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木曜殺人クラブ 二度死んだ男 の商品レビュー

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35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2023/09/24

前作を読んで無いのですが十分楽しめた。主要ストーリーとサブの話が相まって、 老人探偵倶楽部4人の活躍が痛快。最後の一文も良い。

Posted byブクログ

2023/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画『RED』が好きな人は面白いはず 好きなところ ・エリザベスの過去を少し分かる ・やりたい放題の木曜殺人クラブとその関係者 ・イブラヒムとケンドリックの会話 あまり…なところ ・謎解きミステリではないと思う ・世界観が広がりすぎている 『特攻野郎Aチーム』からインスパイアしたということで、名前しか知らなかったので、調べてみると「個性的で様々な技能をもつアウトローなチームが巨悪に立ち向かう」映画とのこと。そのまんま過ぎて笑った。ということは次作はもっと世界観が広がってしまうのだろうか?

Posted byブクログ

2023/09/21

読み終わるのにえらいかかってしまったな。海外物は、背景だったり何か文化だったりがわからないことが多く、それが読む楽しみでもあるのだけれど、なかなかその物語の世界に入れないことが多い。この話もそういう感じで、なかなか初めは退屈といえば退屈だったのだが、中盤あたりから、展開も早くなり...

読み終わるのにえらいかかってしまったな。海外物は、背景だったり何か文化だったりがわからないことが多く、それが読む楽しみでもあるのだけれど、なかなかその物語の世界に入れないことが多い。この話もそういう感じで、なかなか初めは退屈といえば退屈だったのだが、中盤あたりから、展開も早くなり、スリリングになっていくので、最後はもう少し読んでいたい気分になった。

Posted byブクログ

2023/08/23

2作目も面白かったし好きだった! 日本人には馴染みがないジョークばかりで、これ理解したかったな〜と思うところが多かった。 前作もだったけど、終盤はごちゃっとする。

Posted byブクログ

2023/08/14

シリーズ2作目。大好き!高齢者4人の魅力たっぷりの個性!!マフィア相手での立ち振る舞い!!反面、避けられない老いと、その年になったからこその良い面と諦め。ほんと読むのが楽しみなシリーズ。

Posted byブクログ

2023/08/13

老人探偵グループ〈木曜殺人クラブ〉メンバーのエリザベスが、死んだはずの因縁ある英国の諜報員から手紙を受け取った。彼は2千万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いを掛けられて米国のマフィアから狙われており、協力を求めてきたのだ。そしてクラブのメンバーたちは消えたダイヤとスパイ、凶悪な犯罪者...

老人探偵グループ〈木曜殺人クラブ〉メンバーのエリザベスが、死んだはずの因縁ある英国の諜報員から手紙を受け取った。彼は2千万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いを掛けられて米国のマフィアから狙われており、協力を求めてきたのだ。そしてクラブのメンバーたちは消えたダイヤとスパイ、凶悪な犯罪者たちにまつわる国際的な大事件に巻き込まれる。果たして彼らは解決することができるのか? 前作は肝心の結末がいまいちだったんだけど、今回は面白かった!スケールが大きいのと、2つの事件(ダイヤモンドとイブラハム)について平行して捜査や計画が進んでいくので飽きない。そして細かい会話の部分がウィットに富むというか、上手く言えないけどテンポとか言い回しが好きなんだよね。こんな後期高齢者になりたすぎる。クリスもドナも前作ですでに素敵なキャラだったけど、今回はそれぞれ一歩を踏み出していて、頑張れ!と応援したくなる。キャラの魅力と会話の面白さが謎解き以上に良い。どうでもいいですが、海外のカップル・夫婦がお互いのことを”ダーリン”って呼ぶの、めちゃくちゃ好き。憧れる。

Posted byブクログ

2023/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第二弾。 老人探偵グループ〈木曜殺人クラブ〉メンバーのエリザベスの元に、因縁ある英国諜報員から、彼が〈クーパーズ・チェイス〉に引っ越してきたとの手紙が届きます。 困惑しながら彼の部屋を訪れたエリザベスの前に現れた“元夫”は、2千万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いをかけられてマフィアから狙われていると言ってきて・・・。 〈木曜殺人クラブ〉メンバーに再会できて嬉しいかぎり。 キャラクターが定着したのもあって、前作より読みやすく、大いに楽しませていただきました。 今回は、高額のダイヤを巡ってマフィアやドラッグ売人、マネーロンダラーといった“反社系”の方々と渡りあう事になったり、MI-5(英国情報局保安部)の諜報員たちも絡んできたりと、まぁ大忙し。 前作では謎だったエリザベスの過去が明らかになり、彼女の凄腕っぷりに納得すると共に、認知症の夫への切ない思いも垣間見えます。 無邪気なジョイスも相変わらずマイペース。チャリティの為の“友情ブレスレット”を手作りしては、あちこちに押し売りしています(この“友情ブレスレット”が後に事件の謎を解く鍵になるとは!)。 ロンも勿論お元気で、彼の孫・ケンドリックがこれまためっちゃいい子・・と、皆お達者で何より・・・と、言いたいところですが、何とイブラヒムにとんでもない受難が降りかかり、身体と心に傷を負ってしまうのです。 この件については、加害者にかなり憤りを感じていて、当然メンバーを中心とした面々によって報復を受けるものの、“ヌルい!もっとコテンパンにされるべし!”と思ってしまいました。 そして、メンバーの老人たちに翻弄されがちな地元警察のクリスとドナもご健在で、春を謳歌するクリスと対照的にちょっぴりブルーなドナでしたが、終盤でドナにも“出会い”の予感でしたね。 あと何といってもボグダンが万能すぎて、改めて“何者?”って感じです。 ・・・といったように、キャラクター達が本当にいい味出していて、それぞれの個性が光っているのがいいですね。 キャラクター&冒険色が強めではありますが、謎解き部分も特に後半に行くにしたがって二転三転して目が離せない展開で、ラストは粋なオチで後味爽やかでした。 それにしても慈善団体〈認知症とともに生きる〉は、短期間で急に寄付が増えて吃驚だった訳ですが、その寄付額の中にロマックスの5ポンドも含まれているのですけれどね~(* ̄m ̄)

Posted byブクログ

2023/05/08
  • ネタバレ

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「木曜殺人クラブ」の第二弾。前回より読みやすくて楽しめた。前回は語り部の1人である、ジョイスが果たして良い人なのか、それとも裏があるのか掴みきれなかったが、今回はリラックスして読み進めたことも大きかったかな。マフィアをはじめとする悪人達が隙だらけだったり、エリザベスの腹心的な存在のボグダンが謎の強さを誇るところは、ちょっとご都合的ではあったけど。前回も思ったが、殺人や犯罪に対する考え方が振り切れていて遠慮がない。これは老人だからというより作者の思いかもしれないなと感じた。

Posted byブクログ

2023/04/17

マフィアその他と取引をしている人物の屋敷からダイヤモンドが消えた。そのダイヤモンドはマフィアから預かっているもので消えたとなると大事。盗んだであろう人物には心当たりがある。というあまりにも大きな事件が70歳超えのご老人たちのもとに飛び込んできた。 シリーズ第二弾になる『木曜殺人ク...

マフィアその他と取引をしている人物の屋敷からダイヤモンドが消えた。そのダイヤモンドはマフィアから預かっているもので消えたとなると大事。盗んだであろう人物には心当たりがある。というあまりにも大きな事件が70歳超えのご老人たちのもとに飛び込んできた。 シリーズ第二弾になる『木曜殺人クラブ 二度死んだ男』はエリザベスの過去と大いにかかわってくる。 前作は物哀しい事件だったのが一変、今回はマフィアやドラッグディーラーも登場でなかなかハラハラする展開だった。MI5も登場。顔をめちゃくちゃに撃たれた死体。消えたダイヤモンド。暴行、窃盗の罪人のあぶり出しとてんこ盛りな事件に恋のあれこれ、人生の悲哀もちょっぴり加わってかなり楽しかった。登場人物が今回は少ないから、これは真犯人を当てられるかも、と中盤まではけっこう良かったんだけどなあ。一気読みでした。

Posted byブクログ

2023/04/16
  • ネタバレ

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リタイアメントビレッジ(高齢者向け高級住宅街)、クーパーズチェイスに住むおばあちゃん、おじいちゃん達が飛び回る壮年活躍ミステリ第2弾。 エリザベスのもとに届いた意味深な手紙で始まる本作。 前作ではエリザベスの素性はぼかし気味だった気がするのだが、本作ではおおっぴらに諜報機関員だったことを明かしている。 もしかして前作の最後でそんな話になっていたんだっけ!? 手紙の主は過ぎ去ったあの時代の知人かつ〇〇のダグラス。 そんな彼がクーパーズチェイスにやってきたのは、仕事でへまをやらかしたことに端を発し、濡れ衣を着せられのっぴきらない状況に陥っており、身を隠すため。 その濡れ衣とは諜報員として大物犯罪ブローカーの屋敷に潜入調査をした際に、目的とは関係なく、時価2000万ポンドのダイアモンドをこっそりくすねたというもの。 大物ブローカーは屋敷に潜入されたことよりも、ダイアモンドが消失したことに怒り心頭でダグラスが犯人だと言い切る。 ダグラス自身は濡れ衣だと言い張るが、エリザベスに実際のところどうなのか問われると、あっさりと犯行を自白。 ということでダグラスの盗んだダイアモンドをめぐるドタバタ追走劇が始まるのだが、当のダグラスは一度殺されかけ難を逃れるが、すぐさま本当に殺められてしまう。 一体誰が!? そしてダイアモンドはどこへ言った!? 高齢者を中心とする物語でここまで、冒険活劇しちゃいますか?という展開ではあるが、サイドストーリーとしてのクーパズチェイスでの隣人イブラヒムの味わった恐怖や、エリザベスの夫に忍び寄る認知症の問題だったりと、高齢であることを巡る悲哀観を絶妙に織り込んでいる。 本シリーズ2作目にして登場人物の描き分けがよりパリッとしてきた感がして面白さが増した。 特にバックグラウンドが物語る、クールで抜け目のないエリザベスと、お茶目で自由奔放、ときに危なっかしくもしたたかなジョイスのおばあちゃんコンビがいい。 他にもクーパーズチェイスの面々にいいように使われてもはや違法警官でしかない若手警官のクリスとドナ。 増々スーパーマン然としてきたボグタン。 今後もこのメンバーで色んな事件を解決していくのだろうなぁと楽しみ。

Posted byブクログ