ふしぎな図書館とやっかいな相棒 の商品レビュー
ストーリーマスターズ3巻。 今までと違って、マスター本人が修復にでかけるという新しいパターンがよかった。
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主人公は何人出てくるのかな〜? 今回はストーリーマスターの性格がほかと違ってよかった。 巻によって話がぜんぜん違うから読み飽きなくていい!
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アンデルセン童話とグリム童話の違いなんて考えたことは無かったけれど、作品のラインナップを見て納得。確かにアンデルセン童話は悲しいお話多いかも。作中の《寂しかったり悲しかったりする物語であってもそこには「何か」がある》という1文に、物語を描く人の想いが込められているように感じた。
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何回も読んだけどとても良い話! 僕もハッピーエンドが好きだったけどそれだけじゃだめなんだと思わされた。毎回主人公が違うのも読み飽きなくて良い!
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今回の主人公は底抜けに明るく、クラス全員と仲良くなりたい最強陽キャのひなたです。 相棒はアンデルセンw真逆ですね。 私もアンデルセンは暗い童話を書く人で、失恋したのが影響してる?みたいなことしか知りませんでした。 ひなたがマッチ売りの少女を改変したのは、正直それもありだなと思いました。 あまりバットエンド好きではないので…。物語の中くらい幸せに終わってもいいじゃんと思ってます。 でも人魚姫の終わり方は結構好きだなと思いました。 物語すべてがハッピーエンドじゃ面白くないですもんね。
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アンデルセンの童話が侵食される。 すぐに傷つく、泣く、ネガティヴ思考にウンザリさせられるがその思考に付き合う事で成長する。 悲しみの真珠がテーマになっていて人魚姫の涙、マッチ売りの少女、片足の兵隊、結末は救いようのない話だけど、たくさん出版されてきたさまざまな作家の作品でいまでも残っているということは心に突き刺さる後世に残したい話なんだと実感。 今まで現実逃避だけのために読んでいた本を深く考察して読むことをしていなかったので読書は大切の意味がわからなかったけどこの本で学ぶ。 もったいない時間を過ごしていたと思うけど、こういう風にものごとを考えることを教えてくれる大人がいなかったので子どもが理解するまで本の大切さを教える必要があると思った
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netgalleyにて読了 廣嶋玲子さんによるシリーズ3作目とのこと。 前2作を読んでいないレビューであることをお断りしておく。 童話の古典ともいえる「アンデルセン」に親しんでもらいたい、と願って書かれたかは定かでないが、 著者が今の子ども達に、ハッピーエンドが全てではない、...
netgalleyにて読了 廣嶋玲子さんによるシリーズ3作目とのこと。 前2作を読んでいないレビューであることをお断りしておく。 童話の古典ともいえる「アンデルセン」に親しんでもらいたい、と願って書かれたかは定かでないが、 著者が今の子ども達に、ハッピーエンドが全てではない、期待通りではない物語こそ心に残り、後になってその奥深さを理解するのだ、ということを伝えたかったのではないかと思う。 前作2冊もグリムやアラビアンナイトを扱っているようなので、古典の面白さを再確認するためのシリーズなのだろう。 本作の主人公ひなたは、その名の通り明るく太陽のような女の子。 転校してきた紫織に積極的にかかわろうとするが、なんだか避けられているような気がしている。 こんなに一生懸命仲良くしようとしているのに… 自分の親切心が通じなくて不満なひなたは、ある日学校の図書室で紫織を見かけ、彼女が手にしていた『アンデルセン童話集』が落ちているのに気がつく。 『アンデルセン童話』を読んでいた小さなころの自分を思い出していると、不意にしわがれた声がして…。 結末が分かっている方が安心して読めるから、映画やドラマのノベライズが人気だったり、ブックトークも「続きは読んでみてね」ではなく、最後まで教えてほしい、と言われたり…。 昨今の子どもの読書姿勢は、自分たちの時代とは大きく変わっている。 先の見えない不安な時代だから、本の結末くらいは安心して読みたいのかも? ハッピーエンドが好きなのも、根っこは同じなのかもしれない。 でも本当は、そうではない結末を読んで広がる想像力や、悲しみや辛さを読書で疑似体験することこそが、先の見えない時代を生きていく力になるのだと思うのだが…。 2022.12
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明るくて前向きな女の子の押しつけがましさを真っ正面から言葉にしてもらえたことが、まずありがたい。 メンドクサイ性格のアンデルセンをきっちり肯定してくれたのも、ありがたい。 その二つができないから、今の学校は苦しいのだと思う。 この本を読んだ子どもは、一度立ち止まって考える瞬間をもらえるかもしれない。そうだといいな。
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今回は明るくて前向きなひなたちゃんが主人公。そして、旅の相棒はアンデルセン!作者本人が修復するなら、さくっと終わってしまうのでは…なんて思っていたら、この人自体が厄介な人だったという驚きの展開。アンデルセン童話だけでなく、アンデルセンの人柄も知ることができて、面白かった。ロープを...
今回は明るくて前向きなひなたちゃんが主人公。そして、旅の相棒はアンデルセン!作者本人が修復するなら、さくっと終わってしまうのでは…なんて思っていたら、この人自体が厄介な人だったという驚きの展開。アンデルセン童話だけでなく、アンデルセンの人柄も知ることができて、面白かった。ロープを持ち歩いていることや、「死んでません」という札を持って寝ることなど、実際にアンデルセンがやっていたことと知り、ますますアンデルセン童話に興味が湧いた。子どもたちにとっても、アンデルセン童話を身近に感じるきっかけになると思う。
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