森鴎外、自分を探す の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
森鷗外って『舞姫』を書いた人?位しか知らなかったのですが、この本を読んでみて、色々な事をしてきた人なのだと知りました。 嫁姑問題に挟まれていたとは… 医者であり、文芸家でもあり、色々な立場の仕事もして、家では普通の夫であり、父であり… なんだか少し身近に感じました。
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「自分を探す森鷗外。でも鷗外は、けっして自己だけを見ていたのではありません。先のわからない新しい時代のなかで、自己を深く見つめることによって他者を知り、他者への理解があるからこそ自身のありかたも見えていたのです」(おわりに、p.205)
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