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タスキメシ 箱根 の商品レビュー

4.1

12件のお客様レビュー

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2024/09/21

『タスキメシ』の続編。前作で箱根駅伝を走れなかった眞家早馬が、社会人から紫峰大学大学院に再入学して競争部のアシスタントコーチ兼栄養管理担当となる。紫峰大学は箱根駅伝未出場で予選会から箱根を目指している。前作もそうだったが純粋なスポーツ小説ではなく、駅伝とグルメが合体したような不思...

『タスキメシ』の続編。前作で箱根駅伝を走れなかった眞家早馬が、社会人から紫峰大学大学院に再入学して競争部のアシスタントコーチ兼栄養管理担当となる。紫峰大学は箱根駅伝未出場で予選会から箱根を目指している。前作もそうだったが純粋なスポーツ小説ではなく、駅伝とグルメが合体したような不思議な感覚の小説。その分スポーツ小説としての熱量は薄まるが、コンセプトが違うのだから仕方がない。もちろん感動ポイントはちゃんと存在する。でも出てくるグルメがガッツリ系の男飯が多くて、植物図鑑みたいなお洒落感はあまりない。(デザートもあるけど)

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2024/08/10

「タスキメシ」より、こちらの方が入り込めた。箱根を走っているところは息苦しくなるほどだった。今度から箱根駅伝の見方が変わると思う。努力しても報われないこともあるけれど、チームを信じたり応援を力にして襷を繋いでいくひたむきさに感動した。

Posted byブクログ

2024/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

森本悠斗 紫峰大学。関東学生連合で箱根駅伝の二区に出場。 仙波千早 紫峰大学。駅伝部キャプテン。 眞家早馬 紫峰大学の院にある運動栄養学の研究室に入る。駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタント。二十五歳。神奈川県にある病院で管理栄養士をしていた。高校卒業後に上京し、管理栄養士を目指して日本農業大学応用生物学栄養学科に進学し、同時に陸上部で長距離走に励んだ。 館野達也 紫峰大学駅伝部監督。三十八歳。監督としては比較的若い。顔がカワウソに似ている。大学の広報課の課長も兼務。 葉月憲太郎 紫苑寮の寮長。四年生。 眞家春馬 早馬の弟。マラソン選手。 光川 早馬の恩師。大学で早馬をサポートしてくれた。スポーツ栄養学を学びたい早馬に紫峰大学を紹介する。 小佐内 相馬の研究室の教授。大学の広報委員長。 助川亮介 早馬の高校時代の同級生。MGC出場権を獲得。 藤宮藤一郎 日農大で早馬と一緒に走った。実業団にいる。 白須雅也 紫峰大学四年生。駅伝部主務。 栗原祥 二年生。千早と同室。 加藤 三年生。 小野木 三年生。 井坂都 早馬とは高校の同級生。助川とは幼馴染みで、春馬の先輩にも当たる。高校時代は料理研究部に所属していた。外苑前の和食料理店で板前をしている。 根本 三年生。 橋村 三年生。 柴 二年生。 大河内 三年生。 加藤 三年生。

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2024/02/23

「タスキメシ」の続編。 眞家早馬は仕事を辞め、紫峰大学の院生をしながら駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタントになる。 「箱根駅伝」を目指す早馬と駅伝部のメンバー、千早。 努力は全て報われるわけはないが、努力をしたという思いは次につながっていくんだなと感じた。 早馬は院生として勉...

「タスキメシ」の続編。 眞家早馬は仕事を辞め、紫峰大学の院生をしながら駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタントになる。 「箱根駅伝」を目指す早馬と駅伝部のメンバー、千早。 努力は全て報われるわけはないが、努力をしたという思いは次につながっていくんだなと感じた。 早馬は院生として勉強しながら、料理作って、コーチして。 想像しただけで大変そう。

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2023/11/18

#読書記録 2023.11 #タスキメシ箱根 千早を導く早馬も、答えを探しながら歩んでいるところがいい。早馬のたどり着いた答えが、千早に受け継がれ、そして後輩たちへ、想いの襷がつながっていくね。 心に響く言葉がたくさんあったよ。 #読書好きな人と繋がりたい #読了

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2023/05/08

「タスキメシ」の続編! 大学を卒業した眞家早馬は一度管理栄養士として就職するも辞めて、紫峰大学の院生をしながら駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタントに。 サポートする側として箱根駅伝を目指す早馬と駅伝部のメンバー、千早の物語。 シードだけじゃなくて、襷をゴールまで繋ぐのも、箱根に出...

「タスキメシ」の続編! 大学を卒業した眞家早馬は一度管理栄養士として就職するも辞めて、紫峰大学の院生をしながら駅伝部の栄養管理兼コーチアシスタントに。 サポートする側として箱根駅伝を目指す早馬と駅伝部のメンバー、千早の物語。 シードだけじゃなくて、襷をゴールまで繋ぐのも、箱根に出場することも大変なこと。 箱根駅伝のでかさがすごく伝わってくる。 努力は人を裏切る。 ここぞというときに、裏切る。 裏切られたお前は、ここからどうする。 裏切られた自分を、お前は愛せるか。

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2023/02/16

2023/02/16 「タスキメシ」の続編。眞家早馬は大学を卒業後就職をしたが、管理栄養士への道を再び志して紫峰大学駅伝部の大学院生兼管理栄養士となる。 しかし、駅伝部はこれまでも箱根駅伝に出たこともなくて部員の志もそんなに高くない。 箱根駅伝を目指すためにサポートの面で奮闘する...

2023/02/16 「タスキメシ」の続編。眞家早馬は大学を卒業後就職をしたが、管理栄養士への道を再び志して紫峰大学駅伝部の大学院生兼管理栄養士となる。 しかし、駅伝部はこれまでも箱根駅伝に出たこともなくて部員の志もそんなに高くない。 箱根駅伝を目指すためにサポートの面で奮闘する早馬と駅伝部の仙波千早を中心とした駅伝部の織りなす箱根駅伝への道のりを描いた話である。 読むととにかく手に汗握る展開にワクワクしたり、同じように悔しいなと思ったりと心を揺さぶられる場面が沢山ある。 決して自分が箱根駅伝に出場したわけではないし、あくまでも小説を読んでいるだけなのに伝わってくる臨場感や心理描写の細かさが凄くて、なんとなくでも情景がイメージしやすい。そこに駅伝部員と早馬たちの関係までも入ってくるもんだから人間臭さも相まってこの小説の読み応えを増しているような気がする。 何かに全力で取り組んで、それでもダメで、それでも食らいついてどうするか、自分の底力をどうやって出すか、どうやってそれを支えるのか…と言ったところの熱くなる気持ちを箱根駅伝というものを通して感じることができる小説だと思います。

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2022/12/29

多分「タスキメシ五輪」が発売されたことをきっかけに平台にあった今作。 この前の作品の存在を知らずに、読んでしまったが、今作からでも十分に面白かった。 前作からの引き続きの登場人物であり、紫峰大学の駅伝部の栄養管理士兼コーチアシスタントの眞家早馬と、紫峰大学駅伝部主将の仙波千早の二...

多分「タスキメシ五輪」が発売されたことをきっかけに平台にあった今作。 この前の作品の存在を知らずに、読んでしまったが、今作からでも十分に面白かった。 前作からの引き続きの登場人物であり、紫峰大学の駅伝部の栄養管理士兼コーチアシスタントの眞家早馬と、紫峰大学駅伝部主将の仙波千早の二人の目線で物語が描かれる。 箱根駅伝初出場を目指す千早たちと、怪我で思うようなランナー人生を送れなかった早馬が食事を通じて、本気で箱根駅伝を目指していく。 序盤は千早の早馬への得体の知れない悪意のようなものが理解出来なくて、イマイチかと思ったが、後半100ページ弱で描いた箱根駅伝の様子は圧巻だった。 他の駅伝小説よりも圧倒的にページ数がないのに、10区それぞれの選手の熱い闘い、走りが伝わって来て、涙なしでは読めなかった。 紫峰大学のモデルが筑波大学であることは、地元民であれば、すぐに分かる。 その筑波大学の駅伝部監督が解説を書いているのも、凄いし、内容も読みごたえがある。 箱根駅伝の小説と言うと、どうしても「風が吹いている」のイメージがあるので、駅伝とご飯をかけるのはどうかと、最初は読むのをためらっていたが、ちょうど箱根駅伝を5日後に控えたこの時期に、この作品に出会えたことはすごく良かったと思う。 物語のラストはコロナの世の中に突入。 綺麗ごとだけで終わらないラストが、他の作品も読みたくさせる。

Posted byブクログ

2022/12/26

2019年に書かれたその年が舞台の駅伝小説なのでMGCを見に行くシーンがあり、エピローグでは2020年に東京で五輪が開催されていてるのでパラレルワールド感も楽しめた。

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2022/12/15

息子が中学から駅伝をしていて、中3の時初めてレギュラーメンバーになり、地方大会で一位になり、コロナで全国大会が中止になった息子父です。 前作から、読んでますが、こんな素晴らしい作品に、コロナな話題を絡めないで欲しかった。 エンターテイメントとして楽しんで読んでいるし、素晴らしく楽...

息子が中学から駅伝をしていて、中3の時初めてレギュラーメンバーになり、地方大会で一位になり、コロナで全国大会が中止になった息子父です。 前作から、読んでますが、こんな素晴らしい作品に、コロナな話題を絡めないで欲しかった。 エンターテイメントとして楽しんで読んでいるし、素晴らしく楽しい作品なのに、新型コロナの話を終盤から匂わせ、エピローグで、主張しています。そんな事しなくても良くないですか?コロナでくじけた私達には、厳しすぎます。 エピローグさえなければ、一生大事にする本だと思いました。 作品に自信を持ってもらいたいです。時事問題とか絡めなくても、貴方の作品は素晴らしいと思います。 人生で一番泣いた本です。 ありがとうございます。

Posted byブクログ