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ココ・シャネルのことばと人生 の商品レビュー

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2024/09/03

世界的に有名なブランドの創始者、ココ・シャネル。 彼女がこんなにも苛烈で波乱万丈でドラマチックな人生を送っていたなんて、知らなかった。そして、彼女がこんなにも芯が強く、自分を信じて突き進む強さを持っていたことも。 ココ・シャネルの人生を彼女の言葉と共に振り返る子ども向けの1冊な...

世界的に有名なブランドの創始者、ココ・シャネル。 彼女がこんなにも苛烈で波乱万丈でドラマチックな人生を送っていたなんて、知らなかった。そして、彼女がこんなにも芯が強く、自分を信じて突き進む強さを持っていたことも。 ココ・シャネルの人生を彼女の言葉と共に振り返る子ども向けの1冊なのだが、一つ一つの言葉が潔い。修道院から始まる彼女の人生は、決して最初から順風満帆ではないが自らの力と周りの人の協力で、帽子店をオープンさせる。 そこからは第一次世界大戦が始まったり、恋人が亡くなったりと大きな出来事が続くが、そんな中でも彼女は常に新しいファッションを生み出していく。 ジャージー素材の服、香水「No.5」、リトル・ブラック・ドレス…シンプルで美しい彼女の信念が具現化されたような商品だ。 御歳70を超えて働き続けた彼女の足跡は、今なお語り継がれるべきだろう。 伝記以外も、クイズやミニコラム、彼女が過ごした思い出の地の説明が記述されており面白かった。生前読書家だった彼女にあやかり、自分自身も強い心を持って生きていきたいと思う。

Posted byブクログ

2023/06/13

とても読みやすい伝記。 シャネルの生き方を象徴するような言葉や、人脈により人生が切り開かれていく様がかわいいイラストとともに紹介されている。 「実際にどう生きたかより、どんな人生を夢見たかが大切。なぜって、夢は死んだあとも生き続けるから」 という言葉が一番印象に残った。

Posted byブクログ

2023/05/07

この本を読んで興味を持ち、ココシャネルの映画を見てみることにしました。 対象年齢が分かりにくい本です。

Posted byブクログ

2023/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○シャネルの人生と言葉、時代背景がコンパクトにまとめられている ○イラストと下地がカラフルなおしゃれな伝記&名言本 ○ココの写真あり ○背筋がピンとなる言葉だ ○前から読みと後から読みになっているのが、自分には微妙に読みづらかった 「わたしは自分の人生が気に入らなかった。だからわたしは、自分の人生をつくり上げることにした」 …姉妹で修道館にあずけられた 「どんなに退屈な本にもナニかしら言いたいことがあり、真実がふくまれている」 …修道院・寄宿学校時代、読書を通してだれかの人生を追体験した  「小説は夢につつまれた現実」  愛読書『オルレアンの少女』 「だれもわたしに何も教えてくれなかった。 わたしは自分ひとりで凡てを覚えた」 「翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすためにどんなことでもしなさい」 「生き生きとしていれば、醜いということはない」 「なによりもわたしがいやだったのは、その帽子が頭に合っていなかったことだ」 …上流階級の男性のダメに生きているかのように見える女性の姿になじめなかった。 「わたしの頭に無理やり秩序をおしこむ人たちがきらいだ」 …生涯で唯一愛した男性カペルは、上流階級ながら自分の財で立ち、ありのままのシャネルを受け入れた 「わたしは自分が着たい服を着る。いつだってわたしは自分の着たい服しかつくらない」 …体を締め付けない、心地よくすごせる服 「わたしは女性の体に自由を取りもどさせた」 …ジャージー素材の動きやすい服 「わたしの愛する人は、わたしがやりたことを止めたりしない」 …カペルとの別れ 「すべてを失くし、ひとりぼっちになったとき、いつでも相談できる友人を1人持つこと。あとは仕事よ」 「香水はだれかから贈られるだけでなく、自分のために買うもの」 …「NO.5」 「本物は、コピーされる運命にある」 …リトル・ブラック・ドレス 「「シンプル」を「貧しい」ととらえるなんて、おろかなことだ」 「20歳の顔は自然から授かった物。30歳の顔は自分の生きざま。50歳の顔には、自分の価値がにじみ出る」 「「こうなりたい」と願い、その通りに実現してきた。その中で、人にきらわれたり、いやなオンナになったりしても気にしない」 …恋人の死、会社を閉める、第二次世界大戦 「退屈だったから。何もしないより、チャレンジして失敗するほうがよかったから」 …70歳でフランスに戻り工房を再開。しかし時代遅れと酷評される 「モード(流行)ではなく、わたしはスタイルを生み出した」 …アメリカで受け入れられる。ショルダーバッグ2・55、シャネルスーツ 「わたしの上に石を置かないで。気が向いたときに外に出て、天使たちに服をデザインするの」 …87歳永眠 「わたしのいちばん美しい旅はこのソファでする旅」 ・ココ・シャネルの年表 ・参考文献 ・もっと知りたい!ココ・シャネル  オススメの本と映画 ・クイズでわかる!ココ・シャネル ・ここがすごい!ココ・シャネル  ショートカットを流行らせる  アーティストたちを愛し支えた   宣伝力  など ・ファッション革命  シンプルな帽子、ジャージー素材の服、シャネルNO.5、イミテーション・ジュエリー、リトル・ブラック・ドレス、ショルダー・バッグ、シャネル・スーツ、バイカラー・シューズ ・ココ・シャネルと関わった人たち アーサー・カペル、ミシア・セール、エティエンヌ・バルサン、アドリエンヌ・シャネル、ウエストミンスター公爵、ポール・イリブ、ジャン・コクトー、パブロ・ピカソ ・ココ・シャネルが生きた時代 1:変わりゆくパリとフランス 2:世界を変えた大戦争の中で 3:20世紀を代表するデザイナーへ ・ココ・シャネルを旅しよう  ファッションの町・パリ  生まれた町・ソーミュール  少女時代・オーバージーヌ修道院  歌手を夢見た・ムーラン  初めてのブティック・ドーヴィル  シャネルが眠る・ローザンヌ

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