もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を の商品レビュー
もう、前半はヒロインに際限なく訪れる悲劇の数々に涙が止まりませんでした。(ᵑ ᵔ ᵑ`∘)。ゥゥ… これ以上、この心優しく誰よりも皇太子を一途に想う彼女から何も奪わないで欲しいと何度願ったか知れません。。。 自国で虐げられ、初恋の人に嫁いで幸せになるはずがそこでも「リデアの姫」と...
もう、前半はヒロインに際限なく訪れる悲劇の数々に涙が止まりませんでした。(ᵑ ᵔ ᵑ`∘)。ゥゥ… これ以上、この心優しく誰よりも皇太子を一途に想う彼女から何も奪わないで欲しいと何度願ったか知れません。。。 自国で虐げられ、初恋の人に嫁いで幸せになるはずがそこでも「リデアの姫」という肩書きしか見ない人々によって憎まれ苦しめられ...誰も、ヒーローですら信じてくれなくてもただ愛する人と愛する人の守りたいもののために自身を犠牲にし続けるヒロインに胸が締め付けられそうな思いでした。゚(゚´ω`゚)゚。 やっとヒロインの素晴らしさが知られた時には全てが手遅れで、真実を知ったヒーローの絶望は計り知れません。凄まじい勢いでヒロインを取り戻すために必死なヒーローはとても痛々しかったです。幸せになるための道のりが遠すぎて号泣しっぱなしでしたが、深く反省したヒーローの溺愛と優しく包み込むような温かさを感じられる態度と甘々でひだまりみたいな番外編に癒されました(*´˘`*)♡ 嫁いで来た時に向けられた幸せそうな笑顔は1度は失われてしまいましたが、それ以上の幸せを帯びて再びヒーローに向けられた時には感動も一入でした(৹ᵒ̴̶̷᷄ωᵒ̴̶̷᷅৹)♡ 幸せを享受することに怯え、度々不安になるヒロインに何度でも愛を伝えるヒーローが素敵です!もう二度とヒロインが傷つかないように徹底している所もすごくよかったです。そしてヒーローのためなら普段逆らえないようなどんな相手にも気丈に立ち向かうヒロインが最初から最後まで本当にブレなくて健気で応援したくなります!! 2人でたっぷり幸せになって欲しいです♡
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なろうで読んで涙無しでは読了できなかった作品 コミカライズされ今はなろうでは読めなくなってしまったので また読み返したいと思っていてらKindle Unlimitedで読むこと ができまた感涙してしまった。 なかなかのドアマットヒロインだけどヒロインのヒーローへの 無償の愛が素晴らしすぎる ヒーローも何故ヒロインをそこまで嫌っていたのか謎だか改心 した後はヒロインの心に寄り添って全身全霊で愛する姿は良 かった。
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小説家になろう発、コミカライズの原作。 誰にも祝福されず、敵国の皇太子・キースファルトの妻となったティナーリア。王女として生まれながら家族に使用人以下の扱いを受けていた彼女に、幼い頃初めて笑いかけてくれた彼の事をただひたむきに愛するヒロインのお話し。 健気ヒロイン、不憫ヒロイン、泣ける物を読みたい時にピッタリ。何度も読み返して手元に置いておきたい至宝の1冊。 ほとんどが可哀想な扱いのまま物語が進行。ハピエンのタグがついてなければ途中で挫折して本を閉じそうなくらい不憫な状況が続きます。 過去トップ10に入る泣ける本です。 Webにはなかった後半の追加書き下ろしでやっと溺愛のターンに入ります。 なろうに側近のスピンオフ、ムーンライトに幻の閨の続編あり。
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まんまと泣いてしまった……。不憫ヒロイン好きよ。 ただ、本筋とは関係ない所でひとつ気になったのは、ヒロインちゃんに渡すはずのお金が着服されてしまって一銭もなかった、という表現は、ちょっと日本じゃないから世界観を崩してしまうかなぁ、と。通貨単位をアバウトにして銅貨一枚もなかったとか、そういう方が一瞬我に返らないで読める。 あ、あと、校正ちゃんとしてw 脱字がいくつもありましてよ。
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Web版で読んだ時も中盤から終盤の展開がしんどかったのだが、改めて書籍版で拝読してやはり絶望感に見舞われるという。 祖国でも碌な扱いを受けず、初恋相手の元に嫁げても、当の初恋相手に軽んじられ、それでも彼の役に立とうと異変を見つけて訴えても聞き届けられず……しまいには、自分の命ひとつで彼の国を救いはしたが、敵国の王に身も心も傷つけられてボロボロになってしまう。 主人公をここまで痛めつけんでもいいだろうにという鬱展開。 彼が彼女を初恋相手と認識した頃には既に一方的に処女を奪った後だったし、周囲も彼女を軽んじていたことを猛省した頃にはもう何もかも遅かった。 ここから、彼女がどう救われるのだという。 今こうして書いているだけで辛くなってきた。 本当に男性陣たちには猛省していただくとして、救いは彼女の侍女や孤児院の院長、子供たちなど理解者はいた点。 そして、ここまで落とされても、彼女の本質は変わらなかった点。 本当に聖女だよ…… 勿論トラウマは残って、救出直後は初恋相手の彼すら拒絶する状態だったけれども(自業自得と言い切るには気の毒になるほど) それでも乗り越えて、彼の溺愛が何とか彼女を繋ぎ止めて、無事に結ばれてめでたしめでたし。 ……だけでは、とてもじゃないが、前述の鬱展開の雰囲気を払拭できない。 という訳で、後半はもう砂糖たっぷりの後日談。 一部騒動はあるけれども、とにかく幸せたっぷりの後日談。 それで読んでいるこちらもようやく彼女の本当の幸せを安心して受け止められた。 それだけの激甘展開を持ってこないと本編と相殺できないのだから、本編どれだけの怪物作だよという。 もうね、読む方はぜひ本編を無事に乗り越えて、後日談で胸いっぱいになって欲しいと思う。
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