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龍馬を守った新撰組 の商品レビュー

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2022/12/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

坂本龍馬も表紙を飾ってはいるが、あくまで新撰組メインの本。 龍馬の話は後半にならないと出てこない。 フィクションが史実として罷り通ってしまっている新撰組。 冒頭から局中法度はフィクションだと言い切った部分は好感が持てた。 一方で、本書で述べられた話はフィクション満載な感じが拭えず、トンデモ説とまでは言わないが、あくまで一解釈として読んだ。 フルベッキ写真の扱いや、家茂公・孝明天皇毒殺を断言、明治天皇すり替え説支持者の時点で…… かなり毒舌で書かれているので、読み物としては面白いが、これを史実と受け止めるにはどうにも抵抗が残る。 何より作中に根拠となる史料の紹介があまりにないので、何を語っても説得力に欠けるのが気になった。 だから素直に受け止められない。 あくまで読み物として、一解釈として楽しんだ。 特に白マメ、黒マメと渾名された二人には申し訳ないが、正直笑ってしまった。

Posted byブクログ