赤屋敷殺人事件 の商品レビュー

A.A.ミルン(著者),横溝正史(訳者)

2024/07/12

図書館で見かけて借りた本。
横溝正史は自分で推理小説を書くだけでなく海外ミステリーの翻訳もしてたのか…と気になって本を開いて著者紹介を見ると、著者も『くまのプーさん』シリーズで有名な方だった。この人もかわいらしい児童書だけでなくミステリーも書くのかと二重に意外な発見。

内容は、"赤屋敷"で起こった殺人事件を驚異的な記憶力をもつ探偵役がワトソン役と共に捜査する話。
分かりやすいミステリーというような印象だった。面白かった。

2024/07/03

赤い館の秘密、昔からなぜかすごい好きでいくつか訳を読んだけど、横溝氏は初めてだったので読んでみた。
でも抄訳だった。

文章は好き。
でもやはり完訳の方が好きだな。
久しぶりに他の新訳も読んでみようかな。

解説からすると、これは省いたり縮めたりするのではなく、超超訳らしい。

でも今回は、あとがきや解説、横溝氏の次女さんのエッセイが読みたかったので、とても満足。

2023/03/29

くまのプーさん作者のミステリー、しかも横溝正史翻訳って、面白そうじゃやないですかってことで、読んでみました。
序盤から明らかに怪しくて、最後やっぱりそうだったか～っておちで、ミステリー的にはどうなの？って感じです。
それでも結構も白かったです。アントニーのキャラがよかったし、横溝正史の訳はかなり読みやすい気がしました。

2023/03/15

角川版があるはずだが、全く覚えていない。抄超訳だからか、かなり軽い筆致だが、いくら当時だって検死、いや指紋くらい確認しないのか？？？