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最終法廷 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2023/06/06

ドイツの法曹ミステリー。 いや、タイトルは「最終法廷」だし、主人公は弁護士なんだけれど、法廷内が舞台ではなく、むしろ「探偵ミステリー」という感じかも。 不可思議な事件、依頼人の死。仕事のない貧乏弁護士フェルナウが、奇妙な事件の真相が知りたいと調査を始め、その謎がどんどん大きくな...

ドイツの法曹ミステリー。 いや、タイトルは「最終法廷」だし、主人公は弁護士なんだけれど、法廷内が舞台ではなく、むしろ「探偵ミステリー」という感じかも。 不可思議な事件、依頼人の死。仕事のない貧乏弁護士フェルナウが、奇妙な事件の真相が知りたいと調査を始め、その謎がどんどん大きくなっていく。すべて謎が解けた、と思いきや、いろいろなドンデン返しが波のように押し寄せて、うわーー、どうなっちゃうのーー?的に面白いミステリーでした。 超美人の検察官や、弁護士事務所の相棒(ちょっと変人?)や、ケチな犯罪者の依頼人や、たくさんの登場人物たちが出てくるのだけど、なんとなくみんな愛すべきキャラクタ。 どうやら本国ではシリーズ物として書かれているようだし、ドラマ化もされているらしい。 確かに、キャラクタたちが生き生きしているし、なんというのか、ちょっとヌケていて、ツッコミながら見られるドラマになりそう(もしかしたらかっこいい感じになっているのかもしれないけどー)。 ところで、最近、法曹ミステリーを立て続けに読んでいるから、その方向からこの本を手にしたと思われるかもしれませんが、実は、  「表紙買い」 なのでした。表紙を描いているのが、光嶋フーパイさん。 そう、ノルウェーのミステリー、警部ヴィスティングシリーズの表紙を描いているイラストレーターさん。 警部ヴィスティングシリーズを手に取ったのも、表紙の男性が超イケオジだったからだったわけで、結局のところ、光嶋フーパイさんが表紙を描けば、私という読者が釣れるというわけですね(笑)。 質の良い海外ミステリーのお仕事が光嶋フーパイさんにいっぱい流れますように〜。

Posted byブクログ

2023/04/04

法廷、とは言ってもリーガルミステリーではない。前半は沢山の登場人物や込み入った内容でストーリーが頭に入って来なかったし主人公も魅力がなかったが、最後の最後でめちゃ変わった。諦めずに読んでよかった。東西ドイツの微妙な雰囲気も良かった。 ひとつ、小学館さんにお願いしたい事、どうか登場...

法廷、とは言ってもリーガルミステリーではない。前半は沢山の登場人物や込み入った内容でストーリーが頭に入って来なかったし主人公も魅力がなかったが、最後の最後でめちゃ変わった。諦めずに読んでよかった。東西ドイツの微妙な雰囲気も良かった。 ひとつ、小学館さんにお願いしたい事、どうか登場人物のページを見開き右側ページにして頂きたい。兎に角読み難い。

Posted byブクログ