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グッゲンハイムの謎 の商品レビュー

4.3

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

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2024/12/24

美術館から消えた絵の謎を少年が解いていく話。 少年たちの冒険物語を楽しみながら、 自閉症者の内面が参考になる。

Posted byブクログ

2024/07/15

見方を変えたら・・・。 全く違った構図が浮かんできて、その先に真実がチラチラ見え隠れして・・・。 僕のように、「推理小説は好きだけど、いつもトリックや矛盾が完全に理解するには難しい」と感じている人にとって、寄り添ってくれているような作品。 前作、『ロンドン・アイの謎』の著者...

見方を変えたら・・・。 全く違った構図が浮かんできて、その先に真実がチラチラ見え隠れして・・・。 僕のように、「推理小説は好きだけど、いつもトリックや矛盾が完全に理解するには難しい」と感じている人にとって、寄り添ってくれているような作品。 前作、『ロンドン・アイの謎』の著者、シヴォーン・ダウドさんの「大枠」に思い巡らせながら、ロビン・スティーヴンスさんが本作を書き上げた。 あふれるほど、前作の著者とキャラクターへの敬意と愛情が詰め込まれている。 読んでいる間、心地良かった。

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2024/05/01

前作に続き、テッドと姉のカットと今度はサリムも加わった3人で事件の真相に迫る。 犯人らしき人は何となく想像できたが、それに迫る3人が、リストを作って1つずつ検証や確認するところはこちらも考えて楽しむことができた。 細かいところまでヒントが隠されていて、謎解きの時になるほど!と思っ...

前作に続き、テッドと姉のカットと今度はサリムも加わった3人で事件の真相に迫る。 犯人らしき人は何となく想像できたが、それに迫る3人が、リストを作って1つずつ検証や確認するところはこちらも考えて楽しむことができた。 細かいところまでヒントが隠されていて、謎解きの時になるほど!と思った。

Posted byブクログ

2024/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者が亡くなったため、実際の作者は前作とは別人。とはいうものの、キャラクターを尊重して、良い成長物語となっていると感じる。しかしながら、ミステリとしてはイマイチ。ほぼ出落ち。舞台となったグッゲンハイムに行ってみたい。

Posted byブクログ

2023/10/22

タイトルだけあったシヴォーン・ダヴドの作品を他の作家が執筆したもの。トリックはよくできており、爽快な読後感ではあるけれど、ダヴドの筆致とはやはり違う気がする

Posted byブクログ

2023/07/23

『ロンドン・アイの謎』の続編 『ロンドン・アイの謎』発表2ヶ月後、原案者シヴォーン・ダウド逝去 本作品執筆依頼ロビン・スティーヴンス刊行 12歳のテッドは、夏休みにママとお姉ちゃんと一緒に、グロリア叔母さんと従兄弟サリムが住むニューヨークに遊びに行く グッゲンハイム美術館での発...

『ロンドン・アイの謎』の続編 『ロンドン・アイの謎』発表2ヶ月後、原案者シヴォーン・ダウド逝去 本作品執筆依頼ロビン・スティーヴンス刊行 12歳のテッドは、夏休みにママとお姉ちゃんと一緒に、グロリア叔母さんと従兄弟サリムが住むニューヨークに遊びに行く グッゲンハイム美術館での発煙騒ぎに出くわし、名画が何者かに盗まれ、グロリアおばさんが疑われて、逮捕されてしまう グロリアおばさんの無実を証明しようと、テッド、お姉ちゃん、サリムが暴走?する いったい、犯人は誰なのか。。。 続編ともなれば、気持ち的にはテッドの保護者♡ まさかお姉ちゃん、とまでは言いませんけど(^^;; 人の気持ちを読むのが苦手なテッド 普通の人と違った思考回路 だからなのか、いつも人の表情や行動をよ〜く観ています そんなテッドの胸の内の声が非常に面白くて、事態は重いのに、今回も同様、楽しんで読めてしまう所が好きです 例えば、グロリアおばさんの事 (一部抜粋) 「女の人がハリケーンの様に飛んできた」 「ハリケーン、グロリア」 「グロリアおばさんは噴火した」 「おばさんを見ていると、顔全体が吊り上がり、目が大きく開き、口もどんどん大きく開いて、前歯と糸切り歯だけでなく、一番奥の歯までまる見えになった 左の奥から2番目の歯に、銀色の詰め物がしてある グロリアおばさんは甘い物好きだとママが言っていたことがあるから、きっとあの歯のことだ」 可愛いですよね〜(^O^) またテッド達に会いたいな ご紹介ありがとうございました♪

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2023/07/22

グッゲンハイム美術館という非常に印象的な建物を舞台にした物語。今回も主人公たちは悩みながらも生き生きと行動する。気持ち良い。

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2023/11/16

 『ロンドン・アイの謎』の三ヶ月後のお話。原書の出版年は十年ほど離れているが、日本語翻訳版はどちらも二〇二二年後半の出版となっており、間をおかずに読めた日本の読者はラッキーかもしれない。作者シヴォーン・ダウドは『ロンドン・アイ』出版後まもなく乳癌で夭逝しており、本作はダウドの残し...

 『ロンドン・アイの謎』の三ヶ月後のお話。原書の出版年は十年ほど離れているが、日本語翻訳版はどちらも二〇二二年後半の出版となっており、間をおかずに読めた日本の読者はラッキーかもしれない。作者シヴォーン・ダウドは『ロンドン・アイ』出版後まもなく乳癌で夭逝しており、本作はダウドの残した着想をもとに別の作家ロビン・スティーヴンスが執筆した。  十二歳のテッド、姉で十四歳のカットと、同じく十四歳の従兄弟サリムの三人組が、サリムの母グロリアを絵画泥棒としての誤認逮捕から救うべく、真相究明のための捜査に乗り出す。  捜査も人生もままならないことだらけだが、それでも三人の真っ直ぐさが眩しい。ジュブナイル小説らしい瑞々しさと、仮説リストを作って消していくというアプローチの理路整然ぶりの組み合わせが面白かった。  『ロンドン・アイ』の方がグッと来たと感じたのはなぜかなあと自分の感想をふりかえると、前作では親など大人への共感度合いが高かったものと思われる。

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2023/06/11

作者が早逝した為後を引き継いだロビン氏が執筆した続編だけど、違和感なく読めたよ凄いな(訳者も)就職した叔母の引率でNYのグッゲンハイム美術館にやってきたテッド達。改装中の美術館を見学している最中にボヤ騒ぎが発生。その隙にある絵が盗まれるという事件が起き、叔母が犯人だと疑われ警察に...

作者が早逝した為後を引き継いだロビン氏が執筆した続編だけど、違和感なく読めたよ凄いな(訳者も)就職した叔母の引率でNYのグッゲンハイム美術館にやってきたテッド達。改装中の美術館を見学している最中にボヤ騒ぎが発生。その隙にある絵が盗まれるという事件が起き、叔母が犯人だと疑われ警察に逮捕されてしまう。テッドと姉のカット、従兄のサリムが力を合わせてこの事件を解決していくのだけど、その過程が子ども達ならではの手法で丁寧に描かれていくのが前作同様わくわくする。カット姉ちゃん鋭いな。そして人とは違う思考回路を持つテッドが事件を通して成長していく方向が素敵だ。3人の関係性も良いし成長していく姿を見ていきたいけど難しいだろうなぁ。

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2023/05/18

「ロンドン・アイの謎」続編。作者は違うのですが、前作からの続きとしてまったく違和感なく楽しめます。 前作の事件後、テッドは母と姉のカットともにニューヨークを訪れる。そこでグロリアおばさんの勤めるグッゲンハイム美術館を観光していたところ、名画が盗まれるという事件が起こってしまった。...

「ロンドン・アイの謎」続編。作者は違うのですが、前作からの続きとしてまったく違和感なく楽しめます。 前作の事件後、テッドは母と姉のカットともにニューヨークを訪れる。そこでグロリアおばさんの勤めるグッゲンハイム美術館を観光していたところ、名画が盗まれるという事件が起こってしまった。しかも容疑者として逮捕されてしまったのはグロリアおばさん。おばさんの無実を証明するため、テッドはカットとサリムとともに事件の捜査を始める。 「人とは違う動きをする」テッドの脳は健在です。だけれど彼も成長したというか、いろんなことがわかるようになってきたのですね。そしてそんなテッドを見守るカットとサリムも素敵。特にカットは、テッドのせいでいろいろと迷惑をこうむることがあるのも含めて、そのままのテッドを認めて大事に思っていることがわかってとても微笑ましいのです。素敵な姉弟です。 事件の謎解きもお見事。しかし自然発火説はどうしても外せないのか……(笑)。

Posted byブクログ