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家政婦 金さんのドラマみたいな体験日記 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2024/06/07

タイトル通りドラマのような話が盛りだくさん。こんな家ってあるんだなぁ、と。 表向きはいろいろ繕えても家の中ではややこしい事情がそれぞれにあって。ヨソのおウチに入り込んで覗き見できちゃうのが家政婦業。でも楽しいことばかりじゃあない。 無理難題を頼まれても雇い主相手だと断り難いもの...

タイトル通りドラマのような話が盛りだくさん。こんな家ってあるんだなぁ、と。 表向きはいろいろ繕えても家の中ではややこしい事情がそれぞれにあって。ヨソのおウチに入り込んで覗き見できちゃうのが家政婦業。でも楽しいことばかりじゃあない。 無理難題を頼まれても雇い主相手だと断り難いもの。 しかし、著者の「NO」と言えちゃう潔さが気持ちいい。

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2024/02/01

家政婦は見た、人生いろいろ家族もいろいろ。 幸せとお金があるかどうかはイコールじゃないんだなあと思えてくる。 学歴も資格もなくても、身一つでシノギとなる家政婦という仕事。優しさと家事の技術とプライドで仕事に向き合ってきた女性の語りは、好奇心を満たすのみならず励ましまでくれた。 5...

家政婦は見た、人生いろいろ家族もいろいろ。 幸せとお金があるかどうかはイコールじゃないんだなあと思えてくる。 学歴も資格もなくても、身一つでシノギとなる家政婦という仕事。優しさと家事の技術とプライドで仕事に向き合ってきた女性の語りは、好奇心を満たすのみならず励ましまでくれた。 57歳で家を出た金さん。今の自分よりも年上であったことに、力をもらえる。後書きが、いい。 人生は選択。自分を幸せにするのは自分。読めてよかった。

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2023/07/29

ドラマみたいな体験日記…ドラマみたいだったかなぁ???と疑問が残る。 あえて言えば、最後の荒れ寺騒動くらいがドラマみたいだったけれど、金持ちほどがめついっていうのがこの本によって確定しました。 私も家政婦さんやってみたいけど、食事のレパートリーがここまで思いつかない!

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2023/07/25

イラストを小栗左多里さんが描かれているということで手に取ってみた。家政婦の金さんが色々なお宅で働いたときの話だけど、こんなことあるんだ!と驚くことばかり。とても面白くて読みやすい一冊。もし家に家政婦さんに来てもらえるならこの金さんのような方だと楽しいだろうな。

Posted byブクログ

2023/05/24

強烈な家ばかりで驚くとともに笑ってしまう。 ワケありの人が家政婦さんとして働くなんてくだりがあったけど、心身ともに大変な仕事だろうなぁ。 途中から金さんは市原悦子さん、会長さんは野村昭子さんで脳内再生した。 のんびり昭和な雰囲気がぴったりだった。 我が家も家政婦さんに来てほし...

強烈な家ばかりで驚くとともに笑ってしまう。 ワケありの人が家政婦さんとして働くなんてくだりがあったけど、心身ともに大変な仕事だろうなぁ。 途中から金さんは市原悦子さん、会長さんは野村昭子さんで脳内再生した。 のんびり昭和な雰囲気がぴったりだった。 我が家も家政婦さんに来てほしい! 金さんのお料理がどれも美味しそうで食べてみたい。

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2023/04/14

30年前とはいえ、家政婦を頼む家ってたくさんあったんだなーとびっくり。さらに他人の家の中は摩訶不思議。家事だけではなく、レンタル親戚、大声で歌わされ、マッサージをし、暴れる娘を縛り、嫌味を言われ…家政婦ってここまでするの!?確かにドラマみたいな話だけど、大変そう…

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2023/04/09

明るくコミカルに書かれてましたが、実際は思ってる以上に大変なお仕事と思います。 住み込みの家政婦さんなんて自由もなさそうだし。 色んな試練をおもしろおかしくなるよう過ごして来られたんでしょうね

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2023/03/18

本作でエッセイデビューされた87歳の石川金さん。 57歳の時に家を飛び出し、家政婦経験13年。 その間に起きた様々な出来事がユーモアたっぷりに描かれている。 「事実は小説より奇なり」の言葉通り、扉を開ければそこには思いも寄らない日常の連続。 都心の一等地にあるタワーマンション...

本作でエッセイデビューされた87歳の石川金さん。 57歳の時に家を飛び出し、家政婦経験13年。 その間に起きた様々な出来事がユーモアたっぷりに描かれている。 「事実は小説より奇なり」の言葉通り、扉を開ければそこには思いも寄らない日常の連続。 都心の一等地にあるタワーマンションで暮らす奥様の思惑にドキっとしたり、高級マンションに住む、超が付くドけち夫婦には辟易。 何より家政婦を人と思っていない所が腹立たしい。 家庭の数だけドラマがあって、誠実な金さんの日常を楽しく読んだ。 縁あって知り合った梨園夫婦との交流には心温まる。

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2023/03/15

家政婦という仕事、言われてみたら「知らない人の家」に、まさかの住み込みもありという、自分にとってはめちゃくちゃハードルの高い、看護系や保育系とならんで絶対に向かない仕事だなと強く認識。 しかし、訳ありでこの仕事につかれたとはいえ、天職のように働く金さんは雇われで物を言いづらい立...

家政婦という仕事、言われてみたら「知らない人の家」に、まさかの住み込みもありという、自分にとってはめちゃくちゃハードルの高い、看護系や保育系とならんで絶対に向かない仕事だなと強く認識。 しかし、訳ありでこの仕事につかれたとはいえ、天職のように働く金さんは雇われで物を言いづらい立場ながら(本来は対等であるべきだが)、きちんと筋を通して、かつ心根がやさしく素晴らしいお人柄。 お料理もお琴も弾けて、スーパー家政婦ではないか。 人間力がおおいに試される仕事。 若輩の自分にはとてもではないができない。

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2023/02/18

「事実は小説より奇なり」と言いますが、各お宅「奇」過ぎます。「危」もあります。明るく、めげずに、ユーモアたっぷりに書かれた体験記は面白かったです。金さんのお人柄も垣間見えます。 もう少し普通のお宅も有りますよね。

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