初夏の春巻 の商品レビュー
このシリーズ、出てくる食べ物おいしそうだなーといっつも思うけどいまだ作ったことはなし…こんな店あったら行ってみたいな。子連れで行くには厳しそうではあるが。 時が経ち、いる人も変わり…でもその変化が自然でご都合主義すぎないところも好き。
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ああおいしかった、ならぬ、ああ面白かった 今日はくたびれていたので、家事の合間にのんびり読書がしたい…、と、いうことで迷わずこのタイトルを選択 がっつり楽しんで読了できた さっちゃんがグイグイきてていいね~! 万里くんが卒業(?)してどうなるかなと思ってたけど、いやいや、違う...
ああおいしかった、ならぬ、ああ面白かった 今日はくたびれていたので、家事の合間にのんびり読書がしたい…、と、いうことで迷わずこのタイトルを選択 がっつり楽しんで読了できた さっちゃんがグイグイきてていいね~! 万里くんが卒業(?)してどうなるかなと思ってたけど、いやいや、違う風が吹いてきてこれはこれで面白い 今回も恋模様(言い方)を、ごはんに絡めて濃いめにフューチャーしてはるな、と、思ったけど、いやいやいつもこんな感じやったか もうここまでシリーズを楽しんでたら、一子さんも二三さんもほんま健康で長生きしてくれ…、と、いう気持ちになってきた(笑。失礼) このシリーズだけに限らず、著者の本は、ご縁ってすてきやなとしみじみ思う だからくたびれた休日に読みたくなるんやろうね わたしにもご縁があればいいな
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最後の2章が怒涛の展開。まさに「大変だー大変だー」という言葉がしっくりくる話。面白すぎた笑お料理も相変わらず挑戦的、魅力的。鶏じゃがは作ってみたい一品ですね。
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要も恋バナ?と思ったのに意外な結末が。まぁ要があまりにも脈なしだったからしょうがないか。二三の拾ったお利口な弥生改めリン子、飼い主さん見つかって良かった。変な男も一子の勘で見事追い払うことができた。今回はタイの料理が沢山紹介されてた。今まで縁が無かったけどソムタムローンプレーンは...
要も恋バナ?と思ったのに意外な結末が。まぁ要があまりにも脈なしだったからしょうがないか。二三の拾ったお利口な弥生改めリン子、飼い主さん見つかって良かった。変な男も一子の勘で見事追い払うことができた。今回はタイの料理が沢山紹介されてた。今まで縁が無かったけどソムタムローンプレーンは実在するようなので行ってみたいな。
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一子さんの意識がたまに遠くへ旅してしまう場面があると、ドキッとする。孝蔵さん、まだ一子さんを迎えに来ないで下さい。
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東京都中央区佃。 江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。 そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。シリーズ13作目。 ◇ 「日替わり牡蠣フライ、...
東京都中央区佃。 江戸時代から庶民の町として栄え、現代でも旧佃島地域は昔ながらの人情と風情のある古い街並みで知られている。 そんな佃で2人のおばちゃんが営む食堂兼居酒屋を舞台にしたグルメ&ヒューマンドラマ。シリーズ13作目。 ◇ 「日替わり牡蠣フライ、2つ!」 皐のよく通る声が店内に響く。今日のランチのメインは牡蠣フライとあっていつにも増して人気だ。 はじめ食堂の牡蠣は身が大きくジューシーで食べでがある。しかも初代店主の孝蔵が考えた自家製タルタルソースがたっぷり付いてくる。これに小鉢が2品つきごはんもおかわり自由で 700円とかなりリーズナブルだ。 実はこの値段はずっと変わっていない。平成元年に消費税が導入されたときも、その後3度の税率アップのときも、営業努力で価格を据え置いてきたのである。 けれど近年の食材価格高騰の煽りを受け、さすがに経営が苦しくなってきた。このままでは昼営業は赤字に転落するのは目に見えている。 対策としては、50円値上げするか小鉢を1品減らすかが考えられる。そのことについて常連さんに相談してみると三原茂之や野田梓などは値上げの方に賛成で、理由は小鉢は2品食べたいからのこと。 それを聞いてもまだ思い悩む様子の一子たちを見た三原は、所用で訪れた大阪でたまたま入った大衆食堂の話を始め……。 ( 第1話「未練のカキ鍋」) ※全5話。 * * * * * 今回は大きな変化はないものの、いくつかの恋模様を核にして展開していきます。 まずは安定したところで、康平と瑠美のその後です。 もう何年も連れ添った夫婦のような2人。今回は泊りがけで北関東酒蔵巡りに出かけます。泊まるのは日光金谷ホテルとちょっと贅沢ですが、新婚旅行代わりだそう。 酒の康平と料理の瑠美。専門家の2人が酒蔵の若夫婦に手を貸すストーリーはなかなか楽しめます。 続いて、新登場の塩見秀明。江戸時代についての著書も多い大学教授です。アニメオタクであまり女性にモテないため独身なのですが、ひょんなことから要の勤める出版社とご縁ができ、接待した要に惚れてしまいます。 この塩見教授、はじめ食堂に通っては要の帰って来る看板近くまで粘るほどの入れ込みよう。一方、好きでもない相手ながら大切な仕事相手でもあるため、困惑する要。教授の恋の行方は !? そして、これも新登場のシリポーン・ムサクンラット。ショーパブ風鈴のニューフェイスのダンサーで、もちろんニューハーフ。 シリポーンの出身はタイ北東部のイサーンです。真面目で辛抱強い性格のシリポーンですが、日本では故郷の料理が口に入らないため元気がありません。 そんなシリポーンを見て義侠心を発揮したのが万里です。イサーン料理を出す店を探し出し、予約までしてシリポーンを招待することにします。 それを聞いたはなが親切すぎるのではと心配した通り、異国の地で自分に優しくしてくれる万里にシリポーンは恋してしまいます。いきなりシリポーンに口づけされて頭を抱える万里ですが……。 最終的には要と万里が結ばれてはじめ食堂を継ぐのではと思っているので、さほど心配せずに読めたこともあり、この2つの恋の成り行きを大いに楽しみました。 最後にもう1つ、万里についての変化を。 これまで魚、特に尾頭付きのものは食べられなかった万里ですが、割烹八雲で修業するうちにこのままではだめだと気づき、食べる練習を始めます。万里の食わず嫌いは矯正できるのか。興味を引くところですね。 ともあれ安心して楽しめる13作目でした。 追伸 他作品とのコラボもありました。 第1話に ( 名前だけですが ) 登場する2人。 1人は谷岡樹という女性。(『ゆうれい居酒屋』) もう1人は日高真帆という女性。(『婚活食堂』) どちらも民間の研究者で、要の出版社が仕事を依頼するのですがあいにく都合で折り合えなかったという設定でした。 こんな読者サービスが最近の作品ではよく見られるようになったので、ますます読むのが楽しみになりました。
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食堂のおばちゃん13 初夏の春巻 山口恵以子 ∞-———————∞ 迷子の柴犬がはじめ食堂に。お店に動物がいて和むお客さんたち。 万里は苦手な魚を食す。そしてニューハーフさんに惚れられる。 今回は特別なんか大きなことはなかった感。 炊き込みご飯風混ぜご飯は作ってみたい。煮物にして煮汁と一緒にご飯を炊いて、最後に具とご飯を混ぜる。レシピは筍だったけどキノコでやってみたい。 ここ何巻かは、ところどころレシピメモしてる。肉をちょっと入れるとコクが出るとかそういう細かいとこがためになる。 2024/07/31 読了(図書館)
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一子、二三、皐の3人が働くはじめ食堂。 家庭的な雰囲気で昼は食堂、晩は居酒屋。 常連さんたちのエピソードや美味しそうな料理が癒してくれるシリーズです。 本作は13作目、タイ人、タイ料理が登場。
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安定の面白さ。 変わり種焼酎が色々出てきてになった。 万里くんは魚食べられるようになるのか!? 塩見先生はタイ人の人と幸せになれるのか。多分なれそう。ほっこり。要ちゃんはちょっと残念? タイの人のネタ多くて面白かった。エスニックだね。
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「未練のカキ鍋」 対談相手を探してた。 前職で相手の職業関係なく魅せてきたからこそ、知らぬまに交友関係は広がったのかもな。 自身の知識がどれだけあるのか把握しているからこそ、いい話だったとしても手に負えないものを受けないのだろ。 「発酵レストラン」 酒造りとイタリアン。 偶然居...
「未練のカキ鍋」 対談相手を探してた。 前職で相手の職業関係なく魅せてきたからこそ、知らぬまに交友関係は広がったのかもな。 自身の知識がどれだけあるのか把握しているからこそ、いい話だったとしても手に負えないものを受けないのだろ。 「発酵レストラン」 酒造りとイタリアン。 偶然居合わせたからこそ招待出来たが、タイミングが合わなければ気まずいだけだったろ。 始めから話を聞く気のない相手を説得するのは困難だが、詳細まで伝えられるほど煮詰めた案ではなかったのでは。 「スペアリブと犬」 邪魔なものは排除し。 もしも疑念を抱くことなく盲目になっていたら、今生の別れと共に更に孤独になっただろ。 人の心が弱っているところに付け込むのがうまいだけでなく、そこから上手く思い通りに操る話術がすごいよな。 「めでタイ正月」 故郷の味は個性的で。 ここまで親身になって考えてくれたら、コロッと気持ちが傾いてしまうのも仕方ないかも。 万人受けするような料理であれば簡単に見つかるだろうが、こればかりは提供してくれる店を探す事すら大変だろ。 「初夏の春巻」 めでたい報告は続き。 同じくに出身というだけでも嬉しいだろうに、同じ地方だと聞いたら話に花が咲くだろう。 病気になっただけでも気が弱るというのに、知り合いは誰一人とていない中だと不安や心細さの方が強いだろうな。
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