茶道の正体 の商品レビュー
茶の湯について大事なことが全てまとまっているという印象。 冷凍寂枯の超克の美学の茶の湯とファッションの茶の湯という2つの切り口で茶の湯と向き合ってきた著者。 第一部では芸術としての茶について。まずは日本への茶の伝来、中国の茶との対比、高騰する道具、茶人たちの美学や哲学。 第二部で...
茶の湯について大事なことが全てまとまっているという印象。 冷凍寂枯の超克の美学の茶の湯とファッションの茶の湯という2つの切り口で茶の湯と向き合ってきた著者。 第一部では芸術としての茶について。まずは日本への茶の伝来、中国の茶との対比、高騰する道具、茶人たちの美学や哲学。 第二部では伝統芸能化していった茶についてで、家元制度がや庶流派がいかにできあがり、それが点前などを流儀の決まりでそつなくこなすことが重要になってきた流れ。 一番印象に残ったのは明治期の近代数奇者が結局は古美術に低回して新しい茶の湯を生み出せなかったという批判で、まさにその通り。21世紀の茶人たちがどのような茶の湯を生み出していけるかな。
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