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私、誰の人生もうらやましくないわ。 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/09/19

女性の性を体験していれば経験しているであろう感情の機微を、少ない文字数で表現する言葉に圧倒的に共感してしまう。 90年代のキャッチコピーでも年代や古さを決して感じないのは、男性社会の中で必死に生きる女性達を置き去りにしてこなかった著者自身の生き様の表れなのかもしれない。

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2024/02/07

私が予想してた広告のコピーとは違った本だった。いろんなコピーがあったけど、やっぱりこの本の表紙になってる「私、誰の人生もうらやましくないわ。」が1番好き。もう読み終わってだいぶ経つし、どんな作者の想いが入ってたかも思い出せないけど。私もこの言葉通り、誰の人生よりも自分の人生が1番...

私が予想してた広告のコピーとは違った本だった。いろんなコピーがあったけど、やっぱりこの本の表紙になってる「私、誰の人生もうらやましくないわ。」が1番好き。もう読み終わってだいぶ経つし、どんな作者の想いが入ってたかも思い出せないけど。私もこの言葉通り、誰の人生よりも自分の人生が1番、1番自分の人生が好き。って胸を張っていきたい。羨ましがられたいわけじゃなく、隣の芝の青さなんか気にならないくらい自分の庭を青々した綺麗な芝生で覆い尽くしたい。それに自分で満足したい。

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2023/11/25

広告コピーはふと目に入ってしまうもので、 不特定多数の人の目に触れる可能性がある。 小説や新聞は特定の目に絞られる。 だから、広告コピーが良いと思った。 ああ、こういうことだよね、 って言えるコピーが書くために、 定期的に読み返したい。

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2023/08/06

「私、誰の人生もうらやましくないわ。」 これほどかっこいい言葉、なかなかないのではないだろうか。 本書は、コピーライター児島令子さんの「ことばの世界のつめあわせ本。」 この社会はコピーに満ちている。 新聞を開けば、雑誌を読めば、テレビをつければ、商品を発売すれば、そこにはほぼほ...

「私、誰の人生もうらやましくないわ。」 これほどかっこいい言葉、なかなかないのではないだろうか。 本書は、コピーライター児島令子さんの「ことばの世界のつめあわせ本。」 この社会はコピーに満ちている。 新聞を開けば、雑誌を読めば、テレビをつければ、商品を発売すれば、そこにはほぼほぼ、消費者に向けた文章の連なりがある。 言葉のプロのコピーライターが練りに練った言葉たち。 儚く消えていくものが大半だが、ふと目に入ってきてしまって、心に棲み着いてしまうものもある。 冒頭に上げた児島さんのコピーがそうだ。 私はAmazonの商品紹介ページでこの本に出逢い、心動かされ、しばらく、どうしても忘れられず、買ってしまった。 「私、誰の人生もうらやましくないわ。」 目にすれば目にするほど、舌の奥で言葉を転がせば転がせるほど、体の奥からはち切れそうな思いが湧いてくる。 この先も生きてく勇気、みたいなもの。 隣の芝生は青く見える、と言うけれど、私は他人と自分を比べてしまう。 比べて劣等感を抱えたり、逆に優越感を持ったり。 そんな自分を鼓舞してくれることば。 落ち込んだときに、役に立つ魔法の言葉です。 そうだ。そう言える人生にしていけばいい。 いまはまだ、強がり入ってるけど、心からそう言える人生にしていけばいい。 「私、誰の人生もうらやましくないわ。」 他にも、キリリと強くやさしい言葉たちがたくさん。 児島さんのコピーは、ラブアンドピース、そしてロックだ。

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2023/07/16

ここしばらくで最高の一冊。 久しぶりに一人で外に出て、コメダ珈琲でお茶をした。かつカリーパンはちょっと、女子的に頼むのが気が引けて、たっぷりアイスオーレとミックストーストサンドにした。先にアイスオーレが来て、少しサンドイッチが来るまでに時間があった。飲みつつ息をつきつつ、カウン...

ここしばらくで最高の一冊。 久しぶりに一人で外に出て、コメダ珈琲でお茶をした。かつカリーパンはちょっと、女子的に頼むのが気が引けて、たっぷりアイスオーレとミックストーストサンドにした。先にアイスオーレが来て、少しサンドイッチが来るまでに時間があった。飲みつつ息をつきつつ、カウンターで一気に読み切ってしまった。借りたばかりなのに、帰りに返却していた。メモも取っていない。いいのか?いいのだ。だって買うもん。 なんてチャーミングで、生きてる感じがして、わかるぅ!って思う言葉たちだろう。私はコピーライティングを専門的に勉強したことはないし才能もない。でも、この言葉たちがどれも、すごく刺さるのだけは、身体でわかる。柄にもなく、こんな言葉が書けるようになりたい!コピーライティング勉強してみたい!とツヨクツヨク思ってしまった。まるで出会い頭の恋である。どこでどう習えばいいのか、今からでも習えるのか、そもそもできそうな事なのかも、わからないのに。 資生堂の乾燥しがちに対するコピーに、がくがく頷き、くまちゃんがお家にいるのは、大人の女の証と言われて、もう一度頷き。誰の人生もよだれが出そうなほど羨ましいが、かつては自分もそう思っていたことに、ほっぺをひっぱたかれた。 具沢山のトーストサンドを頬張りながら、すごいすごい。私も行動したい。まだ生きてるしと、今読んだこの本をAmazonでポチる。隣の席に来た可愛いお嬢さんは、ためらいなく「かつカリーパンを』と好みのコーヒーと一緒にオーダーしていた。潔くてカッコよかった。あつあつのサンドイッチを食べる私達を、児島さんならどんなキャッチコピーにするだろう。誰の視線も気にしない。次は大きな口を開けて、元気にカツカリーパン。夏だもの。 私はもう、決めたのだ。

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2023/06/18

私、誰の人生もうらやましくないわ。ー児島令子コピー集め-。児島令子先生の著書。児島令子先生のコピーを見るとさまざまなことに気づかされる。児島令子先生の才能。コピーライターのすごさ。そして言葉や文字が持つ可能性。言葉や文字は人の感情を動かす。私、誰の人生もうらやましくないわ。私、誰...

私、誰の人生もうらやましくないわ。ー児島令子コピー集め-。児島令子先生の著書。児島令子先生のコピーを見るとさまざまなことに気づかされる。児島令子先生の才能。コピーライターのすごさ。そして言葉や文字が持つ可能性。言葉や文字は人の感情を動かす。私、誰の人生もうらやましくないわ。私、誰の人生もうらやましくないわ。私、誰の人生もうらやましくないわ。素敵なコピー。

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2023/03/20

物語のような「広告コピー」。 小霜和也さんの「ここらで広告コピーの本当の話をします。」のような「科学的」「再現可能性」を感じさせるものはないが、その分「物語」「湿度」を感じる。 多分、両者共に違うアプローチをとっているものの、同じ高さの結果を、なんなら同じクオリティの「作品」を残...

物語のような「広告コピー」。 小霜和也さんの「ここらで広告コピーの本当の話をします。」のような「科学的」「再現可能性」を感じさせるものはないが、その分「物語」「湿度」を感じる。 多分、両者共に違うアプローチをとっているものの、同じ高さの結果を、なんなら同じクオリティの「作品」を残すのだろう。 憧れを、単に憧れで留め、そこに自分もと思ったり、嫉妬をあまり感じることがなくなったのは、成長なのかもしれない。

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2023/01/15

タイトルに心を撃ち抜かれて読みました、中身もすごかった!ドキドキするコピーがいっぱい。コラムもシンプルな言葉から感情や情景が伝わってきて好き。

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