ええ、召喚されて困っている聖女(仮)とは私のことです の商品レビュー
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守雨さんのストーリーはほぼ大体、悲惨な状況だったり、暗い過去なりを抱えた女性が、自分の力でなんとか状況を乗り越えようとしていく中で、信頼できる男性と知り合い、その助けも得ながら、最終的に成功していくというもので、これもその一つ。 そう書くと、大体展開は予想できそうなものだが、凡庸な作家には思いつかないような、ひねりが加えられていて、いつも最後までわくわくさせられる。登場人物たちがみなそれぞれに成長していくのも、難しい関係をしっかりと構築していけるのも読んでいてうれしい。 僕は大好き。
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