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新しいゲノムの教科書 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/09/10

分子生物学の教科書を新書サイズにまとめた本で,初学者はここから学習するのが良さそう。既習者でも,何が原則で何が例外かを確認するのに役立つ。

Posted byブクログ

2023/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに仕事関連の本に触れてみた。 新たに知ったところ。 ・コラーゲンはヒトの全タンパクの1/4を占める ・岡崎フラグメントができるほうの鎖の伸長速度は、反応が複雑なため遅れる。リーディングは先導するという意味、ラギングは遅れるという意味 ・チンパンジーのゲノムはヒトの4%の違いしかない。染色体数は24本。ヒトの祖先において2本が融合したらしい

Posted byブクログ

2023/09/12

ゲノム学の歴史から最新研究までまとめ上げた本。タイトルにあるように教科書として書かれたということは網羅的にならざるを得ず、おのずから専門用語が頻発することになり、文系の私には少々厳しかったのだが、決して分からないということはなく、おそらくだが、専門の人が読むと教科書としてよくまと...

ゲノム学の歴史から最新研究までまとめ上げた本。タイトルにあるように教科書として書かれたということは網羅的にならざるを得ず、おのずから専門用語が頻発することになり、文系の私には少々厳しかったのだが、決して分からないということはなく、おそらくだが、専門の人が読むと教科書としてよくまとまっているという感想を持つのではないだろうか、そんな印象だった。 こんな私でも生物はDNAの配列が分かればその全てが分かるというような単純なものではなく、果てしないと思われるほど複雑にできていること、そしてこの分野の研究が文字通り日進月歩で進んでいることはよくわかった。

Posted byブクログ

2023/04/25

たまたま書店で目に留まり、購入してしまった。 目次の時点で感じた通り、内容はガッツリ分子生物学。大学でやったクロマチンやヒストン、サザン法など懐かしい単語も目白押しだった。 紙面の都合で各説明は限りがあるものの、それでも久々に触れると読み応えがあった。

Posted byブクログ

2023/03/26

ゲノムや遺伝子等の分子生物学の分野の色々な本のエッセンスを最新情報も交えてギュッとまとめられている。最後の章は専門的な内容が大半だが、その他はタイトル通りのまさに新しい教科書。過去読んだこの分野の本の総復習的な、これまでの知識がコンパクトにまとめられていて、統一的に整理できる一冊...

ゲノムや遺伝子等の分子生物学の分野の色々な本のエッセンスを最新情報も交えてギュッとまとめられている。最後の章は専門的な内容が大半だが、その他はタイトル通りのまさに新しい教科書。過去読んだこの分野の本の総復習的な、これまでの知識がコンパクトにまとめられていて、統一的に整理できる一冊。

Posted byブクログ

2023/02/23

DNAは2本らせん、というお題目だけの知識でとどまっていた身には、とてもありがたい読書体験であった。この数十年の間のこの分野の進歩は凄まじいと感じた。ミクロの世界の構造や化学反応を、どうやって分析し確定しているのか、疑問は深まるのだが。

Posted byブクログ