本当は素朴なフランスのおやつ の商品レビュー
仏生まれのお菓子はたくさん。しかも、お菓子の代表選手といえるものばかり。全体的にバター&砂糖たっぷりの濃厚なものが多い印象です。シュークリーム、エクレア、クレープ、マカロン、モンブラン、フィナンシェ、カヌレ、ミルフィーユ、マドレーヌ、フロランタン、ガトーショコラ、フォンダンショコ...
仏生まれのお菓子はたくさん。しかも、お菓子の代表選手といえるものばかり。全体的にバター&砂糖たっぷりの濃厚なものが多い印象です。シュークリーム、エクレア、クレープ、マカロン、モンブラン、フィナンシェ、カヌレ、ミルフィーユ、マドレーヌ、フロランタン、ガトーショコラ、フォンダンショコラ、オペラ、枚挙に暇がありませんね汗 あ、クイニーアマンもそうだ。著者がパリの専門学校を受験したとき志望動機に使った言葉「お菓子の祖国」Pâtrie de la pâtisserie はあながち間違っていないと思いました。本書は特別な材料がなくても作れるシンプルなレシピ集。使うケーキ型も身近な三種類だけ。型いらずで作れるお菓子もたくさん紹介されています。材料も手間も少ないけれど、そのぶん素材をしっかり感じることができます。例えば、仏西部・ブルターニュ地方を代表するガレットブルトンヌ。名産のバターや塩のおいしさを味わうことができます。タルトタタンも材料がとても少なく作り方はシンプルですが、あめ色のりんごがなんとも美しい。他にも、卵のおいしさをシンプルに味わえるクレームキャラメル、バターの風味がたまらないブリオッシュなど。いやなこともある日々。でも、ときどき甘いものをほおばればきっと大丈夫、と著者。本当にそのとおりと思いました
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