タングル の商品レビュー
凋落する技術大国日本。その復活の為、日本、シンガポール共同のシリコンバレーを作るべく、日星共同で日本で開発途上にある東都大学工学部教授の早乙女貴一研究所の光量子コンピューターを完成させるプロジェクトが立ち上がる。 駐在しているシンガポールで訪れたことのある場所、レストランがで出て...
凋落する技術大国日本。その復活の為、日本、シンガポール共同のシリコンバレーを作るべく、日星共同で日本で開発途上にある東都大学工学部教授の早乙女貴一研究所の光量子コンピューターを完成させるプロジェクトが立ち上がる。 駐在しているシンガポールで訪れたことのある場所、レストランがで出てきてここが舞台になってることを実感した。鷲津さんのまさかの登場があるが、内容としてはそこまで深くなく読みやすい。
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再び日出る国の栄光は取り戻せるか。 長老たちがはばを聞かせる政治から若者たちの誠実で勇敢な気持ちを活かせる社会を。風と人気取りで増えた議員さんたち、どうします?
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感想 日本とシンガポールの国民性が技術開発を通して、強み弱みが見えて面白い。ただ登場人物が多すぎて混乱する。 最後にホワイトナイトのように鷲津が出てくるとは流石の嗅覚! あらすじ 量子コンピュータの開発を巡る争い。日本の早乙女研究室は量子コンピュータの商用化で世界のトップを走っていたが、政府の金の出し渋りで研究の進捗が思わしくなかった。一方、金はあるが、頭脳がないシンガポールでは、日本と共同で早乙女研をシンガポールに誘致し、金と土地を提供することで世界のトップに踊り出ようとしていた。
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導入から読みにくい感じはしていたものの、真山さんの作品なのできっと面白くなるだろうと読み進めていきました。 エンドは、プチサプライズもありましたが全体的にはあまり得意ではない分野かなと感じる内容の深さでした
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日本とシンガポールで開発を進める光量子コンピュータの物語。 自分が門外漢とはいえ、かなりわかり易く説明されていたので技術屋として光量子コンピューターに興味を持ちました。 物語は割と単純で2時間ドラマとかにもなりそうな感じです。 トラブルも技術競争ではあるあるだし、最後に著者おなじみの救世主ファンドの登場と言いちょっとご都合的すぎる所もありますが、大団円を迎えると感動しました。 最期にタイトルの意味の説明があるのも親切でした。
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量子コンピュータの開発、実用化をめぐる国家間の駆け引きが主題の小説。 量子コンピュータは添え物的な位置付けで、量子コンピュータでなくともストーリーは成り立つような気がしたのですが。。。 難しい事を考えずに、政治的駆け引きを楽しむエンタメ小説的な内容かな WOWOWなんかでド...
量子コンピュータの開発、実用化をめぐる国家間の駆け引きが主題の小説。 量子コンピュータは添え物的な位置付けで、量子コンピュータでなくともストーリーは成り立つような気がしたのですが。。。 難しい事を考えずに、政治的駆け引きを楽しむエンタメ小説的な内容かな WOWOWなんかでドラマ化されそう。 読むとシンガポールへ行きたくなる事は間違いないです。
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ここ大丈夫かな。 そう思う部分が後半になって問題となる。 わかりやすい展開だった。 鷲津さんの登場はワクワクする。
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日本産量子コンピュータの開発をめぐりシンガポール、日本さらに中米と大国の陰謀が絡み合っていく。話の展開とテーマが非現実的であまり入り込めないままエンディングに向かってしまった。 最後のあの人物の登場が嬉しかった!
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ハゲタカシリーズの読者サービスも忘れないシンガポールと日本を跨いだ、国家戦略と量子力学のドラマ。早乙女研究所が開発した量子力学の実用化、研究プロジェクト。国家安全保障と金融セキュリティに 大きく振り回される。関与するシンガポール国家主席の側近、日本の政治に近いフィクサー、そしてそ...
ハゲタカシリーズの読者サービスも忘れないシンガポールと日本を跨いだ、国家戦略と量子力学のドラマ。早乙女研究所が開発した量子力学の実用化、研究プロジェクト。国家安全保障と金融セキュリティに 大きく振り回される。関与するシンガポール国家主席の側近、日本の政治に近いフィクサー、そしてそれぞれの国の利益のために、全てをかけて向かいぶつかり合う中、鷲津が現れる。 シンガポールの日本人科学者の苦労はもっともっとすごいだろうし、アジアの楽しさ、刺激は本当にもっともっとあるだろう。科学者の視点、経営の視点、国家間の駆け引きなど面白い要素がたくさんあるだけに、思ったよりもサラッと解決、方向性が決まっていくが、もっとページを割いて、深掘りして、アジアの汗ばむ暑さ、日常の楽しさ、トラブルの多さ、などなどもっとカルチャー部分を追加してくれたらリアルさが増しただろうなと。ストーリーを追うという点にフォーカスしてきた感がある。奇しくも、ちょうど同日に、理研が量子力学分野の国産計算機を稼働させると報道があった。米中勢が多額の投資を行う中、エラーをどう防ぐかが課題となっているとの報道にそうだよね、と若干の理解が深まった状態でみることになった。ファンにとってはたまらない鷲津の動きも含めて楽しめる一冊。
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量子コンピューターを使って日米中とのテクノロジーの覇権争いに加わるシンガポール。 量子コンピューターの勉強になった。 おりしもテレビで東大の光量子コンピューターを開発している教授の話があり(おそらく小説の登場人物のモデル)、完全にリンクした。 小説ではシンガポールと日本が研究費を...
量子コンピューターを使って日米中とのテクノロジーの覇権争いに加わるシンガポール。 量子コンピューターの勉強になった。 おりしもテレビで東大の光量子コンピューターを開発している教授の話があり(おそらく小説の登場人物のモデル)、完全にリンクした。 小説ではシンガポールと日本が研究費を出して覇権争いをするが、実際にはNTTのような製品を開発できる企業の力が必要なのだがそこまでは描かれていない。 むしろ米中のテクノロジーの戦いに自国の競争力を高めたいシンガポールの事情を描くのが本題のようだ。 あとがきにあったがシンガポールを題材に描こうと悩んでいる時に量子コンピューターというテクノロジーに出会って、これを組み合わせたとのことです。
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