織物の文明史 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
織物の過去から現在、そして未来へと繋がる話。 前に読んだ『織物の世界史』よりもこっちの方が読みたかった物に近いかも。 長く書いたので続きはこちらへ。 http://moondrops2017.blog.fc2.com/blog-entry-2650.html
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前半は織物自体の歴史、後半は織物を巡る社会・文明の歴史という感じ。相方が、自分で木綿を育てて自分で糸を紡ぎ自分で布を織り自分で服を作ることを趣味としているので、いろいろとなじみのある前半部分が特に読んでいて楽しかった。あまりにも身近に溢れていて当たり前になってしまっている織物につ...
前半は織物自体の歴史、後半は織物を巡る社会・文明の歴史という感じ。相方が、自分で木綿を育てて自分で糸を紡ぎ自分で布を織り自分で服を作ることを趣味としているので、いろいろとなじみのある前半部分が特に読んでいて楽しかった。あまりにも身近に溢れていて当たり前になってしまっている織物について一度立ち止まって考えてみることは大事なことであろう。そう言えばスペースシャトルのシャトルはそういう意味だったなと思い出したのが印象的(笑)。簡単な用語・人名辞典付き。
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織布が歴史を動かした。 織布の歴史は人類の歴史でもある。人々は布を求め、動植物を育み、織りや染色の技術を発展させ、機械を作り、交易を進め、経済、そして化学を発展させた。私たちの生活に不可欠なゆえに見過ごされがちだが、織布は文化、政治、経済、軍事――あらゆる面で大きな影響をもたらし...
織布が歴史を動かした。 織布の歴史は人類の歴史でもある。人々は布を求め、動植物を育み、織りや染色の技術を発展させ、機械を作り、交易を進め、経済、そして化学を発展させた。私たちの生活に不可欠なゆえに見過ごされがちだが、織布は文化、政治、経済、軍事――あらゆる面で大きな影響をもたらした。世界を股にかけて人類の歴史を動かしたその歴史と影響を、気鋭のジャーナリストが豊富な取材をもとに鮮やかな筆致で描き出す。 人類の歴史、それは織物の歴史でもある。人は織物を求めて、動植物を育み、織りや染色の技術を発展させ、機械を作り、交易を進め、経済、そして科学を発展させた。私たちの生活に不可欠なゆえに見過ごされがちだが、織物は文化、政治、経済、軍事―あらゆる面で大きな影響をもたらした。先史時代から現代まで、世界中で人類の歴史を動かしてきたその軌跡と影響を、気鋭のジャーナリストが豊富な取材をもとに鮮やかな筆致で紡ぎ出す。 序文 文明を織りなすもの 第1章 繊維 第2章 糸 第3章 布 第4章 染色 第5章 交易商 第6章 消費者 第7章 革新者 おわりに なぜテキスタイルなのか
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