自己正当化という病 の商品レビュー
17世紀のフランスの名門貴族、ラ・ロシュフコーの言葉「自己愛は、この世で最もずるい奴より、もっとずるい」 対処法:1.孤立しないようにする2.観察眼と分析力を養う3.戦うのは極力避ける4.面倒くさい奴と思わせる5.好かれる必要はない
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おおむね成程と思いながら読んだが、いくつか気になる点もあった。 自分だけは「許される」という表現は、悪いという自覚がある(後ろめたさ)ように感じ、事例の納得感が低かった。特権階級の意識(私は特別で、正義)で、「悪行は正さねばならない」「悪人を正しく導かねばならない」という正義感や...
おおむね成程と思いながら読んだが、いくつか気になる点もあった。 自分だけは「許される」という表現は、悪いという自覚がある(後ろめたさ)ように感じ、事例の納得感が低かった。特権階級の意識(私は特別で、正義)で、「悪行は正さねばならない」「悪人を正しく導かねばならない」という正義感や義務感ではないな。 また、特権階級の意識のうえで「納得できないルールは無意味で、私のほうが上」という意識も重なって、「こんなルールより私は結果を出せる」「他者のルールなんかよりも私のやり方が正義」なのではと。 某首相の話も、「男・女・私」くらいの特別扱い枠の意識になっていそう。なので、「許されるだろう」などより、「私は正しいことを言っている(妥当な批判であり受け入れられるべき)」。 くわえて、終盤の「こういう人は一対一に持ち込みがち」だから孤立しないように、との内容があったが、「持ち込みがち」な理由を知りたかった。
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誰にでもあるかも知れない。少なくとも自分には該当するこの事か何点かあった。 実例を題材にした分かりやすい内容だった。
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