余命一年、夫婦始めます の商品レビュー
全体的に、人の温かさというか、優しさを感じることが出来る作品だと思う。 失礼ながら、途中まではありきたりな内容というか、定番の内容だなと思ってしまう部分はあった。 ただ、そもそもの前提としてタイトルからも概ねの結末は予想がつくため、その要因も大きいかもしれない。 しかし、終盤...
全体的に、人の温かさというか、優しさを感じることが出来る作品だと思う。 失礼ながら、途中まではありきたりな内容というか、定番の内容だなと思ってしまう部分はあった。 ただ、そもそもの前提としてタイトルからも概ねの結末は予想がつくため、その要因も大きいかもしれない。 しかし、終盤にかけての流れは正直、涙腺が緩む瞬間も多かった。 また、終章については、好みが別れる部分のように感じるが、個人的には良い締め方だったと思う。 私自身としては読了後の喪失感も含め、いい作品だったなと感じた。
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余命1年どうしの偶然、出会った男女が夫婦生活を始める。必死に働いてきた拓海と自分に素直な葵。自分たちの運命を受け入れながらも、やりたいことリストをこなしていく。 この手の話はありきたりだなと思いながら、手にしてしまう。そしてウルウルしてしまう。 拓海の元カノのニコは、いいヤツ...
余命1年どうしの偶然、出会った男女が夫婦生活を始める。必死に働いてきた拓海と自分に素直な葵。自分たちの運命を受け入れながらも、やりたいことリストをこなしていく。 この手の話はありきたりだなと思いながら、手にしてしまう。そしてウルウルしてしまう。 拓海の元カノのニコは、いいヤツだなと思うし、会社の部長や後輩の山本も拓海思い。父親は不器用な生き物だけど、家族の形は人それぞれ。 葵のお婆ちゃんの味は気になるけど、美味しいと言ってくれる人がいることが、幸せだと思う。
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