず読了後、ヴィヴァルディの『四季』の演奏動画を何度か鑑賞した。 目を閉じれば、春夏秋冬それぞれの情景が目に浮かび、身体全体がその場に引き込まれるような心地よさを感じた。 普段何気なく聴いていた曲がこんなに自分を感動させることに驚きを隠せなかった。 音楽という素晴らしい文化と出会えたことを心から喜ばしく思うばかりである。

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2024/08/15

この本は、クラシック音楽初心者向けの皮を被った 許光俊氏が初心者向けの本を書いたらどうなるか という本である。 だから、見えない毒がどこかしこに現れている。 (特に指揮者・演奏家紹介の部分) 私はそういうのを探すのが好きなので、 面白いと思いながら読んだわけだが…。

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2024/05/01

クラシック音楽の入門として最適。堅苦しくなく難しくもなく読みやすい。作曲家や演奏者についても、好事家への目配せもありつつ、ほどよくライトな感じで好印象。

Posted byブクログ

2023/08/20

クラシック初心者のために、著者が遠慮のない文章でそれを解説していく。 前半はクラシックの歴史や基礎知識が述べられ、後半に時代ごとの辞典という構成だ。初心者に特に参考になるのが後半だろう。紹介されている曲をyoutubeやサブスクで調べながら読み進めれば、聴いたことがある曲がたくさ...

クラシック初心者のために、著者が遠慮のない文章でそれを解説していく。 前半はクラシックの歴史や基礎知識が述べられ、後半に時代ごとの辞典という構成だ。初心者に特に参考になるのが後半だろう。紹介されている曲をyoutubeやサブスクで調べながら読み進めれば、聴いたことがある曲がたくさん出てきて多くの発見ができるだろう。 個人的な注文として、「〜短調」の意味も記載していただけるとよかった。オペラ編もあるようなので、いずれそちらも読むつもりである。

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2023/07/24

取り上げない名前に個性が出てる。 テレマン、コレッリ ワルター、トスカニーニ、クレンペラー ベーム、ヴァント ジュリーニ、アバド、シノーポリ、シャイー ギレリス、ブレンデル、アシュケナージ シェリング、グリュミオー クレーメル 逆に、作曲家をリュリとラモーで始める当たりが「歴...

取り上げない名前に個性が出てる。 テレマン、コレッリ ワルター、トスカニーニ、クレンペラー ベーム、ヴァント ジュリーニ、アバド、シノーポリ、シャイー ギレリス、ブレンデル、アシュケナージ シェリング、グリュミオー クレーメル 逆に、作曲家をリュリとラモーで始める当たりが「歴史観」なのかな。

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2023/05/23

この手の本は何度か読んだが、そんなにはまらず現在に至る。一方、クラシック好きは身近にいて楽しそうだし、興味はある。そんな恒にあって満たされないニーズで読んでみた。きっかけは書評。 はじめに、おわりに、に本書の特徴が凝視されている。入門書や魅力を説く内容でなく、俯瞰的にクラシック...

この手の本は何度か読んだが、そんなにはまらず現在に至る。一方、クラシック好きは身近にいて楽しそうだし、興味はある。そんな恒にあって満たされないニーズで読んでみた。きっかけは書評。 はじめに、おわりに、に本書の特徴が凝視されている。入門書や魅力を説く内容でなく、俯瞰的にクラシックをとらえて、面白さがわかるようなコンパスのような内容を目指したとのこと。クラシックでない、釣りの著者の体験が紹介されており、コツをつかめば沼にはまるという例えはその後の内容を読み方につながった。 曲の種類から作曲家、楽器、演奏者の概説、おすすめ曲、世間一般の評価と著者の評価と、客観的つつ、著者の言葉も感じられる。 クラシック音楽だけでなく、西洋絵画も教会や歴史を理解しなければ、深く味わえないという内容からも、今までのとっつきにくさの理由がクリアになった。 本書では、音楽を聴いたときの表現法がいろいろとあり、それが斬新で刺激的だった。食事の表現と同じように、わかると価値観も広がると思う。

Posted byブクログ

2023/02/27

クラシックだけでしょうね、こうした入門書があるのは。 ロックでも名盤シリーズみたいなのはあるけど、「はじめてのロック」」とか「はじめてのジャズ」はないよね。 そんなに聴いてもらえないものなのかなぁ。普段耳にはしているでしょうに。ところで本書だけど、著者の「毒」が結構効いてる。ボク...

クラシックだけでしょうね、こうした入門書があるのは。 ロックでも名盤シリーズみたいなのはあるけど、「はじめてのロック」」とか「はじめてのジャズ」はないよね。 そんなに聴いてもらえないものなのかなぁ。普段耳にはしているでしょうに。ところで本書だけど、著者の「毒」が結構効いてる。ボクにはいやらしかったな。ちょっと「上から目線」すぎるよ。

Posted byブクログ