骨灰 の商品レビュー
一度読んだことのある著者だったので、その作品のイメージがありましたが、思っていたのとは違う世界観。 おどろおどろしさがあり、不気味な見えない何かが近づいてくる感じが怖かったです。 しかし、途中から勢いが衰えて失速したように感じ、中だるみになったような…? 不用意に怪しい所には...
一度読んだことのある著者だったので、その作品のイメージがありましたが、思っていたのとは違う世界観。 おどろおどろしさがあり、不気味な見えない何かが近づいてくる感じが怖かったです。 しかし、途中から勢いが衰えて失速したように感じ、中だるみになったような…? 不用意に怪しい所には入ってはいけませんね。
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前情報なしで呑気に読んでたらまさかのゴリゴリのホラー。都市伝説、人柱系のありそうでなさそうなにわかには信じ難い現象が起こる中、自ら祟られながらも解決へと突き進もうとするストーリー。エンドはハッピーなのか否かは正直わからなかったけれど、引き込まれる作品でした。
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都市伝説風のホラーでした。 こんなことあるかもと思う気持ち半分、こんなことないと思う気持ち半分でした。 夏に読んだので少しは涼しくなれたかな。 怖いもの見たさの人にはおすすめかも。
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現代版人柱ホラー 現代のホラーというと、都市伝説のような曖昧な話かグロテスクな話が多い気がしますが、こちらはホラーなのに地に足がついているというか、「ホントにあるかも」と思わせる文章力でジワジワと恐怖がにじみ出てきます。 日常と怪異の境目が曖昧で、主人公に「なにか変だよ、気がつい...
現代版人柱ホラー 現代のホラーというと、都市伝説のような曖昧な話かグロテスクな話が多い気がしますが、こちらはホラーなのに地に足がついているというか、「ホントにあるかも」と思わせる文章力でジワジワと恐怖がにじみ出てきます。 日常と怪異の境目が曖昧で、主人公に「なにか変だよ、気がついて!」とハラハラしながら読みました。 影のような淡い恐怖にいつの間にか取り囲まれているような、ジャパニーズホラーらしい小説です。
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うーむ、正直言って微妙な出来かなって思いました。祟りに関するお話しなんだけど、主人公光弘が亡くなった父親と会話したり路上生活者を地下に14人も人柱の原さんと勘違いし地下に連れて行ったり、祟りというより単に光弘がおかしいだけかなって思ってた。それで話が終わる感じがプンプンしてたので...
うーむ、正直言って微妙な出来かなって思いました。祟りに関するお話しなんだけど、主人公光弘が亡くなった父親と会話したり路上生活者を地下に14人も人柱の原さんと勘違いし地下に連れて行ったり、祟りというより単に光弘がおかしいだけかなって思ってた。それで話が終わる感じがプンプンしてたのですが(病院行き)人柱してる玉井工務店の荒木が終盤急に祟りでおかしくなり玉井の人達は祟り以前におかしく、なんかおかしくなる要素がごっちゃしてる感じがマイナスでしたねー。
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時代物を描いていた作家とは全く思えず、ただただ気持ち悪い。ここから生み出されるものってあるのか?これが狙い?
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祟り、怖い、、、すごくリアルで読んでいて面白かった。 主人公が祟られてお父さんが見えるようになった時、おかしさに気付けないで居たのが怖くて、むず痒かった。 最後の生贄?人柱?が埋められるシーンもすごく印象的だった。
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祟りを信じるか 江戸時代から戦後にかけて東京は地中深くどこでも大火、戦争の後の屍があったとしても不思議では無い。都心での建設ではまさに土壌深くをも調査しすることで始まるが、その地鎮祭などを仕切る企業が人柱を侵した事で奇妙なミステリーが始まる小説だ。現代、その慣習は続いており不気味...
祟りを信じるか 江戸時代から戦後にかけて東京は地中深くどこでも大火、戦争の後の屍があったとしても不思議では無い。都心での建設ではまさに土壌深くをも調査しすることで始まるが、その地鎮祭などを仕切る企業が人柱を侵した事で奇妙なミステリーが始まる小説だ。現代、その慣習は続いており不気味な何かが起こっても不思議では無い。本書にもある、魔除けのお守り、祟りを避けるお守りがあれば大金でも買いたいと思うのは現代でも同じような気がする。人は迷信など表向けには信じないようで実は心ではお祈りをするものだ。
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「解放 二〇一五年」 画像を照らし合わせていき。 真偽を確認するために行くのだから、もしもの可能性を考えて一人ではなく二人で行動すべきではないのか。 あんな場所に居たというのに健康状態に異常がないというのが、逆に違和感を感じそうだよな。 「たまい」 報告書に書くには非現実的。 ...
「解放 二〇一五年」 画像を照らし合わせていき。 真偽を確認するために行くのだから、もしもの可能性を考えて一人ではなく二人で行動すべきではないのか。 あんな場所に居たというのに健康状態に異常がないというのが、逆に違和感を感じそうだよな。 「たまい」 報告書に書くには非現実的。 実際に何をしているのか目の前で見せられたとしても、それが本当に必要であるのかなんて分からないだろ。 重要な役割を任せるであろう相手が承諾したとしても、流石に鎖までつけるのはやりすぎだろ。 「父とともに」 威厳を保つためには厳しく。 心労などが溜まりすぎた結果だったとしても、ここまで日常と創り出された者が一緒になったらまずいだろ。 忙しい時に早退などされたら文句も言いたいだろうが、家庭事情に口出しするのは違うだろう。 「遺品」 忠告されるも暴走し続けて。 必要なことだったとしても、上司に一言も断りを入れずに勝手な行動をしていたらチームから外されるだろ。 忠告された時に素直に聞けるレベルを通り越していたからこそ、ここまで入り込まれたのだろ。 「御饌使」 祟られていたのは誰なのか。 産まれた瞬間から心のどこかに住み着いていたのであれば、誰も気付けないのは当たり前のことだったろう。 護るために仕方がないとはいえ、目の前で起きたことを冷静に覚えているのは色々と辛いだろ。 「竣工 二〇一九年」 無事に建てられた建築物に。 こうやって現れてしまうのは仕方ないとはいえ、もしも波長があってしまった場合どうしたらいいのだろう。 表向きな理由はあるだろうが、部署移動の本当の訳は今回の件が関係しているのかもしれない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
続きが気になって一気に読めました。 ただ怖さはあまり感じなかったです。特にお父さんが出てきたあたりから。こういう恐怖には鈍いんですねわたし。かなり怖がりな方なので意外に感じました。 終わり方もなんかモヤモヤしましたね。微妙。
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