歴史を読み解く城歩き の商品レビュー
文字のある時代は歴史、文字のない時代が考古学という縦割りの発想は時代遅れになっている。文字のあるい時代の建物等も考古学による発掘調査で新たな発見がなされている。勿論、考古学だけで完結するものではない。発掘調査、絵図・地図、文字史料など分野横断的に「城」を資料として歴史を研究する城...
文字のある時代は歴史、文字のない時代が考古学という縦割りの発想は時代遅れになっている。文字のあるい時代の建物等も考古学による発掘調査で新たな発見がなされている。勿論、考古学だけで完結するものではない。発掘調査、絵図・地図、文字史料など分野横断的に「城」を資料として歴史を研究する城郭考古学を提唱している。
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豪壮な天守・櫓を楽しむ。石垣・堀など土木構築物を楽しむ。凸凹の土塁(土の堤防)を楽しむ。▼城の姿を頭の中で復元する。城を築いた武将の人となり。攻める側、守る側から想像。 神仏の力で城を守ろうとした。 竹田城。石垣を保護し、石垣をはっきり見せるために周囲の木を切った。
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もともとコラムの連載だったこともあり、一つひとつの城に関する説明は短いが、エッセンスがぎっしり詰まっているように感じた。入門書ではなく相当レベル高い内容だと思う。城の復元のあり方への考察については、大変勉強になった。何よりも、行ってみたいお城やまた行きたいお城が増えた。
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千田先生の朝日新聞で書いたコラムをまとめた本なのですが、元々のコラムがそれほど分量が無いものなので一つ一つの城の記述が物足りないし、城によっては城の話ではなく城にまつわる歴史秘話になっているものもあって。各城についてボリューム10倍にした拡大版が欲しいかも。 そんな中でも最近よく...
千田先生の朝日新聞で書いたコラムをまとめた本なのですが、元々のコラムがそれほど分量が無いものなので一つ一つの城の記述が物足りないし、城によっては城の話ではなく城にまつわる歴史秘話になっているものもあって。各城についてボリューム10倍にした拡大版が欲しいかも。 そんな中でも最近よく主張されているバリアフリーの充実、海外との比較、歴史を踏まえた復元はちゃんと書かれていて、千田先生らしさは失われてない本になってました。
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全国の城の特徴や、城が出来た経緯をはじめ、城の現状や、少し苦しいけど、社会問題に絡めて解説した一冊。 今年の大河ドラマの「どうする家康」に絡めて、家康の浜松城や駿府城の解説もあり、信長の意向も城作りに働いていたことは、興味深いと思いました。 また、豊臣大坂城と徳川大坂城の石垣の作...
全国の城の特徴や、城が出来た経緯をはじめ、城の現状や、少し苦しいけど、社会問題に絡めて解説した一冊。 今年の大河ドラマの「どうする家康」に絡めて、家康の浜松城や駿府城の解説もあり、信長の意向も城作りに働いていたことは、興味深いと思いました。 また、豊臣大坂城と徳川大坂城の石垣の作りに違いもあるのも、新しい発見でした。 時間を見つけて、ゆっくりと城探検したいものです。
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