作りたい女と食べたい女(3) の商品レビュー

ゆざきさかおみ(著者)

2023/02/05

シスターフッド（女性同士の連帯意識）をきっかけに自民党＝統一協会が提唱する類のイエ中心・男性中心の家族感からこぼれた生き方を描き出す。2022年7月までの連載作品だが、その後、統一教会問題がクローズアップされてしまったので否応なく、しかし静かにチャレンジングな問題提起を行っているかたちになっている。

2023/09/13

豆腐と揚げ玉の卵とじ美味しそう。

1.2巻は先入観なしで読んですごく面白かったから、他の人はどう思うんだろうって気になっていろんな人のレビューを見たら否定的なコメントを目にして嫌な気持ちになってた。
なので3巻を読むのが勇気要った。

私も、分からなくても知らなくてもいいからまず受け止めて欲しかったなぁ。
性的嗜好に限らず常識的な型に当てはめるの苦しい分野ってあるよね。
自分のただのワガママなんじゃないかって思ったり、自分だけが悪いと思ったり…

いっそ家の一部になる世界しか知らない方が幸せだったかもしれない。自分は一人の人間として尊重される存在なんだ、っていう価値観を知らない方が楽しく生きられたかもしれないとうっすら思う。

猫出てくるの笑った

※読んでないと思って再度借りて読んだ。
↓
「親は心からこどもを愛してるものだから」
すごい台詞だよね。愛って万能なんだなあ。

2023/01/16

距離が縮まる野本さんと春日さん。

お隣さんの南雲さんが出てきたときは二人の関係のバランスが崩れるのではないかとヒヤヒヤしたけど杞憂だった。
そして姉御肌な新登場人物・矢子さん素敵だな！

野本さんと春日さんと矢子さんも南雲さんの集まりが最高すぎる…！！
こんな女子会したい！！

2022/12/18

ビアンでアセクシュアルな人を登場させるのは良いね！異性相手にしろ同性相手にしろ、恋愛&結婚するのがセオリー、恋愛＝セックス、そういうのを覆してくれる。新しい関係性、自分の気持ちの折り合いの付け方。
いっぱい食べたら良い、一方で、食べなくて良い、というのを出してくるあたりも流石です！

2022/11/25

自分を受け止めてもらえる存在に出会えるというのはとても素晴らしいことだと、この作品を読んできて強く感じる。生きたいように生きることは難しいし、自分はどのように生きたいかを自覚することだって難しい。この作品は、それを考えることができる良い本だと思います。何度も読み返していたいです。

2022/11/18

いつもながらご飯美味しそうだし楽しそうだし
ま、混ざりてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜
私も実家が居心地いいものじゃなかったから春日さんとか南雲さんの気持ちちょっと分かる…
離れてね、自分の気持ち守るの大事だよね
みんなに幸あれ…

2022/11/18

うおー、ドーナツも美味しそうだー！
正直、“何食べの女性版”かと思っていたんだけど、こっちはまだ“過渡期”なんだな。

2022/11/16

自分をちゃんと持ちながら、
大切な人に思いやりと敬意を持って接する
優しい大人の世界…！

「わからなくても、知らなくても、まず受け止める」
って大事だし、そうしてもらえるって幸せなことだよね、と改めて。

それぞれ幸せになって欲しいし、この先も本当に
気になる！

巻末の、ナップサックのお話もめちゃくちゃ好きでした。笑

2022/11/14

野本さんと春日さんが幸せになればいいなーと思ってたのでめっちゃ良かった！
はやく続きを読みたい。紙の本で。