清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた の商品レビュー

佐川恭一(著者)

2024/08/08

2024.08.07

佐川恭一『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』
#読了

表題作のみ読了。一文目から佐川恭一さんらしさがあって好き。中国の清朝時代というものを全く知らない私が楽しめたので少しでも知ってればもっと面白いんだと思う。
というか性癖がすごい。わかりみが深すぎる。きっと誰もが一度は憧れるよね（？）。私は受けたい願望はないけど見たい願望はある。
amzn.to/3LXoh7u
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#読書
#読書好きさんと繋がりたい

2024.08.07

佐川恭一『少年激走録』
＃読了

男って本当にアホだよね。中学生って大人からみると性に対しての欲望が剥き出しで滑稽なんだろうなー。たしかに、クラスの可愛い女子を題材にしたエロ漫画を読めるなら頑張れるかもしれない。私だったら自分でパソコンでコラージュ写真を作るかな。その方が手っ取り早いのと、より好みに近づけそうなので。でも顔写真・画像をゲットするのが大変そうだな。結局その顔写真をゲットするためにマラソンで優勝せねばならない展開になるかも。だったら私もやることは同じ！トレーニングだ！
amzn.to/3SH6eGd
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＃読書
＃読書好きさんと繋がりたい

佐川恭一『すばる文学賞三次通過の女』 ＃読了
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私も深田恭子似の女性とお近づきになりたい大学時代だった。ただ、実家に呼ぶなよ。どこか別に休憩できるところ行けよ。私だったら何度も会う。お願いするわ。『サークルクラッシャー麻紀』と似たような話のはずなのに、全然別物として楽しめるのが不思議。
ググって知ったんだけど、佐川恭一さんってカルト的人気を誇る作家さんだそう。わかる。
#読書 #読書好きさんと繋がりたい

2023/12/13

作者の学歴と、「蒼穹の昴」で知った科挙の制度に興味があったので、買おうかとも思っていたけど図書館で順番待ちして半年、やっと読んだ。
予想通り下品で、予想外に内容が浅かった。
短編集なので他の作品にもザッと目を通したけれど、メッセージ性のあるものはなかったので、今の自分には向いていないと判断した。
これが沁みる世代や時期も絶対あると思う。

2023/10/21

やばい9話の短編集。
何がやばいって 1話目 表題作の｢科挙ガチってみた｣。レビュー何書いていいか分からない。と言うより何も書けない。1Qさんの言ってたとおりだ笑 これ問題作だ！エロだ！というより変態だ！変態小説だ！わたしが女性だからか、始めから心折れそうになる主人公の性癖 笑 ただ この1話目がかなりの変態度だったので 2話目以降は可愛らしく思えた笑

とにかく全話 アホみたいな事にアホみたいに全身全霊をささげる めちゃくちゃ拗らせてる人たちの話。

【花火大会撲滅作戦】
中学生の津村は 友達の栗林(男)から花火大会に誘われる。｢将来の予習｣という栗林と一緒に 花火大会に来るカップルの観察をする為だ。 幸せそうなカップルを見ているうちに腹が立ってくる津村。｢花火なんてこの世からなくなれ｣。そこに片想いの相手 仁木さんがクラスメイトのいけ好かない安川と仲良さげに花火大会に来ているところを目撃する。
－僕は花火大会なる催し全般に対する怨根をはっきりと持った－
これから先の花火大会を終わらせる為に津村がとった行動とは…。

『雨乞い』！笑

YouTubeで 伝統的な雨乞いダンスを練習する津村が…ﾟ(ﾟﾉ∀`ﾟ)ﾟ｡爆笑。バカだー笑 本気すぎるところがバカだー。

なのにラスト1行がめっちゃかわいいんだよ！
頭の中で｢君が好きだーと 叫びーたい♫｣って鳴り響いたもん。

【少年激走録】
これ大好きだった笑
中学生の僕と松田は 今年のマラソン大会で優勝を目指す。去年のマラソン大会は下から三分の一の順位だったが今年は本気だ。
｢負けの見えた勝負かもしれん、でもそれを本気で目指す過程を俺は大事にしたい｣
｢何かに本気になる経験を、1度くらいはすべきだ｣

僕も松田も 校内の全男子も必死に走る。
全ては マラソン大会に優勝した1人だけに与えられる『クラスメイトの矢内が描いたプロ並みのエロマンガを読める権利』を得るために！！

最高におバカ笑

脳みそ使わず読んだ感じ。
面白かったけど これを人に勧めるか と聞かれたら
｢ＮＯ｣ これ勧めるわたしってどう思われるの？って怖い笑

2023/08/13

英俊の願いを叶えてやってと何故か応援してしまった。
純粋で一途でいいじゃないか。

他の話もエロのために頑張る男の子だちの馬鹿さが、くだらないながらに面白かった。

2023/07/11

（2023/07/11）

漫画読むような感覚でサックサクとテンポよく読めるのが良い。

酒呑めるひとは呑みながら読むのが良い。
呑めない人は深夜に読むのが良い。

とにかくおかしなテンションで読むのが良い。
笑いながら読めるので最高に楽しい。

2023/06/24

タイトルにある「清朝時代にタイムスリップ～」が思った程でなかったので、途中で止めかけたが思いとどまった。
「普通科高校の魔法使い」で、何だこれは！おもしれーとツボに嵌ってからは、最後の「東大A判定記念パーティ」まで一気に楽しんだ。

「店員はまるで五歳にもならぬ幼児を勇気付けて保育園へ送り出す、模範的な親のようだった」←この表現が好きです。

2023/06/24

勉強の才能を持つ男子高校生が清朝時代の中国にタイムスリップし、役人登用試験世界最難関の科挙に挑戦するという表題作。青春のリビドー全開で楽しい。が、勝手に長編と思って読んでいたため、ラストのカタルシスを没入して味わえなかったのが残念。なんにしても昔も今も中国人の勉強にかける労力というか情熱は凄まじい。少なくともそこは大いに尊敬できるところだ。(今日の報道で、英ネイチャー誌によれば有益な科学論文数で遂に中国が米を抜いて1位になったという。以下独英日。)
この本全般的に、ふざけたような話であるにも関わらず、なぜかしんみりとした感情が沸くという独特な読後感がある。だから特に「すばる文学賞三次通過の女」と「コマネチ」が良かったと感じるのだ。
兎に角、著者の本を二冊読んでみた結論は、新刊が出たら無条件で読むべき作家が一人増えたという事だ。

2023/01/16

くっだらない。
笑えるほどくだらない。
久しぶりにしょーもなくて笑えた。

多分多くの男性は、物心ついてしばらく童貞で、程度の差こそあれ、拗らせていて。
でも、そうでなくなったら、そんなことはほとんど忘れて毎日過ごしているものだと思うけど。
いい年して、しっかりそこをほじくり返す筆者の力には刮目した。

学歴もそう。
高校名や現役、浪人、多浪生。
アホみたいにこだわって、撫で回す登場人物は、アホだが、可愛い。
忘れた顔してるけど、割と多くの人は、過去こだわった時期があって、どっか甘酸っぱい思いを味わえるのではないか。

社会人になってからの階級はあんまり笑えないしね。

素晴らしい。

2022/12/06

9作の短編。佐川恭一お得意の知性の中のエロスと哲学。またビッチでおっさんな女達。罪の意識があるのかないのか、サークルクラッシャーな女性を描かせたら右に出るモノなし。実際いるんだよなぁ。
次回作に期待。