あなたの牛を追いなさい の商品レビュー
熟考した結果環境を変えるという決断をしたならば逃げではない 堅実な道をいくのか、不安があっても未知の道をいくのか自分にとって悔いのない選択はどちらなのかによる 変えられるのは自分の行動だけ
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「孤独のグルメ」の松重豊氏が枡野俊明(ますの しんみょう)氏という、肩書きは庭園デザイナー ではありますが、曹洞宗徳雄山建功寺の住職であ る僧侶に禅の教えとして名高い十牛図について教 えを乞います。 とは言いましても松重氏も禅的な考えは常日頃か らされているそうなので、自身のキ...
「孤独のグルメ」の松重豊氏が枡野俊明(ますの しんみょう)氏という、肩書きは庭園デザイナー ではありますが、曹洞宗徳雄山建功寺の住職であ る僧侶に禅の教えとして名高い十牛図について教 えを乞います。 とは言いましても松重氏も禅的な考えは常日頃か らされているそうなので、自身のキャリアを禅に 結びつけた対談のようになっています。 それにしても十牛図は奥が深いです。 なんとなく色々な書物から禅的な考えは理解でき るようになってはいますが、まだまだですね。 このような十牛図の考えを、宗教ではなく、その 気になれば誰でも学ことができ、自由な解釈で、 自分のものにできる日本の文化は素晴らしいです。 今こそ「禅」です。
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松重さんのラジオで聴いたのをきっかけに。十牛図自体をこの本で初めて知ったが、お二人が語り合うような平易な言葉で綴られており、理解しやすかった。また、松重さんの人生を重ねており、人生を俯瞰して考える視点を共有してもらったと感じた。
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ドラマ「孤独のグルメ」などで活躍している俳優の松重豊さんと曹洞宗の僧にして庭園デザイナーの升野俊明さんの対談。「十牛図」をの意味を読み解きながら禅や人生について学ぶ。
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こういう類の色々な本を読んでも、惑ってばかりの人生なんだけど、この本読んでて一箇所だけ、あれ、これに近いことやってるなというか思っていたかなということがあった。 諸行無常、諸行無我の「無」とはないのではなく超えることなのだとか。 中学生の修学旅行で行ったきりの京都には常々行きた...
こういう類の色々な本を読んでも、惑ってばかりの人生なんだけど、この本読んでて一箇所だけ、あれ、これに近いことやってるなというか思っていたかなということがあった。 諸行無常、諸行無我の「無」とはないのではなく超えることなのだとか。 中学生の修学旅行で行ったきりの京都には常々行きたいと思っているのだけれど、この本にも龍安寺の石庭の話が出てきて、あらためて行ってみたいと思った。行っても何も感じ取れないのかもしれないが、一度でダメでもまた数年後に行きたいと思うから、早く行きたいな…
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十牛図について建功寺住職と俳優松重豊が対談しながら解説していく。 西田幾多郎記念哲学館にも十牛図があり、見た当時八番目の空白以降は理解できなかった記憶。 読んでてなるほどと思った。 「健康、幸せとは何か?」に似た問いに感じた。 それを意識せずに過ごせていることがそれそのものである...
十牛図について建功寺住職と俳優松重豊が対談しながら解説していく。 西田幾多郎記念哲学館にも十牛図があり、見た当時八番目の空白以降は理解できなかった記憶。 読んでてなるほどと思った。 「健康、幸せとは何か?」に似た問いに感じた。 それを意識せずに過ごせていることがそれそのものである。 即今、当処、自己。 今、ここで、私が、生きる。 (あるべきものが、あるへまきところに、あるべきように、ある) 82冊目読了。
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目の前のことを一生懸命にやることで、遠くに行けるし、それ以外に近道はないと思いました。ハートのエースから離れる。
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「心静かに自らの生き方を見つめ、その生き方を極めていこうとする「禅」は、大いに現代社会に暮らす人々の拠りどころになれるものです。「禅」は決して禅僧だけのものではありません。多くの人々に大きな示唆を与えてくれるものです。(中略)今回の対談は単なる対談ではなく、対談そのものが、濃密な...
「心静かに自らの生き方を見つめ、その生き方を極めていこうとする「禅」は、大いに現代社会に暮らす人々の拠りどころになれるものです。「禅」は決して禅僧だけのものではありません。多くの人々に大きな示唆を与えてくれるものです。(中略)今回の対談は単なる対談ではなく、対談そのものが、濃密な時間であり、お互いの魂と魂が行きかうものでありました。その内容をまとめたのが本書です。従いまして、本書は、自らの生き方を究めていこうとする方、禅的生き方を目指す方、自らの仕事に禅の考え方を活かしたいと考える方々にとって、大いに拠りどころになる内容ではないかと思っています。」――枡野俊明(「おわりに」より) 【もくじ】 序章 縁あって牛を探しに 1章 牛を探す、その前に 2章 牛探しの旅に出発 3章 暴れる牛と私の行方 4章 道草を食いながら――人生相談 5章 再び街へ出かけよう
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雑誌プレジデントを読んでいた中で本の紹介に載っており、十牛図を知らなかったので自分の人生観を練り上げていく上で参考にしたいという想いと、俳優松重豊さんが本を書いているとは知らずドラマ孤独のグルメでも良い演技をするなぁと惹かれていたので、二重に関心を持って読み始めました。 十牛図...
雑誌プレジデントを読んでいた中で本の紹介に載っており、十牛図を知らなかったので自分の人生観を練り上げていく上で参考にしたいという想いと、俳優松重豊さんが本を書いているとは知らずドラマ孤独のグルメでも良い演技をするなぁと惹かれていたので、二重に関心を持って読み始めました。 十牛図についての松野さんの解説と、松重豊さんの人生とを重ねながら、禅の思想・悟りについて分かりやすく順を追って理解を深めることができる一冊でした。対談形式でとても読みやすいのでおすすめです! 自分が今、十牛図のどの段階にいるのかもじっくり考えてみたいと思わされましたが、まずは「禅=頭で学ぶだけでなく、身体で実践していく哲学」を日常から実践すべく、自分の心の汚れを落とすために心をこめて丁寧に掃除をすること、脱いだ靴を揃えるなど日常の所作一つ一つに心を込めて丁寧に行うことから心がけます。
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「十牛図」というものを はじめて知りました。 昔の人が「禅」の教えを説くのに わかりやすく絵にしたものなのね。 「牛」を探して、見つけて、追って… それがちょうど「生きる目的」を 探す過程のようだと。 おふたりの対談のリズムが やっぱりなんとなく禅問答のようで 気持ちよく読み...
「十牛図」というものを はじめて知りました。 昔の人が「禅」の教えを説くのに わかりやすく絵にしたものなのね。 「牛」を探して、見つけて、追って… それがちょうど「生きる目的」を 探す過程のようだと。 おふたりの対談のリズムが やっぱりなんとなく禅問答のようで 気持ちよく読み終わりました。
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