のろわれた手術(文庫版) の商品レビュー
「時計仕掛けのりんご」を読んでる際、そういえば「呪われた手術」を読んでいたこと、レビュー書いてないことを思い出す。レビュー書いていないブクログ登録本なんてたくさんあるのだけど、溜め込まないように少しずつでも買いていきたいと思っています。自分の記憶の整頓なので。 「時計仕掛けのりん...
「時計仕掛けのりんご」を読んでる際、そういえば「呪われた手術」を読んでいたこと、レビュー書いてないことを思い出す。レビュー書いていないブクログ登録本なんてたくさんあるのだけど、溜め込まないように少しずつでも買いていきたいと思っています。自分の記憶の整頓なので。 「時計仕掛けのりんご」を「のろわれた手術」で読んだよなぁ、と思ったのですが、収録されてないですね。収録されているのは「手塚治虫と戦争」の方でした。こういうあやふやな部分が出てくるので、記憶の整理整頓は大事です。 収録作品について書かないとレビュー意味ない。読書感想文のつもりなので。 愛情の先にある怖さ、をテーマにして書かれた作品を集めたのかな、という印象です。強すぎる思いが引き起こしてしまった出来事、事件、怪異。善悪や好悪、倫理を吹き飛ばしてしまうほどの強い想い、力。 強さがこわさと読むのは、強い愛が行き着く先、行きすぎてしまう先があるからかもしれない。ふと思いました。 「寿命院邸の地下牢」は『三つ目がとおる』の中のエピソード。有名な作品だけど、読んだことないんだよな。アニメではちょこちょこ見たような記憶があります。いずれ読んでみたいとは思っているけど、そういう候補が多いのです。手塚治虫ほどの作品数となると、さらに膨大。 新たな作品を読むたびに、漫画の神様という言葉の強さを思い知ります。 何十年前の作品でも面白いのだもの。
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手塚治虫の怪奇短編アンソロジーです。ブラックジャックや写楽などお馴染みのキャラも登場。手塚作品には「復讐」と「愛欲」がテーマの作品が多くこちらもその一つといえます。恐怖もありながら普遍性も感じられる作であるのはさすが手塚治虫。おすすめの文庫です。
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