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斜陽の国のルスダン の商品レビュー

3.6

15件のお客様レビュー

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2026/03/01

宝塚の舞台映像を見てからこの本を読んだ。 さらに理解が深まって面白かった✨ 物語の中に入り込んで楽しく読めた!

Posted byブクログ

2025/12/09

ジョージアの女王ルスダンを主人公とした歴史小説。 ディズニーのようにシンプルなストーリーと平易な文章で読みやすかったが、あまりにも短く、また唐突な終わり方となった。

Posted byブクログ

2025/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

✩は3.5くらい。 大学まで日本史を専攻していたため、世界史は(個人的に興味があって調べまくったところ以外)高校1年生の世界史A止まり。当然ジョージアのことも、アルトゥルさんが住んでいるところだな、くらいで、地図上のどこにあるのかすら全く知らなかった。それでも、もっと早くルスダンやジョージアのことを知りたかった!と思うくらいには面白かった。 ストーリーは、史実を全く知らないがゆえに全てが予測不能で、新鮮な気持ちで読み終えられたが、ラストが意外と「ここで終わり!?」というところで終わってしまったので、やや不完全燃焼感があった(とはいえこれはこれで良かった気もする)。かなり薄い本なのに、思いの外内容は濃かったのでそこは良かったかな。 ただ、敗戦に敗戦を重ね悪手ばかり打ってきたルスダンを見ていて、最初は無能と思ってしまったが、彼女は彼女なりに一生懸命考えて生きていたわけで、負けたという結果だけで判断してしまうことは良くないとも改めて思った。戦には負けても、今もこうしてジョージアという国があるのだから。

Posted byブクログ

2025/09/07

ZUKAで上演された「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」の原作だそうで。 …やっぱり、原作フリークなんだろうか?と、たまに思ったりするけどね。 ここはどうだったんだろう?などと、ルスダンとディミトリ、それぞれの場面を勝手に妄想しながら読みましたとさ。 ジョージアの歴史にちょっと...

ZUKAで上演された「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」の原作だそうで。 …やっぱり、原作フリークなんだろうか?と、たまに思ったりするけどね。 ここはどうだったんだろう?などと、ルスダンとディミトリ、それぞれの場面を勝手に妄想しながら読みましたとさ。 ジョージアの歴史にちょっと興味が…こうやってイロイロと興味がとっちらかっていくんだよねー。

Posted byブクログ

2024/01/21

13世紀ごろのジョージアを舞台とする女王ルスダンと王配ディミトリの悲恋。 現地ではルスダン女王はあまり人気がないようですが、他国からの侵略が迫る中、国を守る重圧は私には想像できない領域だろうと思う。 この作品が同人誌から宝塚で舞台化されたというサクセスストーリーもおもしろい。

Posted byブクログ

2023/08/16

宝塚版とは大きな相違はなく心理描写が描かれているので芝居を再見するのが楽しみになった(当時) 結構淡々と書かれていて(個人的にはもう少し肉付けがあってもいいのになと思うが)読みやすい ジョージアの歴史は全く知らなかったので巻末の大使と著者の対談は色々勉強になりました

Posted byブクログ

2023/05/03

宝塚で舞台化されたので原作が気になり読んでみた。物語全体としてはかなり忠実に舞台化しているが、ルスダンの物語としては、最初の数ページがあることで結構印象が違うように感じた。 ジョージア大使との対談もあり、どんな文化や背景を持った国なのかを知ることができて興味深い

Posted byブクログ

2023/02/23

短いお話ながらストーリー性も高く、よく知らないジョージアの歴史も分かりやすく、想像以上に良かった。ディミトリとルスダンの愛の物語というのは嘘でなく、史実では決別していまう二人をこう繋げるのかと思った。中世は日本史でも今では考えられない残酷さがあるが、ヨーロッパの比じゃないなと感じ...

短いお話ながらストーリー性も高く、よく知らないジョージアの歴史も分かりやすく、想像以上に良かった。ディミトリとルスダンの愛の物語というのは嘘でなく、史実では決別していまう二人をこう繋げるのかと思った。中世は日本史でも今では考えられない残酷さがあるが、ヨーロッパの比じゃないなと感じた。簡単に女子供は皆殺し、見せしめ。ルスダンは評価されていないそうだが、対談にもある通り、モンゴルとホラズムの侵攻下にあっては誰が為政者でも同じ結末だったのではないかと思う。まあ恐らくディミトリの以外の男との密通がイメージを低下させているような気もするが。 巻末の対談も非常に良かった。妻曰く、この大使は最近SNSの発信が人気だそう。確かにジョージアという国への関心が非常に高まった。ジョージアと日本の歴史の違いは、日本は放っておけば孤立するため外国と如何に接するかが重要な一方で、ジョージアは放っておけば他国から侵攻されるため如何に独立を保つかが重要だとというのは興味深かった。

Posted byブクログ

2023/02/20

宝塚の舞台を見てから、原作が一次同人誌と知って調べたらこちらで売られていたので購入。 とても良かったです!! 舞台は本当小説のままといっていいほど、忠実に再現されているし華やかな宝塚らしい舞台でしたし、小説では舞台では語られていなかった内容を知ることができます。 最後には作者さん...

宝塚の舞台を見てから、原作が一次同人誌と知って調べたらこちらで売られていたので購入。 とても良かったです!! 舞台は本当小説のままといっていいほど、忠実に再現されているし華やかな宝塚らしい舞台でしたし、小説では舞台では語られていなかった内容を知ることができます。 最後には作者さんの後書きとジョージア大使館のかたとの対談も読めて良いです。

Posted byブクログ

2023/01/28

グルジア(今のジョージア)に実在したルスダン女王。 彼女について現在まで語り継がれているエピソード、逸話に興味を抱いた作者が、彼女の激動の人生を史実に基づきながら想像して書いた本作。 ルスダン女王は、女王の不貞のために夫と壮絶な夫婦喧嘩をしていたという逸話が残っているらしい。そん...

グルジア(今のジョージア)に実在したルスダン女王。 彼女について現在まで語り継がれているエピソード、逸話に興味を抱いた作者が、彼女の激動の人生を史実に基づきながら想像して書いた本作。 ルスダン女王は、女王の不貞のために夫と壮絶な夫婦喧嘩をしていたという逸話が残っているらしい。そんなルスダンの人生を、夫との壮大な愛の物語に昇華させた。ロマンチックな作品だ。 私は宝塚舞台を観て、原作も読んでみたくなった。 読んでびっくりしたのは、舞台が全くの原作通りだったということだ。 通常、原作有りの舞台ってかなりの潤色や設定変更が行われるのが常。その辺は、漫画をアニメにする際のトレースとは全く異なるのが、舞台だ。 しかし、今作は舞台で印象的だった台詞のひとつひとつまで、ほぼ原作にそのままの形で登場していて、原作通りだった。この本読めば、舞台を脳内再生できるので、舞台観て気に入った人はこの本読むと良いだろうと思う。 原作と舞台が違うところといえば、ルスダンではなくその夫ディミトリが主役であること、ルスダンとディミトリに反発する出所不明の噂話などの出所が、スリム舞台ではすべてアヴァクになっているところ、最後のルスダンとアヴァクの和解シーンが原作では書かれてないこと…だろうか。でも、本当に些細な潤色、変更だと思う。 私はアヴァク役の暁さんのファンなので、演出家先生がアヴァクに最後良いシーンをもってきてくれてアヴァクをただの悪役にしなかったことに感謝しました。ここまで悪役にしたままでは終われない…ですよね! そして、ほぼそのまんま舞台化できるほどに魅力的なセリフ溢れる小説を書かれた作者様にも、大きな拍手。 ルスダンの最期を知った上で舞台のラストを観ると、感動もひとしおです。 人間だからいつか死ぬし、史実上の人物であるルスダンもディミトリも既にこの世にはいないことは理解していても、死ぬシーンを読むと頭にこびりつく。 この本はフィクションだけど、死にゆくルスダンも、ディミトリも、愛するもののために死んだ。 ディミトリは、ルスダンと我が子のために。 ルスダンは、ジョージアという国のために。 そしてギオルギは、愛する妻のために別れを選んだ。 舞台のキャッチコピーである「勇気とは、なにか」。 愛するもののために死ぬこと、別れること。 現代ではそれを「勇気」と呼ぶ価値観はない。現代では、生きることのほうが難しいとされているからだ(そういえば、ディミトリの一作前に上演されていた「蒼穹の昴」ではそうだったな。宝塚って、つながってるな〜!)。 しかし、モンゴルとイスラム国からの襲撃にさらされ国が奪われかけるとき、信仰する宗教が奪われるとき、死が身近にありすぎる時代と場所にあっては「何のために自分の命を使うのか、何のために死ぬのか」という価値観が美しく、それが勇気だと讃えられたのだと思う。 勇気という言葉の意味は、時代と背景で変わるということか。 でも、変わらない価値観もある。それは、前に進み続けること、必死に生きることが勇気だということだ。 ボーッと生きることや現状維持が許されなかったであろうこの本の登場人物たち。常に葛藤する思いを抱きながらも、信じるもの、愛するもの、守りたいもののために前に進み続け、必死に生きる。その行く末が、死あるいは別れであっても。 勇気について、そんなふわっとしたイメージを抱いた。 現代の日本では、普段生きていて「勇気」について考えることなんてないよね。それだけ平和だってことなのかな。

Posted byブクログ