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カルト・オカルト 忍びよるトンデモの正体 の商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2023/11/21

サラッと書いてあるが著者がオウム真理教の土屋死刑囚と知り合いで当時の模様(人柄は良さそうだけど関与は否定していた)がリアルに伝わった。統一教会に入信する気が無くてもガッツリ関与したり地味だけど結構濃い本だと思う。 宗教の特徴として排他性があると考えているがカルトはその排他性が攻撃...

サラッと書いてあるが著者がオウム真理教の土屋死刑囚と知り合いで当時の模様(人柄は良さそうだけど関与は否定していた)がリアルに伝わった。統一教会に入信する気が無くてもガッツリ関与したり地味だけど結構濃い本だと思う。 宗教の特徴として排他性があると考えているがカルトはその排他性が攻撃的且つ凶悪化したものと捉えても良い様に思えてしまう。

Posted byブクログ

2023/06/12

それぞれのシゴト集って感じ。自分はオウムに関しては一連のメディア報道とは違う切り口である森達也監督のAシリーズに影響されているので、藤倉氏のオウムに対する絶対悪には首を傾げてしまう。死刑執行も平成内で終わらせる前提だった気がするし。まぁここでハンナアーレントの例の言葉を出すと、生...

それぞれのシゴト集って感じ。自分はオウムに関しては一連のメディア報道とは違う切り口である森達也監督のAシリーズに影響されているので、藤倉氏のオウムに対する絶対悪には首を傾げてしまう。死刑執行も平成内で終わらせる前提だった気がするし。まぁここでハンナアーレントの例の言葉を出すと、生前のアイヒマンは明らかにナチそのもので、アーレントの発言こそおかしいとか、例え、事実であっても、本質として、そう言う事を言いたいのではなく、モノの見方の問題なんですよ。懐疑を突く本で有りながら、何故人は騙されるのか?そして、騙すのか?その構造は?対策は?心理は?も重要な気がします。そんな訳で呼吸発電さんら謎水さん、福賴さんらがバランス取れてるかなぁと。

Posted byブクログ

2023/04/04

いろんな論者が、項目ごとに載せているが、編集時点で整合性とか気にしてないんじゃないかと思う。 過去の、カルト宗教の事件をまとめてあるのは、まあ良かった。 他の本で読んだことのある人の論も、まあ、分かりよく、納得的。 が、他の書き散らかし感が半端なく。 カルト宗教の問題は人権...

いろんな論者が、項目ごとに載せているが、編集時点で整合性とか気にしてないんじゃないかと思う。 過去の、カルト宗教の事件をまとめてあるのは、まあ良かった。 他の本で読んだことのある人の論も、まあ、分かりよく、納得的。 が、他の書き散らかし感が半端なく。 カルト宗教の問題は人権侵害だと言いながらまだ何も問題起こしてない宗教団体を問題視したり、政治家とのつながりを糾弾したり。 いわゆる、伝統を重んじる立場を、右翼と一括りにして、イコール非開明的で非人権的という論点を、何の前提も無く差し込んできてる。 同人誌かな。

Posted byブクログ

2023/01/30

平成から現在までを中心に宗教、疑似科学、トンデモなどを広く解説する本。利権との密接な関係、人間心理を悪用した手法など学ぶべき点が多い良書といえます。私たちがそもそも騙されやすい存在である事を再認識しました。

Posted byブクログ