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オズビック鳥 の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2024/10/25

表紙の鳥がオズビック鳥。ある男の人の山高帽に止り、そのまま男性と共に暮らす。男がフルートを吹けば鳥はリュートを、お茶を飲めばお茶を、沈む夕日は一緒におがみ、トランプをすればトランプをつつく、その後一週間口もきかないが、そのあと仲直り。・・それで男の死をみとり、墓石に止る。 鳥がめ...

表紙の鳥がオズビック鳥。ある男の人の山高帽に止り、そのまま男性と共に暮らす。男がフルートを吹けば鳥はリュートを、お茶を飲めばお茶を、沈む夕日は一緒におがみ、トランプをすればトランプをつつく、その後一週間口もきかないが、そのあと仲直り。・・それで男の死をみとり、墓石に止る。 鳥がめずらしく少し愛らしい。 1970発表 2022.11.30初版 図書館

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2024/09/21

オズビック鳥と老人の日々を淡々と描いた物語。ゴーリーにしては鮮やかなカラーの表紙と平和な内容で新鮮だった。モノクロのイメージが強かったけど、それは予算がなく白黒にせざるをえなかっただけというのも意外だった。

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2024/08/18

オズビック鳥(そのまんま表紙の鳥)とおじいさん、ふたりの過ごした時間のお話。 一緒におでかけしたり、遊んでいたのに喧嘩になったり、そこから自然と仲直りしてたり。 読み終えて安心して読めた絵本でした。 普通にどこにでもある関係性を鳥と人間に落としこむことで絵本としていい感じにな...

オズビック鳥(そのまんま表紙の鳥)とおじいさん、ふたりの過ごした時間のお話。 一緒におでかけしたり、遊んでいたのに喧嘩になったり、そこから自然と仲直りしてたり。 読み終えて安心して読めた絵本でした。 普通にどこにでもある関係性を鳥と人間に落としこむことで絵本としていい感じになっている、読みやすい1冊でした。

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2024/08/14

足の長いオズビック鳥と人間のエムブラス・フィングビー氏が仲良くお茶をしたり、散歩したり、時には喧嘩をしたりしながら暮らす様子が描かれた本。あんまり不幸じゃなくていいね。 原文は韻を踏んだ感じの文章だけど、訳文はちょっと硬い。

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2024/08/03

エドワード・ゴーリーらしからぬカラーの表紙。なんでも他の本の表紙に色がついていないのは予算がなかったという理由らしい。あのモノクロをかってにゴーリーらしさと思っていたんですが。 オズビック鳥は突然人に取り付いて、主人と仲良くしたり喧嘩したりしつつ、主人が死ぬと去っていく。予測不能...

エドワード・ゴーリーらしからぬカラーの表紙。なんでも他の本の表紙に色がついていないのは予算がなかったという理由らしい。あのモノクロをかってにゴーリーらしさと思っていたんですが。 オズビック鳥は突然人に取り付いて、主人と仲良くしたり喧嘩したりしつつ、主人が死ぬと去っていく。予測不能なだけで、特に不吉な感じがする生き物ではない。 何だかよく分からないがよかった。

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2024/07/15

これはとても面白かった。 訳文がリズミカルで言葉としては少し硬い。 これはゆっくり原文と睨めっこしてもう一度読み解くのがいいなと思いました。 不思議な世界に住む老人とオズビック鳥のような、普段の何気ない所に住む老人とオズビック鳥のような… 再読します。

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2024/06/12

鳥が降りてきて 共に時間と楽しみを共有して そして主人は死んでいく しばらく墓石に留まった鳥は 1ヶ月もして心を変えて飛び立っていった。 chang mind

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2024/02/28

その後まるまる一週間 おたがいまったく口利かん 珍しく平和な一作。 韻を踏んだ文章が良い。 編めりと過ぎにけり、好き。 色のついた表紙がゴーリーには珍しく華やか。

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2024/02/19

「うろんな客」と1、2位を争うほど、この作品も好きになった。後書きに柴田元幸さんも「この作品、かなり好きである」と書いていて嬉しい。 鳥好きということもあり、謎の鳥「オズビック鳥」がとても愛おしい。 帯でYOASOBIのAyaseさんが「僕にとってはメロディのような、音楽そのもの...

「うろんな客」と1、2位を争うほど、この作品も好きになった。後書きに柴田元幸さんも「この作品、かなり好きである」と書いていて嬉しい。 鳥好きということもあり、謎の鳥「オズビック鳥」がとても愛おしい。 帯でYOASOBIのAyaseさんが「僕にとってはメロディのような、音楽そのもののような」、「この鳥は、飼い慣らせない創作の苦しみの化身だったのでしょうか」と書いていてなるほど、と思ったけれど、自分としてはシンプルに友情か、親子感の関係を表していると思った方がしっくりくる。

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2023/10/05

詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1961.html モノクロの本が多い中で、表紙の色がキレイだし、あまり怖くなさそうなので、「オズビック鳥」を選びました。

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