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サークルで一番可愛い大学の後輩(2.) の商品レビュー

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2022/12/22

期末試験が終われば夏休みが始まる。青春時代としては見逃せないイベントが目白押し…の筈が付き合っている訳でもなく、メインの繋がりが文化祭実行委員だと会う機会が制限され、その流れでイベントも起こしにくいのか イベント以外では頻繁に互いの家を行き来していても、それだって何かと理由を付け...

期末試験が終われば夏休みが始まる。青春時代としては見逃せないイベントが目白押し…の筈が付き合っている訳でもなく、メインの繋がりが文化祭実行委員だと会う機会が制限され、その流れでイベントも起こしにくいのか イベント以外では頻繁に互いの家を行き来していても、それだって何かと理由を付けてのものであり日常風景 牧村も美園も積極的に誘いをかけるタイプではないから、会う理由が必要なイベントというだけで足踏みしてしまうのか だからこそ、周囲の人間が二人の恋心を知り、手助けする事で二人をサポートするわけだ まあ、それでも変に生真面目な二人だから周囲に見守られていると知っても、自分の流儀を崩そうとはしないのだけど そういった意味では偶然の助けにより花火大会の約束を交わせたのは良かったね そして花火大会は甘々の甘々でしたね…… 周囲がカップルだらけの空間とはいえ、間接キスして頭を撫でて手を繋いで… それは傍から見ればカップル同然の振る舞い。もうここまで来れば有耶無耶の内に付き合っている事にしたって良いんじゃないかと思えてしまうけど、相手に自分を好きになって貰いたいという純な想いが二人の進展を留めてしまうようで でも周囲の者達が知っているように二人は既に両思い。これ以上相手の好感度を上げるなんて難しい話で だから二人に必要だったのは一歩を踏み出す勇気だったのだろうな でも二人が二人のまま交流を続けていたら臆病を抜け出す勇気なんて出せやしない。そう思えば、美園に想いを寄せる長瀬の宣言は良い意味で牧村を焦らせるものになったと判る 又、牧村に届いた偽ラブレターも美園を不安定にさせるものになったようで 今の温度が気持ち良いからとぬるま湯に浸かっていたらいつかその温かみを失うかもしれない。自分の想いを告げるなんて恐ろしくても一歩を踏み出さなければならない時は来る なら、美園の不安が最大級に高まったあの瞬間に放つ言葉を間違えなかった牧村はよくやったね 正直、1巻の時点で交際開始に辿り着けそうもなかったものだから、この曖昧な関係のまま続いていくかと思っていたよ 恋愛モノでは交際開始の瞬間がピーク。本作がこれからどのような甘々な日々を描いていくのか想像できる部分と想像出来ない部分が五分五分といった印象だけれど…

Posted byブクログ