君の教室が永遠の眠りにつくまで の商品レビュー
横溝正史ミステリ&ホラー大賞「優秀賞」受賞作。 一章の最後でオチを知り、SFであることに気づき少し残念な気持ちになる。 二章からはガラリと雰囲気が変わるものの、昔の恨みだったり、勘違いだったりで、葵がとても不憫。 登場人物の何人もが嫌な性格で、内容も百合系のもので、私は苦手な作品...
横溝正史ミステリ&ホラー大賞「優秀賞」受賞作。 一章の最後でオチを知り、SFであることに気づき少し残念な気持ちになる。 二章からはガラリと雰囲気が変わるものの、昔の恨みだったり、勘違いだったりで、葵がとても不憫。 登場人物の何人もが嫌な性格で、内容も百合系のもので、私は苦手な作品だった。
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2022横溝正史ミステリー&ホラー大賞、優秀賞とのこと。 たまたま、今ならすぐ読めますコーナーに並んでいて、装画が素敵ねっと思って。 そして、この表紙の絵の二人のラストに向かうためにストーリーをねじ伏せてくる感じ。 つまり、ちょっと荒い。 どんな世界を描きたいかは、元のタ...
2022横溝正史ミステリー&ホラー大賞、優秀賞とのこと。 たまたま、今ならすぐ読めますコーナーに並んでいて、装画が素敵ねっと思って。 そして、この表紙の絵の二人のラストに向かうためにストーリーをねじ伏せてくる感じ。 つまり、ちょっと荒い。 どんな世界を描きたいかは、元のタイトル「狭間の世界」が近いかな。 第一章で、主軸となる狭間の世界観を。 第二章で、現実的な世界を。 第三章で、現実に同化させる行程を。 教室が小学6年生なのですが、少し大人目線。 ラストまで読みたくて読んだので期待感はある。 複雑にしたいためか名前を変えたり、親を名前で呼んだり。 もう少しですごく面白くなりそう。
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図書館で借りた KADOKAWA出版の本は好きだ。KADOKAWAのミステリーandホラー大賞の優秀賞?に、選ばれていた。作者はポーランド在宅らしい。 今2作目を執筆中。 作品は3部構成になっており、一部は夢の中、二部は現実、三部はまとめ。高校生のいじめの話かと思いきや、その母親や、飼っている犬の殺害、友達の殺害…いろんな因縁が絡み合っている。 夢の中に介入できるなんて、憧れる話だわ
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夢と現実を組み合わせた構成は面白く、スピーディーな展開であっという間に読み終わる。一方、登場人物の存在感が希薄で魅力が少ないため、読み終わった後の余韻が残らない。
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親友になれたはずの二人の少女。仲直りのため飼い犬の胎児を助けようとしたことから教室での少女殺人疑惑。父親の研究を引き継いで、一酸化炭素中毒で32年間昏睡するクラスの皆の夢に入る。少女の母親に恨みを抱き仲を割く。 読書を現実逃避のひとつとしてどこへでも魂を飛ばすことができたという...
親友になれたはずの二人の少女。仲直りのため飼い犬の胎児を助けようとしたことから教室での少女殺人疑惑。父親の研究を引き継いで、一酸化炭素中毒で32年間昏睡するクラスの皆の夢に入る。少女の母親に恨みを抱き仲を割く。 読書を現実逃避のひとつとしてどこへでも魂を飛ばすことができたという作者の話に、いじめられていたのかなと思いました。
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クラスで孤立し、いじめを受けていた紫子に、葵は最後まで寄り添う事が出来なかった。 紫子との関係を修復すべく、担任の助力を得た葵は思わぬ手段に訴えるが、事態は最悪の展開に……。 第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の優秀賞受賞作。
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あんまり面白くなかったかな。。 書きたいものは分かるけど、情報の順序(整理力)や描写が、って感じでした。。
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ミステリ、ホラーというよりは仄暗く堕ちきった愛憎がメインのお話に感じました。百合もガツンとではなく、かなりソフト。ほんのり風味。 某行為については子供で小学生と言えども6年生も後半であり、大人からの言葉、そして追い詰められているという前提でも、あれを大丈夫だと鵜呑みにし、実行して...
ミステリ、ホラーというよりは仄暗く堕ちきった愛憎がメインのお話に感じました。百合もガツンとではなく、かなりソフト。ほんのり風味。 某行為については子供で小学生と言えども6年生も後半であり、大人からの言葉、そして追い詰められているという前提でも、あれを大丈夫だと鵜呑みにし、実行してしまうのは出来るものかな?とはちょっと引っ掛かりを覚えました。いくらなんでもホチキスって…とか、他にもツッコミどころが。 第一部のラストでのギミックには予想斜め超えての真相の一つで面食らいはしましたが、そこからの重なり崩れ落ちていく悲劇への閉じ方が読んでいて先を急くものでした。 親目線からだと色々ぅううーん…と感情ぎゅうぎゅうになります。しんどい。 犬好きにはかなりキツイシーンあり。前もって知ってたら手に取らなかったぐらいなのでご注意。 帯の百合、ミステリ、ホラーというには、3つともそこまで強く出ているように感じられなかったので、面白い部分もあるけれどやや宙ぶらりんな読後でした。
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前評判を聞かずに読了。 読むのに時間がかかったが、色々と明かされていく謎にハラハラした。 ジュブナイルミステリーかと思いきや、中盤からどんどんSFに。 ん?ここはそれでいいのか??と思うような箇所は多々あり。 (流石に小学生でも犬をああすると死ぬってわかるだろう…などなど) めったざしにした犯人は最初の方でわかってしまった。(ミステリー初心者の私でも結構わかりやすかった) 映画化しそうだなーと思った。
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せっかくの面白い発想を 活かしきれていないような気がする。 中盤で悪人がほぼ明らかにされてしまうから 緊張感が削がれ 登場人物たちが何をやってももどかしく感じる。 肝心なことをはぐらかしたり ずれた解釈をしたり… 荒唐無稽な話しをそう思わせずに 最後まで引っ張り続けるパワーと疾走...
せっかくの面白い発想を 活かしきれていないような気がする。 中盤で悪人がほぼ明らかにされてしまうから 緊張感が削がれ 登場人物たちが何をやってももどかしく感じる。 肝心なことをはぐらかしたり ずれた解釈をしたり… 荒唐無稽な話しをそう思わせずに 最後まで引っ張り続けるパワーと疾走感が ちょっと足りなかった。
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