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さっちゃんは、なぜ死んだのか? の商品レビュー

3.2

49件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2024/10/13

ホームレスの女性さっちゃんが殺された。 氷河期世代が苦しんできた就職難と、更年期に差し掛かかるもギリギリの生活を続ける世代の生きづらさを描いている。 視点が10人くらい?伏線回収が追い切れないほどぎっしり。4割くらいでお腹いっぱいです。短編とか読んでみたいな。

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2024/09/20

ホームレスの女性が、公園で殺害されているのが発見された。犯人も動機も不明。彼女はなぜ、殺されたのか? 事件に興味をもったフリーターの女性が、不思議な縁で、被害者の人生に潜む嘘をひとつひとつ暴き、真実に近づいていく。どちらかと言うとイヤミス系?が多い印象で避けてた真梨幸子さんを、久...

ホームレスの女性が、公園で殺害されているのが発見された。犯人も動機も不明。彼女はなぜ、殺されたのか? 事件に興味をもったフリーターの女性が、不思議な縁で、被害者の人生に潜む嘘をひとつひとつ暴き、真実に近づいていく。どちらかと言うとイヤミス系?が多い印象で避けてた真梨幸子さんを、久しぶりに読みました。面白くて一気読み。他の作品もまた読んでみようと思います(体力のある時に)

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2024/09/19

ちょっと〜〜〜夜中の一時半まで読んで後悔したよ〜!!怖すぎでしょ〜!!しかもよりによって今日!!家じゃない泊まりの日に!!ホラーじゃないけどヒトコワだって十分怖いじゃん!!! にしても人の名前がいっぱい出て来て呼び方まで変わってくるもんだからどれが誰だかわからないってなったけど、...

ちょっと〜〜〜夜中の一時半まで読んで後悔したよ〜!!怖すぎでしょ〜!!しかもよりによって今日!!家じゃない泊まりの日に!!ホラーじゃないけどヒトコワだって十分怖いじゃん!!! にしても人の名前がいっぱい出て来て呼び方まで変わってくるもんだからどれが誰だかわからないってなったけど、最後全部綺麗になってうわあわぁあーさすが真梨幸子だぁぁあってなる。 トイレ行けないかも、、、

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2024/08/02

思い込みって恐ろしいな。ちょっとずつのズレが、最終的には大きくなってとんでもないことに! 思い込みを捨て、じっくり観察して考えることも必要ね。

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2024/06/08

真梨さんのミステリーを何作か読んている弊害で、2章目あたりで仕掛けが少し読めてしまった。 だが、内容は社会問題に皮肉を込めたミステリー。テンポが良く最後の最後まで細かな網が張られていて全く飽きない。謎を解明してゆく人物が変わってゆくのも変化球。 どんな生き方をしていても、自分...

真梨さんのミステリーを何作か読んている弊害で、2章目あたりで仕掛けが少し読めてしまった。 だが、内容は社会問題に皮肉を込めたミステリー。テンポが良く最後の最後まで細かな網が張られていて全く飽きない。謎を解明してゆく人物が変わってゆくのも変化球。 どんな生き方をしていても、自分でそれを選んだ人には悲壮感がないのに対して、キツイ社会に負けてしまった人には暗い影がつきまとう。 その対比もとても面白い。

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2024/05/13

公園でホームレスの女性が殺された。彼女と関わりのあった人たちの証言や回顧をもとに彼女の人生を垣間見ていく。バブルがはじけ、氷河期時代を生きることになった社会に翻弄された若者たち。どこでどうつながっていくのか真梨さんらしい作品だった。読みやすくてサクサク読了。

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2024/05/03

登場人物多めだったけど、伏線が張り巡らされてて、「あ、この人、そういえば」というのが何度もあり、読み返す場面もありました。 さっちゃんて、あなたもさっちゃんなのか!という場面もありつつ、面白く読めました。 氷河期世代の自分には共感できる部分もありつつ、バブル世代も大変だったんだな...

登場人物多めだったけど、伏線が張り巡らされてて、「あ、この人、そういえば」というのが何度もあり、読み返す場面もありました。 さっちゃんて、あなたもさっちゃんなのか!という場面もありつつ、面白く読めました。 氷河期世代の自分には共感できる部分もありつつ、バブル世代も大変だったんだなと思わされる場面もあって、あっという間に読み切ってしまいました。

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2024/02/15

さっちゃんは、自分だったかもしれない… 確かに、誰もがいつ何時、さっちゃんになってしまうかもしれない、という不安な気持ちはとてもよくわかった。 そして今回も大勢の登場人物! 途中何度か読み直して、「そうそう、これはあの時のあの人!」となりました笑 前回読んだ真梨さんの本が残念すぎ...

さっちゃんは、自分だったかもしれない… 確かに、誰もがいつ何時、さっちゃんになってしまうかもしれない、という不安な気持ちはとてもよくわかった。 そして今回も大勢の登場人物! 途中何度か読み直して、「そうそう、これはあの時のあの人!」となりました笑 前回読んだ真梨さんの本が残念すぎたので、今回はまぁまぁ面白かったです(^^)

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2024/02/04

そっちに行ってはダメだと頭では気づいていても、引き返せずに、ズルズルと最下層まで落ちていく登場人物達にイライラしながらも、読むのをやめれず引き込まれてしまった。 犯人は予想外の人物で、肩透かし感もあった。

Posted byブクログ

2023/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一気読み。いかにも真梨幸子。多分参考にしたであろう、女性ホームレス殺害事件は私もドキュメント見たり、よく覚えている。自分もそうなっていたかもしれない、と思った女性が多かった、というのも覚えている。しかし風俗の話は切ないわ。ほんと女は何でこんな目に合わなきゃいけないのか。後半は犯人側の立場に立って、結果的に真犯人が出てくるという話で、そこは真梨幸子っぽくなかった。それはそれで良かったけど。ほんと容疑者にされただけで全否定されるのだ。顔のない世間に。真面目に生きるって何だろうと思う。

Posted byブクログ