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認知症700万人時代の失敗しない「成年後見」の使い方 第2版 の商品レビュー

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2023/09/13

リアルに必要性が出てきたので手に取ってみた。 分かりにくい後見人制度を、それなりに分かりやすく、かつ必要な部分はきちっと一覧表にまとめてくれている。手元に置いておくと安心できる本。 第2版なのは、第1版から6年経っており現行制度に合わせ改訂した模様。 まだ認知症と決まっていない...

リアルに必要性が出てきたので手に取ってみた。 分かりにくい後見人制度を、それなりに分かりやすく、かつ必要な部分はきちっと一覧表にまとめてくれている。手元に置いておくと安心できる本。 第2版なのは、第1版から6年経っており現行制度に合わせ改訂した模様。 まだ認知症と決まっていない段階でも、ひとまずやっておくと良いのは財産目録とエンディングノートの作成。 目録は使い込みを防ぐため。ノートは後見になろうとする人との「相性」を測る上でも欠かせないものだという。なるほど。納得。 これを見ると後見人はほとんど慈善事業。つい見返りを求めてしまっても、責めることはできない気もする。逆に財産の使い込みを防ぐため、親族が後見人となれるケースは全体の2割にとどまるそうだ。この事実はなんとも物悲しい話だった。 核家族化と少子高齢化の両輪で、人間の死に方すら荒んできている社会なのか、、、それが果たして幸せと言えるのだろうかと変に考えさせられた。

Posted byブクログ

2023/04/05

後学のために読了。家族への贈与などはできなくなる、今親族が後見として認められるのは2割程度、等々分かりやすくて面白かったです。最後にしぶしぶ「ほとんどの人はちゃんとしてるんですが」と言いつつ悪徳後見人の話をするのは面白かった。

Posted byブクログ