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奇妙な漢字 の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2023/03/15

 なんじゃこりゃ!?冒頭に登場する漢字はバラエティ番組で数回見たことがあるが、他の漢字たちには、あまり出くわした記憶がない。左右で点対称になっている字であったり、一つの漢字を四つ以上合わせて一字を形成していたりと、造形を眺めるに際して、ニヤニヤしたり、苦笑したり、「どないせえ」と...

 なんじゃこりゃ!?冒頭に登場する漢字はバラエティ番組で数回見たことがあるが、他の漢字たちには、あまり出くわした記憶がない。左右で点対称になっている字であったり、一つの漢字を四つ以上合わせて一字を形成していたりと、造形を眺めるに際して、ニヤニヤしたり、苦笑したり、「どないせえ」という気持ちになったりと、というページのオンパレード。「一読の価値アリ」というよりも斜めから眺めるような本で、凝視すれば、夢に登場し、魘(うな)されること 必至。

Posted byブクログ

2023/03/14

<目次> はじめに 第1章  形が奇妙な漢字 第2章  読み方・意味が奇妙な漢字 第3章  アートな漢字 第4章  読めそうで読めない漢字 第5章  動物の漢字 第6章  何かがおかしい漢字 第7章  なぜ奇妙な漢字が存在するのか <内容> ちょっとがっかりな感じ。それは漢字の...

<目次> はじめに 第1章  形が奇妙な漢字 第2章  読み方・意味が奇妙な漢字 第3章  アートな漢字 第4章  読めそうで読めない漢字 第5章  動物の漢字 第6章  何かがおかしい漢字 第7章  なぜ奇妙な漢字が存在するのか <内容> ちょっとがっかりな感じ。それは漢字の解説部分が雑。中国の『中貨字海』が8万字以上の親字が登録されているらしいが、これをベースに眺めながらチョイスしたようだ。変な漢字が多いが、一部江戸時代の文化人の創作を除けば、中国で作られたようだ。象形文字も載り、漢字の知識は増えるだろう。

Posted byブクログ

2023/03/08

まじめとふざけの絶妙なバランス 実在する奇妙な漢字を取り上げ、おもしろおかしく解説してくれる本。 I 上から書くと「進む」 下から書くと「退く」  そんなの、見ただけだとわからん。 小を四つ並べた漢字。意味は「小さい」。見出しに「無駄な労力」と書いてあって、共感しすぎて笑...

まじめとふざけの絶妙なバランス 実在する奇妙な漢字を取り上げ、おもしろおかしく解説してくれる本。 I 上から書くと「進む」 下から書くと「退く」  そんなの、見ただけだとわからん。 小を四つ並べた漢字。意味は「小さい」。見出しに「無駄な労力」と書いてあって、共感しすぎて笑った、 玉の点の位置がひとつ上についている漢字。意味は傷のある玉。おーーなるほどー! といったかんじで、どの漢字もとても楽しめた。  

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2023/03/06

漢字が好きなのです。 でも、だからと言って別に、知識があるわけではないので、この本は新鮮で、驚きと笑いと…つまりはそれなりに満足したと言うことです。 実在する漢字しか載ってないそうですが、実在とは言っても大昔の書物にあるものや中国で使われていた字、則天武后が作らせた文字、石器に書...

漢字が好きなのです。 でも、だからと言って別に、知識があるわけではないので、この本は新鮮で、驚きと笑いと…つまりはそれなりに満足したと言うことです。 実在する漢字しか載ってないそうですが、実在とは言っても大昔の書物にあるものや中国で使われていた字、則天武后が作らせた文字、石器に書かれた文字まで載っているので、半分はどうでも良いような気がしましたし、クイズ番組でよく見かける、漢字好きならこのくらい読めるだろな字も載っているのですが、それ以外はおもしろ!と感じた文字が多かった。 漢字ごとの解説に添えた作者の感想のようなものも、嫌いじゃなかったです。突っ込みたくなる気持ちもわかるわぁ。

Posted byブクログ

2023/02/09

私の記憶に残っている限り、自分の意志でしっかり最後まで読み切った最初の本は公文式でもらった漢字辞典だったように思う。それか、もしかしたら『はれときどきぶた』かもしれないが。 いずれにせよ漢字は好きなので、書店売り場で見つけた珍妙な表紙の本書はすぐさま手に取ってしまった。 〈第...

私の記憶に残っている限り、自分の意志でしっかり最後まで読み切った最初の本は公文式でもらった漢字辞典だったように思う。それか、もしかしたら『はれときどきぶた』かもしれないが。 いずれにせよ漢字は好きなので、書店売り場で見つけた珍妙な表紙の本書はすぐさま手に取ってしまった。 〈第四章 読めそうで読めない漢字〉はそうかなあ?という感じではあったが、まさかの甲骨文字や則天文字までも収録されているのには驚き。則天文字が全部で10何個しか無いとは知らなかった。本書にはその一部が載っているが他のも調べてみよう。 一方で、誤って伝わった譌字や創作漢字までいくとさすがにマニアックというか、異物感が強くてあんまり惹かれないものだった。『中华字海』はともかく『譃字尽』のはちょっとさすがに、ねえ。けどあれか、則天文字も創作漢字なのか。うむ、奥深過ぎる漢字の世界。 著者・杉岡幸徳先生のセルフノリツッコミ紹介には最後まで慣れなかったな。漢字に対してやたらと不必要なまでにネガティブなコメントが多いのに辟易。 「玊」(シュク)(p211)、「巛」(セン)(p259)の字は確かに感動。しかもちゃんと変換して出て来る! 1刷 2023.2.9

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