20世紀写真史 増補 の商品レビュー
概ね中庸を行くと思うが、一つの見方からの写真史。卓見と思うところが多い。都市論や表現論、人間論などが不可欠であることを思わせて示唆に富む。
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箱型カメラ19世紀の首都パリから コダックの20世紀のニューヨークへ 機械が人間化 人間も機械化 視覚に新しい生命と活動 人間精神の動きの影 グラフジャーナリズム 1930'~ 「ライフ」誌 1936年 AP通信 写真電送 職業としての目撃 ”世界の解釈書” 「決定的瞬間」ブレッソン 見ることの意識化 フォトジャーナリズムの後退 1960'~ ユージン・スミス フォトストーリーの世界 写真への自己の心情の反映 ダイアン・アーバス パブリックからパーソナルへの移行 他者と自己の中間の領域 ドキュメントからフィクション マニュピレイテッドフォトグラフ シンディ・シャーマン 私と対象の境界の消滅 撮るTakeから創るMake 性の再定義 私と死
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