このライトノベルがすごい!(2023) の商品レビュー
既読本(シリーズ)は、文庫部門1/10、単行本・ノベルズ部門1/10。未読本の中では『よう実』『チラムネ』『たんもし』『スパイ教室』あたりは本で読んでもいいかも。「SAO」は応援している(正編のみだけど全巻既読)。
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2023/11/25 ランキング100位までの読んだことのない作者の作品 計40冊を読んだ感想 毎年遅くとも3月くらいで読み終えていたのに 今年は1年かかった 2024が発売されてしまいそうになったので 慌てて間に合わせた いつもは気に入った作品は2巻や3巻へ手を出すのだが 今回...
2023/11/25 ランキング100位までの読んだことのない作者の作品 計40冊を読んだ感想 毎年遅くとも3月くらいで読み終えていたのに 今年は1年かかった 2024が発売されてしまいそうになったので 慌てて間に合わせた いつもは気に入った作品は2巻や3巻へ手を出すのだが 今回はそんな余裕すらなかった 率直に言って最初の方に読んだものは 外れが多かったために 読了間隔が空いたような気がするが 何しろ数か月前のことなのでよく覚えていない ちなみに読む順番は完全に適当である いちおう異世界ものの次は現代ものという 折り返しは多少意識するが すくなくともランキングとはまったく関係ない そのよく覚えていないなかでいまその40冊を振り返り こういうランキングだったのではと想像して 1年ぶりに「2023」を開いてみると 自分の好き嫌いとランキング順位の乖離が やはりなかなか面白い もうひとつ思ったのは自分は「上品」 いや「品の良い」作品が好きなのだなあということ たとえば「ざまあ」は 読者多数のみなさんの大好物のようだが 自分的には作者の品あるいは 想定している読者の程度がしれてかなり評価が下がる こまかい登場人物たちの描写においても 単に設定の説明においても 作者が良い意味で大人の視点で彼らを眺めているかが 自分の好みの琴線にかなり触るように感じる ついでにいうと編集がつけたであろう 状況説明的な長い副題は単純に印象が悪くなる そしてイラスト これは作者の所為ではないのかもしれないが もうほんと編集仕事しろプロとしての誇りないのか 制服着た容姿整った女の子を CGで描くことしかできない無能を使うなと言いたい で今回の感想としては 『運命の人は嫁の妹でした』 『転生令嬢と数奇な人生を』 『第七王子ジルバギアスの魔王傾国記』の三作は 是非続巻が読みたい 次点で『俺の召喚獣死んでる』『私の推しは悪役令嬢』 『魔術師クノンは見えている』の三作も 一応続巻を読みたい さらにその下が『ダン活』『恋した人は~』 『この△ラブコメは~』で 気が向いたら続巻を買うかもしれない 『竜殺しのブリュンヒルド』『問題児の私たちを~』 『TSRTA』『青のアウトライン』『クラスで2番目~』 の各作者の作品は次に機会があったら読むかもしれない そんな感じ やはり最近読んだ作品ほど評価が高い気がするのは気のせいではない 2023年度作品以外で続巻を楽しみにまっているのは 『負けヒロインが多すぎる!』と『スパイ教室』の2作 ということで「品の良い」作品が好みというのは おわかりいただけるのではないかと思う 2022/11/26 今回もランキング入りした作品で 既に読んだことのある作者の作品を除く作品を 読んでいきたいと思うが 昨年版愚痴を連ねたように 既に読んだことのある作者の作品であるかどうかは その作品が自分に合わないほど覚えていないため 結果として「はずれ」をつかみがちであるから 今回は事前に作者名で検索しなければならないと思う 自分が気に入っている作品の作者の作品が みな自分にとって気に入る作品ではないのだから ただ一度の機会で「はずれ」に当たったがゆえに 長く遠く一会の機会を逃す場合は当然あるわけだが 合うかどうかもそのときの自分にとってどうかであり また違う機会であれば「あたり」も変わってくるし そこは巡り合わせという他無いのである そのときの自分にとって合うことが すべて唯一絶対ではなく 可能性は常に無限に外に拡がっていることを すべてのひとが自覚できるならば それは想像もできない異世界というほか ないのだろうけれども 各作品を読む前に このブックガイドをざっとみて思ったところでは 毎年のことながら入れ替わりの激しいこと 上位一部の作品は固定読者を手堅く保持しているが これらはほとんど例外であって 大多数は次の年には消えている Web投票をおこなうひとたちの代謝が どのくらいなされているかわからないが 全体の売り上げに対して 例えばアニメ化の成功などと比して 明らかに影響は少ないのだろうし 昨年一昨年に熱心に支持していた読者が その年に投票する際に昨年と異なる先に投票するのは 作品が読者の期待を内容や刊行頻度で裏切ったからか それとも見る目が無かったのか はてまたそういう尺度でなく新しさに比重が大きいのか もうひとつは投票者における女性層の増加で 昨年の2割弱から本年は2割5分に伸張しているとのこと こうすると女性向けレーベルを 投票先に含めない意味がないのでは あるいは女性向け とはいえないから レーベル別に「このライ~」を2種類出すべきだろうか そこまでガイド本の需要があるのかどうかはともかく
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