日本人のための戦争学入門 の商品レビュー
世界は「パワーバランス」の時代 現代の日本防衛・経済は米国の一方的な資本主義社会であり、アダムスミスが言う「資本主義社会のエネルギー源は、人々に不満を持たせ、不安にさせること」の如くアジア太平洋地域での危機状態を模索、工作し、米国軍事産業、経済を活性化させるべく日本近郊諸国に不安...
世界は「パワーバランス」の時代 現代の日本防衛・経済は米国の一方的な資本主義社会であり、アダムスミスが言う「資本主義社会のエネルギー源は、人々に不満を持たせ、不安にさせること」の如くアジア太平洋地域での危機状態を模索、工作し、米国軍事産業、経済を活性化させるべく日本近郊諸国に不安材料をばら撒いている。現在の日本における地位協定でもそうだが、日本に主権はなく、戦争が勃発しても日本は米国の壁になるしかない存在だ。然るに、隣国の核装備、海上侵犯など独自防衛の立場から「パワーバランス」を構築すべき重要な時代になったと感じる。「軍隊ほど儲からないものはない。しかし、軍隊がなければもっと儲からない」古代ギリシャの言葉、史上から「人間社会の基礎原則は「強者」が支配する力の論理である」ガストン・ブートウルであることだ。
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