教師としてシンプルに生きる の商品レビュー
中堅に差し掛かった教員が力量形成していく中で色々と悩み、最終的に子どものために何ができるか、子どものためになることは何なのかをシンプルに追求していこうという内容。 子どものためにという主張を全否定することはないが、その言葉がもたらす功罪のようなものも無視できない。先生側も含めて、...
中堅に差し掛かった教員が力量形成していく中で色々と悩み、最終的に子どものために何ができるか、子どものためになることは何なのかをシンプルに追求していこうという内容。 子どものためにという主張を全否定することはないが、その言葉がもたらす功罪のようなものも無視できない。先生側も含めて、みんながよりよく生きていけるような視座?が本当の意味で「こどものために」ということだと思う。 また、学習指導要領にのっとって指導を行うことは社会のために教育を施していくもので、それがそのまま「子どものため」になるのかどうかということも考えたい。
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若手の頃の苦悩が詳しく書かれており、現在の私と重ね合わせながら読むことができました。 私はきっとこれからも子どもたちや教師、保護者との間で多くの苦悩を抱くことになると思います。 シンプルに生きるというのは、面接の時に何度も考えた自分の原点に立ち返ることも1つではないかと考えました...
若手の頃の苦悩が詳しく書かれており、現在の私と重ね合わせながら読むことができました。 私はきっとこれからも子どもたちや教師、保護者との間で多くの苦悩を抱くことになると思います。 シンプルに生きるというのは、面接の時に何度も考えた自分の原点に立ち返ることも1つではないかと考えました。
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教師としてシンプルに生きる。 読みながら、「うんうん分かる」や「まさに今そうなんだよな」と思いながら読むことが出来た。 同じにしようとするから無理が生じる 子どもを育てるのではなく子どもが育つ 自分の軸を持って、情報を取捨選択する 子どもを足し算でみる 個性豊かな子どもたちがそ...
教師としてシンプルに生きる。 読みながら、「うんうん分かる」や「まさに今そうなんだよな」と思いながら読むことが出来た。 同じにしようとするから無理が生じる 子どもを育てるのではなく子どもが育つ 自分の軸を持って、情報を取捨選択する 子どもを足し算でみる 個性豊かな子どもたちがその子たちらしく生きられるように発揮できるように子どもたちのハーモニーを大切にする。 など、心に残った部分が多い。 自分が子どもを型に合わせようとしているな、周りの目が気になって、大人の願いを押し付けているな改めて感じることが出来た。 答えを知れるわけではないが、自分の軸の点検のために定期的に読み直したいと思える一冊。
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教員をやっていると、思い通りにならないことが多い。思ったように指導が上手くいかない。他の先生や保護者の視線が気になる。理想と現実のギャップに悩み、苦しむ。 そんな中、この本を読むと何だか肩の力がスウっと抜けていく。特に特別な話はしていない。「そっか。これでいいじゃん」となる。 い...
教員をやっていると、思い通りにならないことが多い。思ったように指導が上手くいかない。他の先生や保護者の視線が気になる。理想と現実のギャップに悩み、苦しむ。 そんな中、この本を読むと何だか肩の力がスウっと抜けていく。特に特別な話はしていない。「そっか。これでいいじゃん」となる。 いろいろな要素にがんじがらめになるけれど、大事なこと(学びとは何か。子どもが育つとは何か。)だけをしっかりと見つめ、自分を見失わないようにしていればいいのだ。 現実世界の生活に戻るとまたたくさん悩むだろうけれど、そんな時こそ一歩下がって、大事なことと自分を見失わないようにしたい。
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