弱い力でも使いやすい頼もしい文具たち の商品レビュー
筋力の弱い筆者が、弱い力でも片手だけでも使いやすい文房具を選りすぐって紹介しています。 たかが文具と侮ることなかれ、頻繁に使う物のストレスは少しでも少ない方がいいと思っているので良い本です。 欲しいものリストにいくつか追加しました
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予想外の良書に出会いました! 読み初めてすぐ「これはもっと広く知られるべき本」だと感じました。 著者自身が「握力が弱い」ことで不便を感じている当事者とのこと。当事者ならではの考察や率直な使い心地も知れます。 実際に私が持っているものもありましたが、初めて使用したときにはその使い...
予想外の良書に出会いました! 読み初めてすぐ「これはもっと広く知られるべき本」だと感じました。 著者自身が「握力が弱い」ことで不便を感じている当事者とのこと。当事者ならではの考察や率直な使い心地も知れます。 実際に私が持っているものもありましたが、初めて使用したときにはその使い心地の良さに驚きました。 普段“不便”を感じていなかった私でも驚きがあるなら、不便を抱えている人にとってはきっと尚更。 病気や加齢、不器用さで不自由を感じている人、使い心地を重視する人は要チェック! 普段使いの文具を変えるだけで、出来ることが増えたり、今までより楽に使えたら毎日のハッピー度が少しあがるはず♪ 1.握る力が弱い 2.つまむ力が弱い 3.引っぱる力が弱い 4.てのひらを開く力が弱い 5.指先がコントロールしにくい 6.片手で使いたい 7.弱い力でも使いやすいペンたち 8.諦めなくてもいい、うれしい文具たち 9.侮れない子ども向け文具たち たとえば発達障害のお子さまは、力が弱かったり、力の加減が難しいことも。身体の使い方があまり上手くなかったりするので、これは重宝しそう。 1つの文具が誰かの「自由」や「可能性」、「楽しみ」を広げる。そういうこともあると思います。 手先が不自由になってきている老齢の祖父母にもお役立ちするかもしれない1冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文房具はそもそもの評価軸に「使いやすさ」がある物品ではありますが、その「使いやすさ」とは何ぞや? を筋力の弱い人の視点で切り分けていて大変よかったです。紙面でも語られてましたが小さいおしゃれなカッターが高評価を得るのは意外だった。
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すでに使っている文具が掲載されていた。 文房具フリークなので、便利と思って購入した文具だが、著者のように病気のせいで握力が弱く不便を感じるという方の視点は、色々と気づかせてくれた。 自分だって年を重ねていけば、日常生活に同じように不便を感じるようになるだろう。その時に、こんな便利...
すでに使っている文具が掲載されていた。 文房具フリークなので、便利と思って購入した文具だが、著者のように病気のせいで握力が弱く不便を感じるという方の視点は、色々と気づかせてくれた。 自分だって年を重ねていけば、日常生活に同じように不便を感じるようになるだろう。その時に、こんな便利なものがあるんだという知識は、とても役に立つはずだ。そして、これからも文具は進化していくだろう。
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親指を上下に動かすだけで切れる。 フィットカットカーブ、ツイッギー。 ペルヌーイカーブ刃。 サクサポシェ、コクヨ。 グルーレス刃、粘着テープにも効果あり。
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著者の障害の視点で紹介されている、タイトル通りの頼もしい文具。 掲載されているもの、5点使ってます。 老化のせい?か文字を書かなくなってから、ペンを握ることが苦痛になり、書きやすいものを求めているので助かります。 また、ダブルクリップの情報、困っていたので今まさに有難い情報! ...
著者の障害の視点で紹介されている、タイトル通りの頼もしい文具。 掲載されているもの、5点使ってます。 老化のせい?か文字を書かなくなってから、ペンを握ることが苦痛になり、書きやすいものを求めているので助かります。 また、ダブルクリップの情報、困っていたので今まさに有難い情報! と、いろいろ参考になりました。早速、文具店にGo! 文具だけでなく、いろいろな道具が誰にでも使いやすいものになる世界がひろがればと願います。
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これをみて、ずっと不便に思っていた事を解決してくれるマスキングテープカッターをみつけました! 良い文房具が沢山紹介されています
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なんらかの障害で、あるいは単なる加齢でも怪我でも、手先に力が入らなくなることは誰にでもあり、そんな時でも使いやすい文具を紹介する一冊。ウェブでの連載をまとめたもの。 章立ても下記の通りで独特だ。あるある、だ。 - 握る力が弱い - つまむ力が弱い - 引っぱる力が弱い - ての...
なんらかの障害で、あるいは単なる加齢でも怪我でも、手先に力が入らなくなることは誰にでもあり、そんな時でも使いやすい文具を紹介する一冊。ウェブでの連載をまとめたもの。 章立ても下記の通りで独特だ。あるある、だ。 - 握る力が弱い - つまむ力が弱い - 引っぱる力が弱い - てのひらを開く力が弱い - 指先がコントロールしにくい - 片手で使いたい - 弱い力でも使いやすいペンたち - 諦めなくてもいい、うれしい文具たち - 侮れない子ども向け文具たち 最初からそうした効果を狙って作られているものもあるが、可愛さを狙ってコロンとした形にしたら握りやすかったカッターとか、クルマのおもちゃみたいにして遊べるようにしたら片手だけでできた鉛筆削りとか、筆者が発見したデザインも多くあるのが面白い。 逆にいうと、あたりまえの道具だと思っているものが、どれほど複雑で精妙な手の運用を要求するものかを考えさせられる。 生き物が環境の中から発見する価値のことを生態心理学用語で「アフォーダンス」というのだが、本書はアフォーダンスの事例集だと言えそうだ。 製本も気が利いていて、ぱたっと開いて押さえなくても読みやすい。 利き手でない方の手でページをめくり、片手だけでペンを取り出してメモを取りながら、読み進めよう。
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