白の魔法の売り子さん(2) の商品レビュー
エルやノールがオンタリオに居着いた事でアイセルや日向を含めた4人の日常がほんわかコメディとして確立された形に その中では季節イベントも実施するし、時折生じるトラブルも面白おかしく対応する 内3人が魔法を使えるという特殊要素は持ちながらも、ファミレスという本来は魔法が存在しない場所...
エルやノールがオンタリオに居着いた事でアイセルや日向を含めた4人の日常がほんわかコメディとして確立された形に その中では季節イベントも実施するし、時折生じるトラブルも面白おかしく対応する 内3人が魔法を使えるという特殊要素は持ちながらも、ファミレスという本来は魔法が存在しない場所である為にそちらの要素は弱め。だからこそ可愛らしいアイセル達の和気藹々として日々が強調されているような気がするよ そんな日々の中で日向がショタ化された事案は本来ならとんでもない事件の筈なんだけど、日向がアイセルのやらかしに慣れている事と店が持つ柔らかな雰囲気によって大した事件ではないと受け止められていたような それはそれでどうなんだと言いたくなるけど(笑) だからこそ日向が店にとってどういう存在かという点が改めて考えられるわけか 魅了の魔法があったとは言え、短期的にモテ期が到来していたのは彼の人となりが現れていたね ならそんな日向がホールに出られないとなれば、普段は彼に頼りっきりなアイセル達の本領が求められる事になる 一応は日向が居なくても店を回せるようで。それは彼女らがいつの間に店員として成長した証に思えるね それはそれとして、忙しさのせいで関わりが薄くなってしまった日向と会えるとなって露骨にテンションが回復するアイセルは可愛らしいね この巻になって一つ一つのエピソードは短くなったもののそういった魅力が描かれていたからこそ、この巻にて終わってしまうのは少し寂しいな もう少しこの4人の関係が深まっていく様子を見たかったと思うのだけどね
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