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おにのしょうがっこう の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2023/10/17

1年から。シュールな山田小学校のマチさん!今回もとっても平和な笑いどころ多々あり。おにごっこの言い換えがすきです。地獄好きなクラス3に読み聞かせしてあげたい一冊。

Posted byブクログ

2023/10/17
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令和5年度読書感想画指定図書 小学校低学年の部 感想画は低・高の2択ですが、低でも1年寄りの1・2年対象という印象。 赤いベニーと青いルリーはふたごの兄弟でピカピカの小学1年生。 とらのパンツを身に着けて、彩り豊かな友だち100人できるかな。 ツノはけずってピカピカに。 キャリア教育目指すは地獄。 週11時間の金棒授業。 給食は文字通り体に馴染んだ豆料理。 サイレン鳴ったらヤツが襲来した合図。そう、彼らの天敵「桃太郎」。非常時は登校控えて「オニライン授業」。 和解交渉、うまくいったら戻った日常。 襲い来る人間を模した「人間ごっこ」。じゃんけん負けたら「人間」として友達追い回す休み時間。 年に1度の運動会は地獄で開催「オニンピック」 金棒リフティングに血の池バタフライ。地獄の岩山クライミング。表彰式、来年見据えた閻魔様の挨拶に一同腹から大爆笑。 帰宅後は久しぶりの一家団欒。両親の職場の繁忙期は人間たちの所業次第。落ちてくる人間が減ることを願う、鬼の子ベニーとルリーなのでした。 端々に丁寧に散りばめられた「鬼あるある」がちゃんと笑えておもしろい。 金棒とかトラパンツがちゃんとウケる子と、スンってなっている子とに分かれるのは、鬼アイコンの認識に差があるのだろうなと。 でも閻魔様の挨拶で鬼が笑うくだりは9割が「スンっ」。そりゃそう。これが知る機会。由来は諸説あるけれど、低学年相手なのでさらっと説明。 街や地獄の風景も芸が細かくて、しっかり見せてあげてキャイキャイやりたい。 ・・・がしかし、感想画目的の場合は挿絵がキャッチーであればあるほど、見せすぎると、どんなにオリジナリティを念押ししても何人か挿絵完コピアートが仕上がるので、あえて焦らして妄想膨らませる作戦。 王道は自分や友達を鬼に変身させるパターンか。鬼姿で日常を切り取りとるも良し。やっぱり地獄を派手に演出する低学年らしさも欲しいかな。 何気にありがたいのが、ベニーとルリーの色分けがちゃんと「紅」と「瑠璃」になってて、脳細胞衰え気味の大人でも覚えられる親切さ。

Posted byブクログ

2023/08/14
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令和5年度読書感想画低学年の指定図書。 双子のオニの男の子が通う学校生活のお話。 大人になって地獄で働けるように頑張って勉強する。 かなぼうを振り回したり、生活の授業で地獄の勉強をしたりとクスリと笑える。 地獄に落ちてくる人間が少なくなるといいなという終わり方が好き。

Posted byブクログ

2023/03/25
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双子の鬼の男の子、ベニーとルリーが入学したのは『おにのしょうがっこう』。 大人になった時に地獄でしっかりお仕事ができるように、国語で地獄の行き先を書いたり読んだり、算数で人数や時間の数え方を覚え、生活で地獄の役割を学び、金棒の扱いを訓練したり…授業を通して垣間見える鬼社会がおもしろい。 「おにがしま」での遠足の体験はちょっと申し訳ない気持ちになってしまうな…。鬼の生活を脅かす存在としての人間の立ち位置にハッとする。 「地獄に落ちてくる人間が少なくなるといいなぁ」という二人の願いには心から賛同したい。 7歳。

Posted byブクログ