ゾンビ3.0 の商品レビュー
あれとあれを1.0と2.0にするならこれは確かにこれは3.0だわ。あまりグロテスクな描写はないので、グロいのはちょっとっていう人でも面白く読めます。
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突如世界で同時多発的に起こったパニックは、まさしくゾンビ映画そのものだった。しかしウィルスや細菌のせいとするには不可思議なことが多すぎる。予防感染研究所に閉じ込められた研究員たちはゾンビ化の謎を解き、この災厄を収めることができるのか。ゾンビ好き必読のホラーです。 王道ど真ん中のゾ...
突如世界で同時多発的に起こったパニックは、まさしくゾンビ映画そのものだった。しかしウィルスや細菌のせいとするには不可思議なことが多すぎる。予防感染研究所に閉じ込められた研究員たちはゾンビ化の謎を解き、この災厄を収めることができるのか。ゾンビ好き必読のホラーです。 王道ど真ん中のゾンビものと思わせておいて、この理論は斬新かも。かなりのトンデモ理論だとは思うのですが、そういうことがあるかもしれない、と思わされてしまうところは少し怖いです。しかしそれにしても、並みいる研究者よりもゾンビファンの大学生の方がこの事態では頼もしく見えてしまうところが面白いなあ。でもたしかにいろんな「常識」が、ゾンビ映画で培われていると思いますもん(笑)。 ゾンビホラーとして楽しめるのはもちろんですが。研究所に迷い込んだ刑事・一条の目的に関する謎も読みどころです。彼は敵なのか味方なのか、そしていったい何を企んでいるのかにどきどきさせられました。
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面白かったんだけど帯に書いてあった「韓国も認める真ゾンビ理論小説」ってのに疑問。 韓国って別にゾンビ発祥の地でもないし作中何かキーになるような所もなかったしかなりモヤった。
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アメリカよ、これが新しいゾンビだ! - 石川智健「ゾンビ3.0」★★★★☆ ゾンビというとまず思い浮かぶのは「28日後…」だ。”ゾンビ=鈍足”という概念をふっ飛ばして全速力で迫ってくるゾンビは恐怖以外の何物でもなかった。日本ではゾンビは流行らないので、ブラピの「ワールドウォーZ...
アメリカよ、これが新しいゾンビだ! - 石川智健「ゾンビ3.0」★★★★☆ ゾンビというとまず思い浮かぶのは「28日後…」だ。”ゾンビ=鈍足”という概念をふっ飛ばして全速力で迫ってくるゾンビは恐怖以外の何物でもなかった。日本ではゾンビは流行らないので、ブラピの「ワールドウォーZ」ではゾンビを隠して宣伝するという驚きのゾンビ映画だったww 本作「ゾンビ3.0」も驚きみに満ちている。歴史を紐解くと・墓から出てくるのが、ゾンビ1.0 ・ウイルス性のが、ゾンビ2.0 そして本作は「ゾンビ3.0」です。驚愕してください。噛まれるだけじゃなく、他の方法でもゾンビ化します。絶望しかないです。私なら生き残れません。 原因特定を目指す後半は文字だとキツイ(そこだけ減点)のでハリウッドの皆様ぜひ映画化をお願いします。Netflixさんも可です。 著者の石川さんはデビュー作の「グレイメン」でもそうだったが、壮大な映像作品を描くのがうまいな! #引用 ・未知は、恐れに繋がる。その恐れを克服するためには、未知を明らかにするしかない。
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う~んという作品だったら。 開始10ページくらいで、同時多発的に世界でゾンビが突然現れパンデミックになる状況に えっ?てなった。早すぎやろ。 噛まれたり、怪我したらゾンビになるのわかるけど、突然変異でゾンビになるパターンもあった。 ゾンビになってしまう原因を突き止めようとするみ...
う~んという作品だったら。 開始10ページくらいで、同時多発的に世界でゾンビが突然現れパンデミックになる状況に えっ?てなった。早すぎやろ。 噛まれたり、怪我したらゾンビになるのわかるけど、突然変異でゾンビになるパターンもあった。 ゾンビになってしまう原因を突き止めようとするみんな。老化がゾンビになる原因とのこと。 終盤、加瀬が警察官の一条の嫁、子供を殺害した話にとんだが、この描写いらんやろ。 お勧めはしない本であった。
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ゾンビ物はもともと好きなので、テンション高めで読了。 予防感染研究所といういかにもな舞台に、最初は安全だが、その内研究所内にもゾンビが入り込んでくるところはゾンビ物では定番。 そうかそうか、ゾンビとは戦う気になれるんだと納得。確かにまだ勝てる見込みはありそうな気がする。香月や加...
ゾンビ物はもともと好きなので、テンション高めで読了。 予防感染研究所といういかにもな舞台に、最初は安全だが、その内研究所内にもゾンビが入り込んでくるところはゾンビ物では定番。 そうかそうか、ゾンビとは戦う気になれるんだと納得。確かにまだ勝てる見込みはありそうな気がする。香月や加瀬などはゾンビをあまりよく知らなかったが、何となく世の中の大半の人は知っていると思っていた。 噛まれてゾンビになる人とゾンビに食べられて死んでしまう人がいることの謎から、香月たちが思考していく様が面白かった。(ちょっと小難しい部分もあったけれど。) なるほど、そのパターンは今まで私が触れてきたゾンビ物にはなかった。大体は噛まれて感染だったから。新感覚ではあったけれど、実際起きたらこんなのもう絶望的だよね。いつ発症するか分からない恐怖に気が狂いそうだ。 それでも生きていこう考えようとできる人間はやっぱり凄い。
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書店の本棚を眺めていたら、タイトルが目について、ゾンビ小説とか熱いな(ゾンビドラマ、アニメ漫画大好き)と思いながら購入。 わずか10数ページで起きるパンデミックから、ゾンビがはびこる世界で生き残る道を探る世界はすぐにのめり込めました。 ゾンビに勝つのは武力なのか科学の力なのか...
書店の本棚を眺めていたら、タイトルが目について、ゾンビ小説とか熱いな(ゾンビドラマ、アニメ漫画大好き)と思いながら購入。 わずか10数ページで起きるパンデミックから、ゾンビがはびこる世界で生き残る道を探る世界はすぐにのめり込めました。 ゾンビに勝つのは武力なのか科学の力なのか。 ゾンビがはびこる世界を短期決戦で決着をつけるお話。 パンデミックが起きて、安全な場所にいるけども家族と連絡がとれなくなった時、どういう行動をとるのかというところから考えさせられるもので、危険をおかしてでも家族を探しに行くのか、止まるのかという選択がはじめの段階で突きつけられたり、そもそも、初期の段階で、いくら理性を失ったゾンビとは言え、人間であることにはかわりないので、攻撃あるいは反撃して良いのか難しいよなぁという現実的な生々しさがあるということに気がつきました。 襲ってくるから反撃する、制圧なんて普通はできないですよね、確かに。 そして、ゾンビの謎に迫るミステリー要素もあり、ゾンビとは何なのか、なぜ噛まれたら直ぐにゾンビになるのか、対抗策はあるのかという視点でゾンビと戦っていく過程は面白いです。 ゾンビのはびこる世界は想像だけにしてほしいですが、こういう世界で生き残ることって本当に大変だと思いつつ、ゾンビがはびこる世界で少し生きてみたいと思うのはどこか日常に疲れていたり、非日常の世界を見てみたいという願望なのかなと思いました。 面白かったと素直に言いたい。
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今の現実世界でドラマや映画のようにゾンビが世界中に現れたらどうなるかのお話。 予防感染研究所勤務する女性が主人公。 隔離されている研究所で生き残る為に何ができるのか。 ゾンビは突然どこから現れたのか。 何かしらの抵抗は可能なのか。 そこを探る。 なかなか楽しめます。 最終的に...
今の現実世界でドラマや映画のようにゾンビが世界中に現れたらどうなるかのお話。 予防感染研究所勤務する女性が主人公。 隔離されている研究所で生き残る為に何ができるのか。 ゾンビは突然どこから現れたのか。 何かしらの抵抗は可能なのか。 そこを探る。 なかなか楽しめます。 最終的にきちんとまとまっています。 コロナ禍を経験し、ゾンビの登場もないとはいいきれないのかもしれない。 そんなことを考えさせられる一冊。
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